コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

やまがたシティエフエム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やまがたシティエフエム株式会社
愛称 Vigo FM
コールサイン JOZZ2AT-FM
周波数/送信出力 78.8 MHz/20 W
本社・所在地
990-9578
山形県山形市中桜田3-1-11
北緯38度13分0.4秒 東経140度19分58.5秒 / 北緯38.216778度 東経140.332917度 / 38.216778; 140.332917座標: 北緯38度13分0.4秒 東経140度19分58.5秒 / 北緯38.216778度 東経140.332917度 / 38.216778; 140.332917
開局日 2002年10月21日
廃局日 2016年7月22日
演奏所 所在地と同じ
送信所 山形市城南町1丁目16-1   霞城セントラル屋上
中継局 なし
放送区域 山形市の一部

やまがたシティエフエム株式会社は、山形県山形市の一部地域を放送区域とする超短波放送(FM放送)をしていた特定地上基幹放送事業者である。 Vigo FM(ヴィーゴ・エフエム)の愛称でコミュニティ放送をしていた。

概要

[編集]

2002年(平成14年)、山形市で2局目のコミュニティ放送局として開局した。これにより、東北地方では政令指定都市である仙台市以外で唯一の複数コミュニティ放送局が存立する市となった。

本社と演奏所スタジオ)は山形市中桜田青春通りに、送信所はJR山形駅西口霞城セントラル屋上(開局当初の送信所は、運営母体であったサンセットスタジオ [1](山形市大字中桜田7-42))にあった。 放送局(現・特定地上基幹放送局)の呼出符号JOZZ2AT-FM周波数78.8MHz、空中線電力20Wで送信していた。

月曜0 - 5時及び火 - 金曜の3 - 5時は放送を休止していた。

2016年(平成28年)7月21日に放送を停止[2]東日本大震災後、広告収入が減少し売上げ減少に歯止めがかからず資金繰りに行き詰まり事業継続を断念した[3]もの。 翌22日に事業を停止して自己破産山形地方裁判所に申請、特定地上基幹放送局は東北総合通信局に廃止届が受理され[4]、廃局となった。 8月23日に山形地裁は破産手続開始の決定をした[5]

沿革

[編集]
  • 2002年(平成14年)
    • 6月28日 - 放送局の予備免許を取得[6]
    • 10月18日 - 放送局の免許を取得[7]
    • 10月21日 - 開局。
  • 2011年(平成23年)3月31日 - 自社番組以外の放送時間帯のエフエムインターウェーブ(現・InterFM897)のサイマル放送を終了。
  • 2016年(平成28年)
    • 7月21日 - 放送終了。
    • 7月22日 - 事業を停止し破産手続開始の申立て、特定地上基幹放送局は廃局。
    • 8月23日 - 山形地裁が破産手続開始を決定。
  • 2017年(平成29年)10月18日 - 清算結了[8]

主な番組

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ サンセットスタジオ
  2. ^ 山形のVigo FMが放送停止(山形新聞 2016年7月22日) - ウェイバックマシン(2016年7月23日アーカイブ分)
  3. ^ シティエフエム、自己破産へ(山形新聞 2016年7月23日) - ウェイバックマシン(2016年7月24日アーカイブ分)
  4. ^ 超短波放送局(コミュニティ放送局)の廃止 - 総務省東北総合通信局2016年7月22日プレスリリース
  5. ^ やまがたシティエフエム(株)(山形)/破産手続き開始決定(JC-NET 2016年9月2日) - ウェイバックマシン(2016年9月4日アーカイブ分)[出典無効]
  6. ^ 山形市2局目のコミュニティ放送局に予備免許を付与(東北総合通信局 報道資料 平成14年6月28日)(2009年7月22日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  7. ^ 山形市2局目のコミュニティ放送局に免許を付与(東北総合通信局 報道資料 平成14年10月18日)(2009年7月22日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  8. ^ やまがたシティエフエム株式会社の情報 法人番号公表サイト

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]