コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ニューメディア (ケーブルテレビ局)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社 ニューメディア
New media Co.,Ltd.
米沢センター(本社)
種類 株式会社
略称 NCV
本社所在地 日本の旗 日本
992-0044
山形県米沢市春日4-2-75
設立 1986年(昭和61年)6月5日
業種 情報・通信業
法人番号 4390001010047 ウィキデータを編集
事業内容 有線テレビジョン放送事業
電気通信事業
システム開発事業
メディア事業
代表者 代表取締役社長 金子 敦
資本金 10億8690万円
純利益 8億6,726万円
(2024年3月期)[1]
総資産 90億4,422万4,000円
(2024年3月期)[1]
従業員数 180名
主要株主 金子建設工業(株)28.02%
(株)HKY 23.69% [2]
外部リンク https://www.ncv.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社ニューメディアは、山形県米沢市に本社をおく第三セクターケーブルテレビ局である。

また超短波放送(FM放送)の特定地上基幹放送事業者でもある。

概要

[編集]

1986年6月、山形県や置賜地方自治体の他、民間企業も出資する第三セクター方式で設立される[3]。当初は米沢市のみをサービスエリアにしていたが、順次、南陽市川西町高畠町にも対象エリアを広げた。

2000年10月1日、加入者の伸び悩みから経営難に陥っていた函館ケーブルテレビ放送から営業譲渡され[3]、翌年4月、NCVは函館センターを開局した。

2008年9月にメディアッティ・コミュニケーションズからケーブルネット新潟の経営権を取得。翌2009年1月にNCVは同社を合併した。

2017年7月、NCVが福島センターを開局。福島市においてケーブルテレビが初めて進出した[4]

NCVの略称は「ニコニコケーブルテレビジョン」(Nikoniko Cable teleVision)と「ニューセンチュリービジョン」(New Century Vision)の二つの意味を持つ。本社(米沢地区)・福島センターでは主に前者が、函館センター・新潟センターでは主に後者が用いられる。

沿革

[編集]
  • 1986年(昭和61年)6月5日 - 株式会社ニューメディア米沢(ニューメディアよねざわ)設立。
  • 1987年(昭和62年)4月 - 開局。
  • 1996年(平成8年)7月 - 郵政大臣より第1種電気通信事業許可。
  • 1997年(平成9年)4月 - デジタルデータ伝送(エリア内イントラネット)事業開始。
  • 1998年(平成10年)4月 - インターネットを含むデジタルデータ伝送事業開始。
  • 2000年(平成12年)
    • 7月 - 株式会社ニューメディアに社名変更。
    • 10月1日 - 函館ケーブルテレビ放送株式会社を譲受。
  • 2001年(平成13年)4月 - 函館センターが開局。
  • 2008年(平成20年)9月 - 株式会社メディアッティ・コミュニケーションズから株式会社ケーブルネット新潟の経営権を取得。
  • 2009年(平成21年)1月 - 「株式会社ケーブルネット新潟」と合併。
  • 2016年(平成28年)3月 - 開局に先立て「福島センター」のホームページを開設。
  • 2017年(平成29年)7月 - 福島センターが開局。

サービスエリア

[編集]

主な放送チャンネル

[編集]

地上波系列別再送信局

[編集]
エリア NHK-G NHK-E NNN/NNS ANN JNN TXN FNN/FNS JAITS
本社(米沢地区) NHK山形 山形放送 山形テレビ テレビユー山形 さくらんぼテレビジョン
函館センター NHK函館 札幌テレビ放送 北海道テレビ放送 北海道放送 テレビ北海道 北海道文化放送
新潟センター NHK新潟 テレビ新潟放送網 新潟テレビ21 新潟放送 NST新潟総合テレビ
福島センター NHK福島 福島中央テレビ 福島放送 テレビユー福島 福島テレビ

テレビ局

[編集]

