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オトコマエ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オトコマエ!2から転送)
オトコマエ!
ジャンル 時代劇
原作 井川香四郎
梟与力吟味帳』シリーズより
企画 NHKエンタープライズ
脚本 斉藤樹実子
井川香四郎
川上英幸
坂田義和
菱田信也
梶本惠美
飯野陽子
演出 石塚嘉
黛りんたろう
本木一博
田中英治
出演者 福士誠治
斎藤工
片岡鶴太郎
井上和香
浅田美代子
柴田恭兵
音楽 羽岡佳
エンディング 中村雅俊『涙』
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
時代設定 天保
シリーズ数 2
製作
制作統括 菅野高至
安原裕人
加賀田透(NHKドラマ番組)
制作 NHK
製作 NHKエンタープライズ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
オトコマエ!
出演者藤村俊二
近野成美
放送チャンネルNHK総合
放送期間2008年4月12日 - 7月26日
放送時間土曜 19:30 - 20:00
放送枠土曜時代劇
放送分30分
回数13
公式ウェブサイト
オトコマエ!2
出演者松金よね子
佐藤江梨子
石橋蓮司
黒川芽以
放送チャンネルNHK総合
放送期間2009年9月5日 - 12月12日
放送時間土曜 19:30 - 20:00
放送枠土曜時代劇
放送分30分
回数14
公式ウェブサイト

特記事項:
NHK BShiにて2008年4月11日から7月25日まで金曜日の18:25 - 18:55に放送(『オトコマエ!』)
NHK BShiにて2009年9月4日から12月11日まで金曜日の18:00 - 18:30に放送(『オトコマエ!2』)
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オトコマエ!』(オトコマエ)は、NHK総合テレビの「土曜時代劇」枠で2008年から2009年に放送された時代劇シリーズ。原作は井川香四郎梟与力吟味帳』シリーズ。福士誠治斎藤工のダブル主演で[1]北町奉行所吟味方与力評定所物調役の幼なじみの2人の若者が弱者に味方し悪を懲らしめる姿を、30分の1話完結で描く。

第1シリーズ『オトコマエ!』が2008年4月12日から7月26日まで土曜日の19:30 - 20:00に全13回にて、第2シリーズ『オトコマエ!2』が2009年9月5日から12月12日まで土曜日の19:30 - 20:00に全14回にて放送された。

なお、本作はNHK木曜時代劇枠を引き継いだ最初の作品である。

本項では続編「オトコマエ!2」についても記述する。

概要

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時は天保のころ、明治維新を目前に控えた1840年代、ところは江戸の町。

同じ寺子屋に学んだ幼馴染コンビ、北町奉行所吟味方与力・藤堂逸馬(とうどう いつま)と評定所吟味物調役・武田信三郎(たけだ しんざぶろう)が、江戸の町で弱者いじめを行なう権力者達に立ち向かう。公儀と豪商の癒着利権を暴いたり、瓦版の名誉毀損・事実無根の内容に対して謝罪声明掲載を命じたり(パート2最終回)など、現代ドラマにも通じる脚本が書かれている。

クライマックスで藤堂の切る啖呵「てめえら、ぜってぇ(絶対)許せねぇ!」が決め台詞。

2009年9月5日から12月12日まで第二弾「オトコマエ!2」が放送された。

あらすじ

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オトコマエ!(あらすじ)

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オトコマエ!2(あらすじ)

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キャスト

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主要人物

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共通

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オトコマエ!(主要人物)

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  • “仙人”宮宅又兵衛(寺子屋「一風堂」の先生で逸馬と信三郎の恩師):藤村俊二
  • 茜(一風堂の若先生、実は鳥居耀蔵の手先で隠し子):近野成美

その他のキャスト

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オトコマエ!2(主要人物)

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茜、勘吉、留吉は登場せず。これ以外の出演者は従前どおり。
ただし一部の登場人物の年齢が若干上下しており[1][2]、前作ではその存在を匂わせるだけに留まっていた刺青を遠山が見せるようになる、事件の探索だけをしていた逸馬が度々白州で裁きを下すようになるなど、随所に細かな設定変更がある。

ゲスト

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オトコマエ!(ゲスト)

