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サブコンパクトカー

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

サブコンパクトカーの例
サイオン・iA(後のトヨタ・ヤリスiA)。マツダ・2セダン(日本未発売)、および後発のマツダ教習車の兄弟車(OEM)である。

サブコンパクトカー (Subcompact car、意訳すると「超小型車[1])とは日本の「小型車(コンパクトカー、場合によっては「5ナンバー車」全般)」、ヨーロッパの「スーパーミニ」の米国の呼称である。ちなみに、2019年現在のボディサイズの基準の目安としては、全長がステーションワゴン、およびセダンクーペの場合でおおむね4,550mm以下、2ボックス系ハッチバックの場合でおおむね4,200mm以下、全幅がおおむね1,750mm以下、ホイールベースがおおむね2,650mm以下の車種がサブコンパクトカーに分類される。

バジェットカー(低価格車の意)とも呼ばれる。初のサブコンパクトカーといわれる車種はナッシュ社(後のAMC)の「メトロポリタン」で、イギリスから輸入したOEMモデルであった。

米国では1973年オイルショック以降に日本や欧州からの輸入が多くなった。近年は韓国製が人気であるが、サイオンの成功と原油高の影響もあって、日本勢も次々とこのセグメントに再参入している。

米国で発売される(された)主なサブコンパクト(バジェット)カー (過去のものを含む)

死亡事故リスク

2017年5月にアメリカ道路安全保険協会が発表した報告書によると、運転中のドライバーが死亡する事故が発生しているモデルは、サブコンパクトカーに分類されるものが多いという結果であった。ヒュンダイのアクセントの例では、2012年-2015年の登録台数100万台当たりのドライバー死亡事故件数は104件である一方、同じ期間に死亡事故がゼロだったモデルは、中型車・大型車が大半を占めていた[6]

外部リンク

注釈

  1. ^ 「sub-」には「~の下位の」という意味があり、「サブコンパクトカーは」「超小型車(コンパクトカーの下位)」という意味になる。
  2. ^ 2019年現在におけるサブコンパクトカーとしては唯一のハイブリッドカー専用車である。
  3. ^ 初代ヤリスセダン(ベルタ)、および2代目ヤリスセダン(マツダ・2セダンのOEM)はセダンのサブコンパクトとしてはかなり大きい4300mm以上の全長と2550mm(2代目ヤリスセダンは2580mm)のホイールベースを持つ。
  4. ^ ハッチバックのサブコンパクトとしては非常に大きい4297mmの全長と2600mmのホイールベースを持つ。
  5. ^ 特に現行型となる3代目・N18型ヴァーサは3ボックスノッチバックセダンのサブコンパクトとしては非常に大きい4495mmの全長と1740mmの全幅、2620mmのホイールベースを持つ。
  6. ^ 米のドライバー死亡事故、最多は「サブコンパクトカー」”. Forbes Japan (2017年6月6日). 2017年10月6日閲覧。