ホームターミナル

[編集]
ch エリア
本社(米沢地区) 函館センター
1 ファミリー劇場 UHB北海道文化放送
2 TUYテレビユー山形 BSフジ
3 スペースシャワーTV TVhテレビ北海道
4 SAYさくらんぼテレビジョン NHK函館総合
5 日テレNEWS24 BS-TBS
6 NHK山形Eテレ HBC北海道放送
8 NHK山形総合 HTB北海道テレビ放送
9 NCV9チャンネル 地域情報チャンネル
10 YBC山形放送 NHK函館Eテレ
11 YTS山形テレビ BS日テレ
12 スーパー!ドラマTV STV札幌テレビ放送
13 TBSチャンネル(終了) BS朝日
14 旅チャンネル(終了) BSテレ東
15 アニマルプラネット(終了) ウェザーニューズ
16 ショップチャンネル 放送大学テレビ
17 NHK BS1(終了) NCV文字情報館
18 NHK BSプレミアム(終了) ショップチャンネル
19 WOWOW(終了)  
20 QVC
22 NCVかわら版(文字情報)  
23 お天気情報  
28 ガイドチャンネル
市民循環バス運行情報(7:00 - 20:00)
NHKBS1(終了)
29   NHKBSプレミアム(終了)
30 朝日ニュースター(終了)  
31 ディスカバリーチャンネル(終了)  
32 チャンネルNECO(終了)  
33 ムービープラス(終了)  
34 GAORA(終了)  
35 J sports 3(終了)  
36 ゴルフネットワーク(終了) 函館競輪チャンネル
37 スカイ・A sports+(終了) 日テレG+
38 日経CNBC(終了) 日テレNEWS24
39 日テレG+(終了)  
40 キッズステーション(終了)  
44 BS日テレ  
45 BS朝日
46 BS-TBS
47 BSテレ東
48 BSフジ  
71 スター・チャンネル1(終了)  
72 衛星劇場(終了) WOWOW
73   スター・チャンネル(終了)
74   グリーンチャンネル
75   衛星劇場
76   プレイボーイチャンネル
78 グリーンチャンネル  
80 放送大学テレビ  
  • 2008年3月31日、本社で20chによるNHK文字放送の送信を終了。
  • 2012年3月31日、本社にてホームターミナルによる民放系衛星放送、CS系チャンネル、NCVかわら版、お天気チャンネル、ガイドチャンネルの再送信を終了した。
  • 2015年3月末、ホームターミナルによる地上波民放局、本社のNCV9チャンネルの再送信を終了。