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オトコマエ!2(ゲスト)

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スタッフ

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主題歌

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放送日程

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オトコマエ!(放送日程)

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放送回 放送日 サブタイトル 脚本 演出
第1回 2008年04月12日 許さねえ 斉藤樹実子 石塚嘉
第2回 2008年04月19日 助けてえ 井川香四郎
第3回 2008年04月26日 はめられた 前編 川上英幸
第4回 2008年05月03日 はめられた 後編
第5回 2008年05月17日 しくじった 坂田義和
第6回 2008年05月24日 休みてえ 菱田信也
第7回 2008年05月31日 女だますな 斉藤樹実子 黛りんたろう
第8回 2008年06月14日 信じてえ 川上英幸
第9回 2008年06月28日 夢、見てえ 菱田信也 田中英治
第10回 2008年07月05日 兄ちゃんだい 斉藤樹実子
第11回 2008年07月12日 悪人狩り 前編 川上英幸 黛りんたろう
第12回 2008年07月19日 悪人狩り 後編
最終回 2008年07月26日 そして目が覚めた 菱田信也

5月10日・6月21日はプロ野球(巨人対中日戦、巨人対ソフトバンク戦)中継のため休止。6月7日は『エコライフ・フェア2008』関連特別番組「SAVE THE FUTURE」のため休止。6月14日は岩手・宮城内陸地震関連特別編成のため30分繰り下げ[注 2]

オトコマエ!2(放送日程)

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各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出
第1回 2009年09月05日 医は仁術なり 川上英幸 黛りんたろう
第2回 2009年09月12日 千両小町 菱田信也 本木一博
第3回 2009年09月19日 おかげさま 黛りんたろう
第4回 2009年09月26日 里山の決戦 前編 川上英幸 本木一博
第5回 2009年10月03日 里山の決戦 後編
第6回 2009年10月10日 佐和の恩返し 菱田信也 田中英治
第7回 2009年10月17日 夫婦日和 飯野陽子 黛りんたろう
第8回 2009年10月24日 落とし穴 前編 川上英幸 本木一博
第9回 2009年10月31日 落とし穴 後編
第10回 2009年11月14日 恋のからくり 菱田信也 田中英治
第11回 2009年11月21日 損して得とれ 梶本惠美 黛りんたろう
第12回 2009年11月28日 不肖の孫 飯野陽子 本木一博
第13回 2009年12月05日 静江の恋 梶本惠美 田中英治
最終回 2009年12月12日 卒業試験 菱田信也

11月7日は2009NHK杯フィギュア「女子シングル・フリー」中継のため休止。

関連商品

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  • オトコマエ! DVD-BOX(2008年9月26日発売、NHKエンタープライズ、商品番号:12454AA)[2]
  • NHK土曜時代劇 オトコマエ! オリジナル・サウンドトラック(2008年6月25日発売、HARBOR RECORDS、品番:NQCL-4001)[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ 原作に登場する奥祐筆仕置係(“おくゆうひつ・しおきがかり”。評定衆選任担当)・毛利八助はドラマには登場しない。 また、原作では信三郎の母の名前が「香澄」となっている。
  2. ^ 東北地方では地震関連ニュースによる特別編成のため、2008年6月21日16:30 - 17:00 (JST)に延期された。

出典

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  1. ^ 斎藤工”. NHKアーカイブス. NHK人物録. 日本放送協会. 2019年7月14日閲覧。
  2. ^ オトコマエ! DVD-BOX”. NHKエンタープライズ. 2019年10月28日閲覧。
  3. ^ NQCL-4001”. HARBOR RECORDS. 2019年10月28日閲覧。

外部リンク

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NHK総合テレビ 時代劇枠番組
前番組 番組名 次番組
鞍馬天狗
【ここまで木曜時代劇枠】
オトコマエ!
【ここから土曜時代劇枠】
土曜時代劇
枠設立前につき無し
オトコマエ!
陽炎の辻2
〜居眠り磐音 江戸双紙〜
オトコマエ!2
NHK総合テレビ 土曜19時台後半枠
オトコマエ!
【ここから土曜時代劇枠】
陽炎の辻2
〜居眠り磐音 江戸双紙〜