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スター爆笑Q&A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スター爆笑Q&A
ジャンル クイズ番組トーク番組
企画 斎藤寿孝
脚本 構成 豊村剛
演出 長尾忠彦 ほか
出演者 横山やすし
西川きよし
山田邦子
桂文珍
ほか
エンディング 「季節の終りに」(佐野量子
製作
製作総指揮 清川武寛・斎藤寿孝
プロデューサー 橘 功 ・山田宏(よみうりテレビ
制作 よみうりテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1982年3月1日 - 1992年3月16日
放送時間月曜 22:00 - 22:54
→ 22:00 - 22:51
→ 22:00 - 22:52
放送分54分 → 51分 → 52分
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スター爆笑Q&A』(スターばくしょうキューアンドエー)は、1982年3月1日から1992年3月16日まで日本テレビ系列局で放送されていた、クイズ番組を交えたトーク番組よみうりテレビの製作番組であるが、IVSテレビ制作も製作に携わっていた。放送時間は毎週月曜 22:00 - 22:52[注 1](JST) 。

概要

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内容

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解答者でもあるゲストの珍談・奇談を披露し、さらにクイズを行いながら爆笑トークを展開する[1]。形式的にはクイズ番組よりもトーク番組の性質が強く、初代司会の横山やすし西川きよしの巧みな問いかけで有名人の素顔をさらけ出す形式で注目を浴びるなど人気を博した。また『それは秘密です!!』のようなご対面コーナーもあった。

開始当初は制作局である大阪のよみうりテレビの本社にて収録が行われたが、1985年4月から司会として加入した山田邦子のスケジュールを優先するために、これ以降は東京の日本テレビのスタジオ(末期は渋谷ビデオスタジオ)にて収録が行われるようになった。

番組末期には、山田邦子自身が番組エンディングテーマを歌ったり、佐野量子が歌う「季節の終りに」がエンディングテーマとして使われたりしていた。

「スター」と言っても、いろいろな番組のネタを織り交ぜていた。他局でありながら『必殺シリーズ』の関係で鮎川いずみ京本政樹をチームにしたり、山田邦子と横山やすしのコントでも「俺は組紐屋の竜や」などとネタを含めて視聴者を楽しませていた。また、特撮番組出演者も多数出演しており、中でも宮内洋出演時には『仮面ライダーV3』も流された(これも他局作品である)。声優の水島裕なども出演していた。

1992年3月16日放送の『10年間ありがとうスペシャル』をもって終了。

2024年3月30日、『前代未聞!芸能生活60周年 西川きよしのスター爆笑大作戦!モーレツ!!パンチDE名人会』と題して、『モーレツ!!しごき教室』や『素人名人会』(両番組共に毎日放送制作)との合同で関西ローカルにて復活特番が放送された[2]

クイズのルール

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解答者は1ペア計4チームのゲスト(芸能人・著名人)で、司会者が出題する問題に対して、解答者は挙手をして解答権を得て、正解するとぬいぐるみ(ムーミンのぬいぐるみ等、時期によって変わる。)が貰える(ぬいぐるみ1つにつき1点)。問題の出題前にはVTR(ナレーションは三ツ矢雄二が担当)を流したり、エピソードにまつわる写真や品物が登場するなどする。最終的に正解数の多いチームから商品と海外旅行(当初はハワイだったが、後にマレーシア)を賭けた抽選会(チャレンジゲーム)に挑戦できる。ボックスの中に赤と白のボールが入っており、引く色を宣言してその色を引くと海外旅行獲得となる。失敗すると次に正解数の多いチームに挑戦権が移り、当たるまで続けられる。当初、箱は前方に窓があり、そこからボールを選び出す様子が出ていたが、後期は箱の中にCCDカメラが仕込まれており、テレビではボールを選ぶ様子が子画面で映し出されていた。

備考

  • スタート当初はペアでなく、個人参加だった。
  • 山田邦子が司会に参加してからは、毎回1問、邦子と横山やすし(→桂文珍)が出演者にまつわるコントをしてから出題する「コントでクイズ」が登場した。
  • 末期では、4チームの内1チーム(画面向かって左上の席)は解答のみで自分に対する問題が出ない「お友達席」となった(笑福亭笑瓶、そのまんま東(現、東国原英夫)、小林千絵ほかが出演)。そして、「お友達席」の解答者がチャレンジゲームに成功したら、賞品の海外旅行は視聴者プレゼントとなった。
  • 山田邦子が加入後は、邦子が解答者の目の前で芸能人・著名人の似顔絵を描き、それが誰かを当てる「お絵かきクイズ」もあった。このクイズに限り、筆記問題であった。まずは、正解の人物に縁のあるゲストが出演し、邦子に特徴を口答で伝え、それを元に描く。正解発表時には、実際にモデルとなった人物が登場する。似顔絵の出来の具合によって、正解の人物が点数を付けるのがお約束となっていた。