セットトップボックス

[編集]
ch エリア
本社(米沢地区) 函館センター 新潟センター 福島センター
TV011 NHK山形総合 HBC北海道放送 NHK新潟総合 NHK福島総合
TV021 NHK山形Eテレ NHK函館Eテレ NHK新潟Eテレ NHK福島Eテレ
TV031   NHK函館総合
TV041 YBC山形放送   TeNYテレビ新潟放送網 FCT福島中央テレビ
TV051 YTS山形テレビ STV札幌テレビ放送 UX新潟テレビ21 KFB福島放送
TV061 TUYテレビユー山形 HTB北海道テレビ放送 BSN新潟放送 TUFテレビユー福島
TV071   TVhテレビ北海道
TV081 SAYさくらんぼテレビジョン UHB北海道文化放送 NST新潟総合テレビ FTV福島テレビ
TV091 NCV9チャンネル
TV092 NCVかわら版  
TV101 NCV
(ご案内チャンネル)
TV102 NCV
(交差点カメラ)
TV111 NCVチャンネル
TV112 NCV
(ご案内チャンネル)
NCV
(ショップチャンネル)
NCV
(ご案内チャンネル)
TV121 NCV
(ご案内チャンネル)
009 NCV9チャンネル  
015 NCV
016 新潟市議会中継・文字情報
022 ライブカメラch  
023 お天気情報  
036 函館競輪チャンネル
113 交差点カメラ
BS101 NHK BS1
BS103 NHK BSプレミアム
BS141 BS日テレ
BS151 BS朝日
BS161 BS-TBS
BS171 BSテレ東
BS181 BSフジ
BS191 - 193 WOWOW
BS200 スター・チャンネル
BS211 BS11イレブン BS11イレブン
BS222 BS12トゥエルビ BS12トゥエルビ
210 J sports 3
211 スカイ・A
212
213 J sports 1
214 J sports 2
215 J sports 4
217 ゴルフネットワーク
218 日テレG+
220
221 日本映画専門チャンネル
222 チャンネルNECO
223 V☆パラダイス
225 東映チャンネル
226 衛星劇場
230 ファミリー劇場 ファミリー劇場 
231 スーパー!ドラマTV
232   AXN
234   時代劇専門チャンネル
AXNミステリー
チャンネル銀河
235 LaLa TV
236 アニマルプラネット
238 TBSチャンネル
240 カートゥーン ネットワーク
241 アニマックス
242 キッズステーション
244 AT-X
245 テレ朝チャンネル
CNNj
252 日テレNEWS24
254 TBSNEWS
256
ヒストリーチャンネル
258 テレ朝チャンネル2 テレ朝チャンネル2
261   MUSIC ON! TV
262 スペースシャワーTV
264 歌謡ポップスチャンネル
270 囲碁・将棋チャンネル
釣りビジョン
271 ショップチャンネル
272 QVC
274 放送大学
277 旅チャンネル   旅チャンネル
280 MONDO TV 
281 フジテレビTWO 
282 フジテレビONE 
285 グリーンチャンネル 
286 グリーンチャンネル2
290 プレイボーイチャンネル 
291 チャンネル・ルビー 
292 レインボーチャンネル 
293 ミッドナイトブルー
502 ディスカバリーチャンネル HD
504 ムービープラス HD
511 GAORA HD
521 Jsports1 HD
522 Jsports2 HD
523 Jsports3 HD
524 ゴルフネットワークHD
525 日テレG+ HD
526 スカイA HD
577 アニマックス HD
  • デジタルTV(セットトップボックス)はI-HITSを使用している。
  • 地上デジタル放送は本社(米沢地区)、函館センター共にパススルー方式である。
  • 本社(米沢地区)の地上デジタル放送の再送信は米沢中継局の開局に先行して、2005年12月1日から開始。
  • 函館センターの地上デジタル放送の再送信は函館山送信所からの放送に先駆けて、2006年7月10日から開始(北海道内の放送局の配信の為、区域外再放送では無い)。当初は札幌送信所からの放送を再送信していたが、2007年(平成19年)9月までに函館山送信所からの直接受信に切り替わった。
  • 2007年4月より、本社(米沢地区)における新規契約はデジタル(セットトップボックス)のみとなった。なお、同年3月までに契約したアナログ(ホームターミナル)は、そのまま使用できる。
  • 2011年3月31日より、AT-X、テレ朝チャンネル、ミッドナイトブルーの再送信を開始。放送大学も080ch(本社)から274chに変更。
  • 2012年10月より、GAORA、ムービープラス、ディスカバリーチャンネルのHD化が決定。それに伴い、旧チャンネル・212chのGAORA、220chのムービープラス、256chのディスカバリーチャンネルの再送信が終了。

STBのタイプ

[編集]
  • 標準タイプ - Panasonic TZ-DCH820
  • HDD内蔵タイプ - Panasonic TZ-DCH2810
  • レンタルタイプ - NEC CM4610T
  • DVD/HDD内蔵タイプ - Panasonic TZ-DCH9810
  • BD/HDD内蔵タイプ - Panasonic TZ-BDW900P
  • 無料タイプ1 - MASPRO DST62(テレビとネット両方契約時のみでの無料レンタル)
  • 無料タイプ2 - Panasonic TZ-DCH821(機種が違う場合あり)(ケーブルライン加入で無料レンタル)

ラジオ局

[編集]
MHz エリア
本社(米沢地区) 函館センター 新潟センター
76.5 Date fm FM NORTH WAVE FM KENTO
77.1 AIR-G'
77.5 FM-NIIGATA
77.7 FMいるか
78.3 NHK函館FM
78.7[5] J-WAVE
79.0
79.3 J-POP REFRAIN
79.9 FM山形
80.5 MEGA HITS
81.0 J-WAVE
81.1 J-HITS
81.3 J-WAVE
81.6 放送大学FM
81.7 EASY LISTENING
82.3 THE青春歌謡 NHK新潟FM
82.9 CLASSIC GARDEN
83.4 FM NCV おきたまGO!
84.8 NHK山形FM
86.0 放送大学FM

