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ふつうの軽音部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ふつうの軽音部
ジャンル 学園
音楽軽音楽[1]
漫画
原作・原案など クワハリ
作画 出内テツオ
出版社 集英社
掲載サイト 少年ジャンプ+
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 2024年1月14日[1] -
巻数 既刊2巻(2024年6月4日現在)
その他  
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

ふつうの軽音部』(ふつうのけいおんぶ)は、原作クワハリ、作画出内テツオによる日本漫画。2023年1月7日よりウェブコミック投稿サイトジャンプルーキー!』(集英社)に投稿された。ウェブコミック配信サイト少年ジャンプ+』(集英社)にて、2024年1月14日から日曜更新で連載中[1][2]

ルーキー版[編集]

『ジャンプルーキー!』に2023年1月7日から2023年9月18日まで投稿されたジャンプラ連載版の前身。全22話。作画も連載版で原作担当のクワハリが行っていた。高校生活を描き終えた時フィクションを作りたいと思い、作ったと原作担当者は後に語っている[3]

ジャンプラ連載版[編集]

2024年1月14日から連載開始。なお初回及び2回目は数話まとめて[4]配信した。

あらすじ[編集]

大阪在住の女子高校生鳩野ちひろ(はとの ちひろ)は中学時代、バンド好きなことが理解されなくて劣等感を抱いていた。そんな中軽音部に入部して、いろいろな部員と出会ってバンドを結成する。

登場人物[編集]

谷九高校軽音部[編集]

鳩野ちひろ(はとの ちひろ)
主人公。1年。長髪の黒髪。高校進学を機にギターを購入して軽音部に入部。親の離婚に伴い、関西に移住したので普段は標準語で話すが心の声でたまに関西弁が出る。銀杏BOYZナンバーガールフジファブリックが好き。厘らと最初ラチッタデッラを組むが早々に解散。
幸山厘(こうやま りん)
1年。長身ショートヘアのおっとり系。ベース担当でこっそり歌を歌うちひろを見たことで尊敬しだす。
内田桃(うちだ もも)
1年。ツインテールの赤髪。可愛い陽キャラでちひろと同じクラスで初めて仲良しになった。ドラム担当でちひろをはとっちと呼ぶ。中学時代の同級生と3ピースバンドサウンドスリープを組んだのでちひろとは組まなかった。恋愛に対してコンプレックスがある。
大道優希(おおみち ゆうき)
1年。女性。桃の中学時代の同級生でサウンドスリープのギターボーカル担当。部内の先輩と付き合いだしたため、桃の関係は良くない。
鷹見項希(たかみ こうき)
1年。男性。ちひろがギターを買いに行った際に楽器屋で会っていた。プロトコルのギターボーカル担当。
藤井彩目(ふじい あやめ)
1年。女性。一部の髪を染めている。鷹見と交際しており、プロトコルのギター担当で他人を見下しがち。
柿田駿(かきた しゅん)
1年。ニックネームはかっきー。ラチッタデッラのドラムメンバーとなるが他のバンドに誘われて、脱退。
山添悟(やまぞえ さとる)
男性。部長。
新田たまき(にった たまき)
副部長。新入生歓迎会の際、ボーカルとして歌を歌った。ちひろのことを気にかけている。
丸太周平(まるた しゅうへい)
男性。新任の顧問。

その他の人物[編集]

矢賀緑(やが みどり)
1年。帰宅部。ちひろと同じクラスで同じ歴史好きということから仲良くなる。ちひろから軽音部に誘われるが断る。厘と同じ中学でちひろに紹介する。
田端陽一(たばた よういち)
1年。ニックネームはヨンス。ラチッタデッラのギターボーカルメンバーとなってメンバーの厘に告白するも振られて退部。
乃木舞伽(のぎ まいか) 
1年。女性。桃の中学時代の同級生でサウンドスリープのベース担当だったが、鷹見に振られて退部。ちなみにジャンプラでの連載開始にあたって苗字が変更されており、ルーキー版では小堀端舞伽という名前だった。

劇中バンド[編集]

作内に登場したバンド

ラチッタデッラ
メンバーはちひろ、厘、カッキー、ヨンス。ちひろが初めて結成したバンドだったが色々あって早々と解散。
SOUND SLEEP(サウンド スリープ)
メンバーは桃、優希でかつては舞伽もいた。中学時代の同級生と3ピースバンドを結成するも、恋愛関係で1人が脱退し、ギクシャクしている。
protocol.(プロトコル)
メンバーは鷹見、彩目。

用語解説[編集]

谷九高校
ちひろらが通う大阪府にある高校。

反響[編集]

  • 楽曲「理由なき反抗 (The Rebel Age)」が作中に使用された同週にa flood of circleが同曲のライブ映像をYouTubeで公開した[5]

書誌情報[編集]

  • クワハリ(著)・出内テツオ(漫画)『ふつうの軽音部』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊2巻(2024年6月4日現在)
    1. 2024年4月4日発売[6][7]ISBN 978-4-08-884019-2
    2. 2024年6月4日発売[8]ISBN 978-4-08-884082-6

脚注[編集]

  1. ^ a b c 銀杏、ナンバガ……邦ロックを愛する陰キャ女子の青春描く新連載がジャンプラで . コミックナタリー(2024年1月14日). 2024年6月2日閲覧。
  2. ^ 少年ジャンプ+ 2024年1月14日のポスト2024年6月1日閲覧。
  3. ^ 【第113回】『ふつうの軽音部』が生まれるまで【クワハリ先生インタビュー】 . ジャンプルーキー!(2024年4月4日). 2024年6月1日閲覧。
  4. ^ 初回は4話・2回は3話。
  5. ^ 漫画『ふつうの軽音部』で楽曲を使われたロックバンド「a flood of circle」が粋な心遣い。「公式が最高の対応をしている!!」とファン熱狂 . buzzfeed(2024年6月11日). 2024年6月16日閲覧。
  6. ^ 邦ロックを愛するギター初心者女子が軽音部に入部して奮闘「ふつうの軽音部」1巻 . コミックナタリー(2024年4月4日). 2024年6月2日閲覧。
  7. ^ ふつうの軽音部 1”. 集英社. 2024年6月1日閲覧。
  8. ^ ふつうの軽音部 2”. 集英社. 2024年6月4日閲覧。

外部リンク[編集]