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アンドリュー・ベラスケス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドリュー・ベラスケス
Andrew Velazquez
アトランタ・ブレーブス
ボルチモア・オリオールズ時代
(2020年8月8日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区
生年月日 (1994-07-14) 1994年7月14日(30歳)
身長
体重
5' 8" =約172.7 cm
170 lb =約77.1 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 遊撃手二塁手
プロ入り 2012年 MLBドラフト7巡目(全体243位)
初出場 2018年9月2日
年俸 $720,000(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アンドリュー・ベラスケスAndrew Velazquez, 1994年7月14日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区出身のプロ野球選手内野手)。右投両打。MLBアトランタ・ブレーブス所属。

経歴

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プロ入りとダイヤモンドバックス傘下時代

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2012年MLBドラフト7巡目(全体243位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ダイヤモンドバックスでプロデビュー。パイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイ英語版でもプレーし、2球団合計で43試合に出場して打率.290、1本塁打、24打点、22盗塁を記録した。

2013年はA級サウスベンド・シルバーホークス英語版でプレーし、65試合に出場して打率.260、16打点、7盗塁を記録した。

2014年もA級サウスベンドでプレーし、4月22日から7月16日まで72試合連続出塁のマイナーリーグ記録を樹立した。134試合に出場して打率.290、9本塁打、56打点、50盗塁の好成績を記録した。

レイズ時代

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2014年11月14日にジェレミー・ヘリクソンとのトレードで、ジャスティン・ウィリアムズと共にタンパベイ・レイズへ移籍した[2]

2015年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズとA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、2球団合計で51試合に出場して打率.286、12打点、5盗塁を記録した。

2016年はA+級シャーロットでプレーし、75試合に出場して打率.262、1本塁打、14打点、11盗塁を記録した。

2017年はAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、108試合に出場して打率.235、9本塁打、37打点、18盗塁を記録した。

2018年、マイナーではAA級モンゴメリーとAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、2球団合計で125試合に出場して打率.255、14本塁打、45打点、31盗塁を記録した。9月2日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[3]、同日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビュー[4]。この年メジャーでは13試合に出場して打率.300、1盗塁を記録した。

インディアンス時代

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2019年7月3日にインターナショナル・ボーナス・プール(海外選手契約金枠)とのトレードで、インディアンスへ移籍した[5]

クリーブランド・インディアンス時代
(2020年2月1日)

2020年2月14日にドミンゴ・サンタナの加入に伴ってDFAとなった[6]

オリオールズ時代

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2020年2月19日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した[7]。この年は40試合に出場して打率.159、3打点、4盗塁を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月29日にマイナー契約となり[8]、11月2日にFAとなった[9]

ヤンキース時代

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2020年12月16日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだと報じられ[10]2021年1月5日に正式公示された。

2021年シーズンは5月のマイナーリーグ開幕から傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレー。7月16日に自由契約となったが、翌17日に再びマイナー契約を結んだ[9]。8月9日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]

エンゼルス時代

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2021年11月5日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[12]

2022年は40人枠内の選手としてスプリングトレーニングに参加したが、3月30日に傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズに配属され、マイナーで開幕を迎えた。4月12日、デビッド・フレッチャーが怪我で離脱したことに伴ってメジャー昇格し、同日のマイアミ・マーリンズ戦にて「9番・遊撃手」で先発出場してエンゼルスでのデビューを果たした。守備面での貢献が評価されたため、フレッチャーの復帰後もメジャーに残り、遊撃手として出場を続けることになった。シーズン終盤には、打撃成績の改善を図るためにスイッチヒッターでありながら右打席に専念する試みを行っていた[13]が、9月に右膝半月板断裂により離脱[14]。そのままシーズンを終えた。この年は結果的にキャリアハイとなる125試合に出場した。