インターネット

[編集]

ケーブルを使ったOMN(Open Multimedia Network)のインターネットサービスも行っている。他にも受信地域ではパソコン入門からワードエクセル講座、インターネット等の無料パソコン教室も各地で行っている。最近ではIPフォン(NCVフォン)も取り入れている。

なお、函館センターと新潟センターではインターネットのみの契約が可能だが、本社(米沢地区)でインターネットを利用する場合はテレビとのセット契約が必要となる。

2012年12月より本社(米沢地区)でNCVヒカリギガがスタートした。2012年11月11日より先行受付開始。速度は国内最速の1Gbps。最初は松が岬、林泉寺のみだが、エリアは順次拡大した。

本社(米沢地区)

[編集]

レギュラーコース(一般向け)

[編集]
  • 通信速度(下り)(上り速度は共に1Mbps)
    • 4Mbps
    • 6Mbps
    • 20Mbps

エクセレントコース(サーバー接続向け)

[編集]

サーバー接続の場合、別途にオプションのサーバー接続が必要。

  • 通信速度(上り/下り)
    • 1.5Mbps/5.0Mbps

NCVヒカリギガ(1Gbps)

[編集]
  • トリプル2年割(インターネット、テレビ、電話)
  • ペア2年割(インターネット、テレビ)
  • 2年割(インターネット、電話)
  • 2年割(インターネット)

函館センター

[編集]

一般向け

[編集]
  • 通信速度(下り/上り)
    • 5Mbps/512kbps
    • 5Mbps/1Mbps
    • 10Mbps/1.5Mbps
    • 15Mbps/1Mbps
    • 1Gbps/1Gbps

サーバ接続向け

[編集]

サーバ接続料が別途必要。

  • 通信速度(下り)
    • 128kbps
    • 192kbps
    • 256kbps
    • 512kbps
    • 1Mbps
    • 1.5Mbps

新潟センター

[編集]
  • 通信速度(下り/上り)
    • 2Mbps/512kbps
    • 8Mbps/1Mbps
    • 20Mbps/2Mbps
    • 160Mbps/10Mbps

オプション

[編集]
  • 本社(米沢地区)
    • メール・アカウント追加
    • IPアドレス追加
    • ホームページ容量追加(10MB)
    • サーバー接続
    • グローバルDHCPサービス
    • グローバル固定IPオプションサービス
    • メール・アカウント変更
    • NCVフォン
    • ダイヤルアップサービス
  • 函館センター
    • メールアカウント追加
    • アカウント変更
    • IPアドレス追加
    • グローバルIPアドレス追加
    • ホームページ容量追加(5MB毎)
    • NCVフォン
    • 速度変更
  • 新潟センター(ケーブルネット新潟・チューリップNET)
    • IPアドレスの追加(2Mサービスを除く)
    • メールウィルス・ホームページウィルススキャン
    • マイシールド(ファイアウォールサービス)
    • ホームページ容量追加(最大+100MB、2Mサービスを除く)
    • メール転送
    • モバイルアクセス
    • ペアレント・アイ(コンテンツフィルタリングサービス)

固定電話サービス

[編集]

ソフトバンクテレコム株式会社と共にニューメディア米沢センターが米沢市、南陽市、高畠町、川西町で提供しているCATVサービス利用者に対してケーブルラインの提供を2009年10月1日より営業開始、10月中旬よりサービスを開始した。またKDDI提供のケーブルプラスの提供も行っている。