エンディングトーク

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文珍・邦子時代には、エンディング中に誰も居なくなったスタジオでのトークパートが設けられた。主にその日のゲストや番組の反省点などについて語り合っていた。

放送時間の変遷

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放送期間 放送時間(JST
1982.3.1 1986.3 月曜 22:00 - 22:54(54分)
1986.4 1988.3 月曜 22:00 - 22:51(51分)
1988.4 1992.3.16 月曜 22:00 - 22:52(52分)

司会

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レポーター・アシスタント

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スタッフ

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ネット局

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放送対象地域 放送局 系列 備考
近畿広域圏 よみうりテレビ 日本テレビ系列 製作局
北海道 札幌テレビ
青森県 青森放送 1991年10月から同時ネット[注 2]
以前は当該枠でテレビ朝日水曜21時の刑事ドラマを放送していた関係で、月曜深夜の遅れネット[3]
岩手県 テレビ岩手 1989年4月から
宮城県 ミヤギテレビ
福島県 福島中央テレビ
関東広域圏 日本テレビ
新潟県 テレビ新潟
長野県 テレビ信州 1987年10月から[注 3]
1991年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局(NNS非加盟)
静岡県 静岡第一テレビ
中京広域圏 中京テレビ
富山県 北日本放送 1990年10月から同時ネット[注 4]
石川県 石川テレビ フジテレビ系列 1983年4月2日から1984年3月31日まで[4][注 5]
テレビ金沢 日本テレビ系列 1990年4月開局から
鳥取県
島根県
日本海テレビ 1989年10月から[注 6]
広島県 広島テレビ
岡山県
香川県
西日本放送
福岡県 福岡放送
長崎県 長崎国際テレビ 1991年4月開局から
熊本県 くまもと県民テレビ 1982年4月開局から
沖縄県 琉球放送 TBS系列 1984年4月から一時期のみ[注 5]

脚注

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注釈

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  1. ^ 番組終了時点。後続のスポーツニュースの開始時刻の変動により、終了時刻が2度変更となっている。
  2. ^ 一時期深夜に放送されていたが、一旦打ち切られていた。
  3. ^ 金曜ロードショー』開始に伴い、同時ネットで放送開始。
  4. ^ 1990年9月までは番組販売扱いで土曜22:00から遅れネット。
  5. ^ a b 番販扱い、土曜 12:00 - 12:55[4]に遅れネット。
  6. ^ 1989年9月までは不定期に遅れネットで放送。

出典

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  1. ^ 『社報復刻版』北日本放送、1983年9月20日、782頁。NDLJP:12275415/403 
  2. ^ 西川きよし冠特番で“伝説の番組”が復活 今田、陣内、ケンコバら司会担当”. お笑いナタリー (2024年3月29日). 2024年4月7日閲覧。
  3. ^ 昭和62年9月付け東奥日報テレビ欄から
  4. ^ a b 『北國新聞』1983年4月2日付、1984年3月31日付各朝刊、テレビ欄。
読売テレビ制作・日本テレビ系列 月曜22時台
前番組 番組名 次番組
THE・恋ピューター
(1980.10.6 - 1982.2.22)
※土曜19時台前半に移動
やす・きよのスター爆笑Q&A
(1982.3.1 - 1986.3)
スター爆笑Q&A
(1986.4 - 1992.3.16)
ワンダーゾーン
(1992.4.13 - 1993.3.22)
日本テレビ 月曜22:51 - 22:52枠
THE・恋ピューター
※22:00 - 22:54
やす・きよのスター爆笑Q&A
(1980.10 - 1986.3)
【3分縮小して継続】
NNNスポーツニュース
※22:51 - 23:00
【3分拡大して継続】
NNNスポーツニュース
※22:51 - 23:00
スター爆笑Q&A
(1988.4 - 1992.3.16)
【1分拡大して継続】
ワンダーゾーン
※22:00 - 22:52
日本テレビ 月曜22:52 - 22:54枠
THE・恋ピューター
※22:00 - 22:54
やす・きよのスター爆笑Q&A
(1980.10 - 1986.3)
【3分縮小して継続】
NNNスポーツニュース
※22:51 - 23:00
【3分拡大して継続】