ブレーブス時代

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2023年9月5日にウェイバー公示を経てアトランタ・ブレーブスへ移籍した[15]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2018 TB 13 12 10 3 3 1 0 0 4 0 1 0 0 0 1 0 1 3 0 .300 .417 .400 .817
2019 10 12 12 2 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0 .083 .083 .167 .250
CLE 5 12 11 1 1 1 0 0 2 0 1 0 0 0 1 0 0 7 0 .091 .167 .182 .348
'19計 15 24 23 3 2 2 0 0 4 0 1 0 0 0 1 0 0 13 0 .087 .125 .174 .299
2020 BAL 40 77 63 11 10 1 1 0 13 3 4 2 4 0 10 0 0 23 2 .159 .274 .206 .480
2021 NYY 28 68 67 11 15 4 1 1 24 6 4 1 0 0 1 0 0 23 1 .224 .235 .358 .594
2022 LAA 125 349 322 37 63 8 0 9 98 28 17 1 6 3 15 0 3 119 3 .196 .236 .304 .540
2023 54 94 81 12 14 3 0 2 23 3 13 3 3 0 10 0 0 30 1 .173 .264 .284 .548
MLB:6年 275 624 566 77 107 19 2 12 166 40 40 7 13 3 38 0 4 211 7 .189 .244 .293 .537
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

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内野守備


二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)




































2018 TB 2 1 0 0 1 1.000 4 0 1 0 0 1.000 2 0 6 0 0 1.000
2019 2 5 4 0 0 1.000 4 2 3 1 0 .833 -
CLE 3 6 7 0 3 1.000 - -
'19計 5 11 11 0 3 1.000 4 2 3 1 0 .833 -
2020 BAL 2 4 5 0 2 1.000 - 30 25 54 0 8 1.000
2021 NYY - - 28 25 54 3 5 .963
2022 LAA - - 124 106 271 8 44 .979
2023 10 6 7 0 2 1.000 - 39 32 43 6 9 .926
MLB 19 22 23 0 8 1.000 8 2 4 1 0 .857 223 188 428 17 66 .973
外野守備


中堅(CF) 左翼(LF) 右翼(RF)




































2018 TB 2 1 0 0 0 1.000 1 0 0 0 0 .--- 1 1 0 0 0 1.000
2019 - 1 0 0 0 0 .--- -
CLE 2 0 0 0 0 .--- - -
'19計 2 0 0 0 0 .--- 1 0 0 0 0 .--- -
2020 BAL 3 3 0 0 0 1.000 7 2 0 0 0 1.000 -
2023 LAA 3 1 0 0 0 1.000 - -
MLB 10 5 0 0 0 1.000 9 2 0 0 0 1.000 1 1 0 0 0 1.000
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 11(2018年 - 2019年7月2日)
  • 17(2019年9月17日 - 同年終了)
  • 13(2020年)
  • 71(2021年)
  • 4(2022年 - 2023年)

脚注

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  1. ^ Andrew Velazquez Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年6月21日閲覧。
  2. ^ Steve Gilbert (2014年11月14日). “D-backs land Hellickson for two prospects” (英語). MLB.com. 2019年5月30日閲覧。
  3. ^ Marc Topkin (2018年9月2日). “For starters: Rays at Indians, with Andrew Velazquez called up” (英語). TBO.com. 2019年5月30日閲覧。
  4. ^ Tampa Bay Rays at Cleveland Indians Box Score, September 2, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年5月30日閲覧。
  5. ^ Indians' Andrew Velazquez: Sent to Cleveland” (英語). CBS Sports (2019年7月3日). 2019年7月4日閲覧。
  6. ^ Mandy Bell (2020年2月14日). “Tribe bolsters OF with Domingo Santana signing” (英語). MLB.com. 2020年2月17日閲覧。
  7. ^ Jeff Todd (2020年2月19日). “Orioles Claim Andrew Velazquez, Designate Richard Urena” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年2月20日閲覧。
  8. ^ Connor Byrne (2020年10月29日). “Orioles Outright 4 Players” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月8日閲覧。
  9. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2021年8月15日閲覧。
  10. ^ Mark Polishuk (2020年12月16日). “Yankees Sign Andrew Velazquez To Minors Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年1月11日閲覧。
  11. ^ Anthony Franco (2021年8月9日). “Yankees Place Gleyber Torres On Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年8月15日閲覧。
  12. ^ Angels Claim Andrew Velazquez From Yankees” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年11月6日閲覧。
  13. ^ https://www.ocregister.com/2022/09/07/angels-encouraged-by-aaron-loups-recent-performance/
  14. ^ https://full-count.jp/2022/09/15/post1281236/
  15. ^ Atlanta Braves claim Andrew Velazquez off of waivers; Yonny Chirinos' season is over” (英語). si.com (September 5, 2023). 2023年11月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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