コミュニティ放送

[編集]
ニューメディア
愛称 エフエムNCV おきたまGO!
コールサイン JOZZ2BE-FM
周波数/送信出力 83.4 MHz/20 W
本社・所在地
992-0044
山形県米沢市春日4-2-75
設立日 1986年6月5日
演奏所 所在地と同じ
送信所 米沢市大字李山字矢沢12117-6
中継局 なし
放送区域 米沢市、南陽市、高畠町、川西町の各一部
ネット配信 JCBAインターネットサイマルラジオ
公式サイト http://fm834.jp/

エフエムNCV おきたまGO!(エフエムエヌシーブイ おきたまご!)の愛称で、米沢市、南陽市、東置賜郡高畠町、川西町の各一部地域を放送区域とするコミュニティ放送をしている。2012年(平成24年)12月24日に開局。

概要

[編集]

山形県で4局目、置賜地方では初のコミュニティ放送局である。金子建設工業とHKYが開局時からマスメディア集中排除原則にいう支配関係[6]にある。

保有する特定地上基幹放送局呼出名称は「よねざわNCVエフエム」。演奏所は米沢市春日の本社に、送信所は米沢市大字李山字矢沢(天元台)にあり、周波数83.4MHz、空中線電力20Wで送信している。放送対象地域を東南置賜2市2町(上記の4市町)と称している [7]。一時期、中継局を南陽市役所に置いていた。

自社制作番組とミュージックバードの番組をあわせて24時間放送をしている。

インターネット配信JCBAインターネットサイマルラジオによる。コミュニティチャンネルのライブカメラ映像のバックの音声としてサイマル放送もしている。

沿革

[編集]
  • 2012年(平成24年)
  • 2013年(平成25年)
  • 2022年(令和4年)4月1日 - インターネットサイマルラジオサーバ変更に伴い、JCBAインターネットサイマルラジオサイトまたはラジオアプリ「Radimo」での聴取対応となった。また、3月末以降アプリ「TuneIn Radio」での聴取が不可となる。
  • 2023年(令和5年)4月3日 - 月~金曜日の朝・昼・夕方の生ワイド番組が、丸々ケーブルテレビNCVとの同時生放送(番組内やタイムテーブル上では『MIX LIVE』と称している)となり、テレビではラジオスタジオ内の模様を見ることが出来る。

主な番組

[編集]
平日
  • Live8→10(ライブ・エイト・テン、2020年3月30日 - 、平日 8:00 - 10:00)
  • スイッチ ON♪(2020年3月30日 - 、平日 11:00 - 14:00)
  • Nトピ+プラス(エヌトピ・プラス、2021年4月5日 - 、平日 16:00 - 18:30)
    • ケーブルテレビNCVとの共同制作。2023年3月31日放送分までは16:00 - 17:30はラジオ単独の生放送、17:30 - 18:30はテレビとの同時生放送。
    • ただし上記3番組の放送時間帯を中心に、全国高等学校野球選手権大会山形県大会にて地元高校の出場試合が行われる場合と、毎年5月3日に開催される上杉まつり(川中島合戦)に当たる場合は、休止または時間変更となる。
    • また、毎年12月29日 - 1月3日も休止となる。
    • 前述の通り、2023年4月3日放送分からはラジオ・テレビの完全同時生放送となる。
その他
  • おきたまGo!Time(収録番組を総称しており、平日深夜及び土日に随時放送)

区域外再放送について(米沢地区)

[編集]

米沢地区における区域外再放送1989年(平成元年)4月の開局時から行われて、受信点は天元台高原に設置されていた。当時はテレビユー山形(TBS系列)は開局しておらず、山形放送(当時は日本テレビ系列テレビ朝日系列クロスネット)と山形テレビ(当時はフジテレビ系列)も他系列がかなり混在した番組編成だった為、民放テレビ主要4系列が揃っている在仙民放テレビ局と県外の民放FM局が視聴出来た。1997年(平成9年)4月にさくらんぼテレビが開局し、山形県も民放テレビ主要4系列が揃った為、在仙民放テレビ局はVHF再送信からホームターミナルでの再送信に変更された。

