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おおさきエフエム放送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
特定非営利活動法人おおさきエフエム放送
国籍 日本の旗 日本
格付 特定非営利活動法人
法人番号 9370205001905 ウィキデータを編集
設立日 2012年2月9日
代表者 井上 正次
郵便番号 〒989-6165
事務所 宮城県大崎市古川十日町9-28
菅原ビル1F
外部リンク https://oosaki-fm.or.jp/
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特定非営利活動法人
おおさきエフエム放送
OOSAKI-FM Broadcast
愛称 OCR FM835
コールサイン JOZZ2BF-FM
周波数/送信出力 83.5 MHz/20 W
本社・所在地
989-6165
宮城県大崎市古川十日町9-28
菅原ビル1F
設立日 2012年2月9日
開局日 2013年6月15日
演奏所 所在地と同じ
送信所 大崎市田尻加護坊山
放送区域 大崎市、涌谷町、美里町の各一部
ネット配信 FM++
公式サイト https://oosaki-fm.or.jp/

特定非営利活動法人おおさきエフエム放送(おおさきエフエムほうそう)は、宮城県大崎市遠田郡涌谷町美里町の各一部地域を放送対象地域[1]として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。

OCR FM835の愛称でコミュニティ放送をしている。旧愛称はBikki-FM(びっきエフエム)[2]

概要

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2013年(平成25年)開局。 宮城県初の特定非営利活動法人によるコミュニティ放送局である。

愛称の「OCR」は「大崎コミュニティラジオ」の略[3]である。 旧愛称の「びっき」は仙台弁カエルのことで「地域に帰る」、「地域を変える」などの意味がこめられている[4]

当初、本社・演奏所(スタジオ)は大崎市古川七日町の第一佐々木屋ビルにあったが、2019年(令和元年)に大崎市三本木の大崎市三本木庁舎に移転した。

送信所は大崎市田尻加護坊山にあり、特定地上基幹放送局呼出符号JOZZ2BF-FM呼出名称おおさきエフエムほうそう周波数83.5MHz、空中線電力20Wで放送区域は大崎市、涌谷町、美里町の各一部地域[5]

  • 放送エリアは、大崎市、美里町、涌谷町の一部[2]と称している。

インターネット配信FM++による。

自社制作番組以外は、ミュージックバードを放送していた。

大崎市と周辺の三町とは、災害時における放送要請に関する協定を締結 [6][7][8][9]している。

沿革

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  • 2010年(平成22年)
    • 7月 - 有志により「おおさきFM放送局設立発起人会」を設立、ミニFM「飛夢」を運用
  • 2011年(平成23年)
    • 3月15日 - 東北地方太平洋沖地震に際し、大崎市が臨時災害放送局(呼出符号JOYZ2P-FM、呼出名称おおさきさいがいエフエム、周波数79.4MHz、空中線電力50W)の免許を取得[10]
      • 既存のコミュニティ放送局の増力ではなく、発起人会が大崎市に呼びかけて開設
    • 5月14日 - おおさきさいがいエフエム廃局[10]
  • 2012年(平成24年)
    • 2月6日 - 特定非営利活動法人おおさきエフエム放送設立の認証[11]
    • 2月9日 - 特定非営利活動法人おおさきエフエム放送設立の登記[2]
  • 2013年(平成25年)
    • 4月24日 - 特定地上基幹放送局の予備免許取得[12]
    • 6月7日 - 特定地上基幹放送局の免許取得[1][13]
    • 6月15日 - Bikki-FMの愛称で正午に開局[2][13]
    • 7月17日 - 大崎市と「災害時における放送要請に関する協定」を締結[6]
    • 7月25日 - 加美町と「災害時における放送要請に関する協定」を締結[7]
    • 8月27日 - 湧谷町と「災害時における放送要請に関する協定」を締結[8]
  • 2017年(平成29年)
    • 5月1日 - FM++によるインターネット配信開始[14]
  • 2018年(平成30年)
    • 1月29日 - 色麻町と「災害時における放送要請に関する協定書」を締結[9]
  • 2019年(令和元年)
    • 6月14日 - 古川七日町からの放送は午後5時終了[15]
    • 6月15日 - スタジオを三本木に移転し放送開始[15]
    • 11月18日 - 本社を三本木に移転[16]
  • 2021年(令和3年)
    • 4月1日 - 愛称をOCR FM835に変更[3]
  • 2024年(令和6年)
    • 3月29日 - 移転とメンテナンスを理由に17時から放送を休止
    • 6月7日 - 本社・スタジオを古川十日町に移転[16]
    • 7月29日 - 13時に放送再開

関連項目

[編集]

脚注

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  1. ^ a b 宮城県大崎市のコミュニティ放送局に免許 - 宮城県大崎市のコミュニティ放送局に免許 − 宮城県内で8事業者目のコミュニティ放送局 -(東北総合通信局 報道資料 平成25年6月7日)(2014年2月6日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  2. ^ a b c d 法人概要・沿革(Bikki-FM) - ウェイバックマシン(2013年6月17日アーカイブ分)
  3. ^ a b OCR FM835 - ウェイバックマシン(2021年4月12日アーカイブ分)
  4. ^ OCRFM83.5 おおさきFM(Studio ASP) - ウェイバックマシン(2021年12月2日アーカイブ分)
  5. ^ 無線局の概要(宮城県大崎市のコミュニティ放送局に免許 - 宮城県大崎市のコミュニティ放送局に免許 − 宮城県内で8事業者目のコミュニティ放送局 - 【別紙1】(東北総合通信局 報道資料 平成25年6月7日))(2014年2月6日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  6. ^ a b 災害時における協定一覧表(自治体間等相互応援協定を除く)2-2(大崎市地域防災計画資料編p.72(大崎市 - 計画 - 策定済みの計画)) - ウェイバックマシン(2014年8月13日アーカイブ分)
  7. ^ a b 万が一に備え、災害支援に関する協定を締結(加美町 - 広報かみまち - 平成25年9月号 p.4)(2013年10月17日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  8. ^ a b おおさきエフエムとの災害時における放送要請に関する協定(湧谷町 - 防災・交通安全・防犯 - 防災 - 防災に関する協定)(2013年11月7日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  9. ^ a b 資料2-12-30(色麻町 - 防災 - 色麻町地域防災計画の改訂(平成31年3月)について - 資料編pp.117ー118)(2019年7月9日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  10. ^ a b 被災市町村等による臨時災害放送局の免許状況 平成24年10月9日現在(東北総合通信局 - 災害情報)(2012年10月16日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  11. ^ おおさきエフエム放送 2012年3月31日更新(内閣府NPOホームページ - NPO法人ポータルサイト)(2016年8月3日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  12. ^ 宮城県大崎市のコミュニティ放送局に予備免許 - 宮城県内で8事業者目のコミュニティ放送局 -(東北総合通信局 報道資料 平成25年4月24日)(2014年2月3日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  13. ^ a b コミュニティ放送の現状 平成27年7月10日現在(総務省電波利用ホームページ - 電波利用システム - 放送関係)(2013年8月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  14. ^ FM++ご利用のFMコミュニティ一覧(FM++) - ウェイバックマシン(2017年7月3日アーカイブ分)
  15. ^ a b Bikki-FM - ウェイバックマシン(2019年7月5日アーカイブ分)
  16. ^ a b 特定非営利活動法人おおさきエフエム放送の情報(法人番号公表サイト)

外部リンク

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