2006年(平成18年)、県外波の受信鉄塔近傍に地上デジタル放送米沢中継局の送信鉄塔が建設された。また、UHF帯32chで東日本放送仙台本局・アナログ)と山形放送(米沢中継局・デジタル)、34chでミヤギテレビ(仙台本局・アナログ)と山形テレビ(米沢中継局・デジタル)のチャンネルが重複した[14]。その混信対策として、同年11月1日 3:35頃に(各局の放送終了を見計らって)開局時から続いていた在仙民放テレビ4局の区域外再放送が中止された。東北放送仙台放送VHF帯の為にデジタル中継局の影響を受けないが、再送信再開は無かった。

FM放送に関しても2007年(平成19年)3月31日をもって、FM岩手FM新潟の区域外再放送を中止した。

その他の情報

[編集]

米沢地区では、普及率が高いため毎月1日に新聞折込で1ヶ月の番組表が配布されている。アパートなどで集団契約をしている場合は家主が直接配布することもある。新聞折込での番組表配布は全国的にも数少ない形態である。なお、新聞購読をしていない世帯が番組表を希望する場合は、郵送などによる対応も行っている。

米沢地区・函館センターのコミュニティチャンネル(9チャンネル)では、他CATV局と番組を相互供給することがある。米沢地区のコミュニティチャンネルは2007年9月より地上デジタル規格でのデジタルテレビ放送を始めた。(リモコンキーIDは9)常時、標準画質で2chを使用しており、独自データ放送は行っていない。EPG(電子番組表)にはコミュニティチャンネルの分も掲載されている。

米沢地区・函館センターにおいて、2008年6月にWiMAX予備免許取得。「デジアナ変換」は函館センターにおいては、2015年4月30日終了し[15]、米沢センターでは、同年3月31日 12:00で終了。

脚注

[編集]
  1. ^ a b 株式会社ニューメディア 第38期決算公告
  2. ^ https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/media/index/community.htm
  3. ^ a b 「函館ケーブルテレビ 山形の3セクに10月 営業譲渡」日本経済新聞 2000年6月29日
  4. ^ 米沢のニューメディア 福島市で事業開始 通信やCATVで「交流、連携に貢献」山形新聞 2017年7月6日
  5. ^ 2019年9月末までは85.4MHzで送信されていた。
  6. ^ コミュニティ放送事業者 平成25年2月1日現在 マスメディア集中排除原則について(総務省電波利用ホームページ(国立国会図書館のアーカイブ:2013年3月4日収集)
  7. ^ エフエムNCVについて
  8. ^ a b コミュニティーFM局:よねざわNCV、83.4メガヘルツで24日から本放送 防災の役目も/山形 毎日jp 2012年12月20日
  9. ^ 山形県米沢市のコミュニティ放送局に免許を付与 − 山形県内で4事業者目のコミュニティ放送局 − 東北総合通信局 報道資料 平成24年12月21日(国立国会図書館のアーカイブ:2013年1月15日収集)
  10. ^ 2013年4月1日:インターネットサイマル放送開始のお知らせ エフエムNCV What's New(Internet Archiveのアーカイブ:2013年4月28日収集)
  11. ^ 4月19日 新会員社のお知らせ 日本コミュニティ放送協会 新着情報(平成25年4月)
  12. ^ 取得日は、無線局等情報検索結果 平成26年4月12日現在(総務省電波利用ホームページ(国立国会図書館のアーカイブ:2014年6月1日収集))による。
  13. ^ 無線局等情報検索結果の平成27年12月5日現在(同上(同上:2016年1月5日収集)平成30年1月6日現在(同上(同上:2018年2月1日収集)との比較により、この間に廃止されたことがわかる。
  14. ^ デジタル放送も24chでミヤギテレビ(仙台本局・デジタル)とNHK山形Eテレ(米沢中継局・デジタル)、28chで東日本放送(仙台本局・デジタル)とNHK山形総合(米沢中継局・デジタル)とチャンネルが重複している。
  15. ^ 北海道内ケーブルテレビのデジアナ変換サービス終了予定日 - アナログテレビ受信機のデジタル対応をお急ぎ下さい - 北海道総合通信局 報道資料 平成27年1月13日(同上:2015年2月13日収集)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]