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サワムラヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社サワムラヤ
本社所在地 愛知県小牧市東新町96[1][2][3][4]
設立 1960年(昭和35年)4月20日[5]
業種 小売業
資本金 900万円[1]

7500万円[2][3][4]
売上高 68億4055万円(1976年(昭和51年)1月期)[1]

210億600万円(1985年(昭和60年)1月期)[4]
経常利益 1億3022万円(1976年(昭和51年)1月期)[1]5億5000万円(1985年(昭和60年)1月期)[4]
純利益 3億3000万円(1985年(昭和60年)1月期)[4]
従業員数 471名[1]700名[2]



830名[3]
決算期 1月[4]
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株式会社サワムラヤは、かつて愛知県岐阜県スーパーマーケットを展開した日本の企業。

歴史・概要

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1791年(寛政3年)に(初代)穂積金兵衛が澤村屋酒造店として[4]、清酒金穂を醸造したのが始まりで[6]、明治中期には沢村屋として酒造業専門に成長して小牧で生産されていた850石の清酒の内250石を占めるようになった[7]

1960年(昭和35年)4月20日[5](6代目)穂積金兵衛が株式会社サワムラヤを設立して法人化し[4]、同年6月に[6][8]当社の総合スーパー1号店として小牧店を開店した[4]

1967年(昭和42年)に「オール日本スーパー経営者協会」(現・オール日本スーパーマーケット協会(AJS))に入会した[9]

1970年(昭和45年)6月6日[10]共同仕入を目的として[11]ヤマナカ一号舘・マルイ(1979年ヤマナカと合併)・川口屋スーパーチェーン・かぎや商店と「中部スーパーマーケット本部」を設立した[10]

1983年(昭和58年)5月に仕入先の安田屋との受発注業務をオンライン化した[12]

昭和50年前後には店舗の増設に伴って年々売上を増加させていたが[1]、昭和50年前後には店舗の増設を見送るようになり[2]、昭和60年代には競争激化に伴って業績が伸び悩むようになった[3]

1997年(平成9年)11月15日に小牧市にジャスコを核店舗とする「モートショッピングセンター」を開業した[13]

年表

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かつて存在した店舗

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愛知県

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小牧市

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店舗面積905m2[15]
ジャスコを核店舗とする[18]穂積合名会社の[19]サワムラヤビル1階に出店していた[16]

江南市

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店舗面積528m2[6]
敷地面積1,320m2[23]、平屋建て[23]、延べ床面積825m2[23]、店舗面積512m2[4]
名鉄布袋駅東に出店していた[23]

春日井市

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敷地面積3,100m2[24]、延べ床面積3,050m2[24]、店舗面積2,602.18m2[24](当社店舗面積792m2[25])、駐車台数約120台[24]。現在は大型マンション。
敷地面積約1,898m2[26]、延べ床面積約2,770m2[26]、店舗面積約1,840m2[26](当社店舗面積約809m2[26])、駐車台数約600台[26]。現在は区画整理による地名変更で愛知県春日井市神領町2丁目22番地4メガコンコルド800+3春日井店。

西春日井郡

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店舗面積885m2[15]
西春で初の大規模小売店舗として開業した[29]西春プラザにユニーと共に出店していた[30]
店舗面積9,522m2[31](当社店舗面積759m2[4])、駐車台数約900台[31]
ヨシヅヤ師勝店の食品売り場を受託する形で出店していたが閉店し、2009年(平成21年)7月17日にYストアが後継店舗として出店した[33]

津島市

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店舗面積429m2[15][37]
敷地面積3,100m2[38]、延べ床面積10,329m2[38]、店舗面積6,885m2[38](当社店舗面積594m2[4])、駐車台数約120台[38]
店舗面積330m2[40] → 389m2[39]

海部郡

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敷地面積13,164m2[41]、延べ床面積15,841m2[41]、店舗面積11,671m2[41](当社店舗面積815m2[4])、駐車台数約800台[41]
出店していたヨシヅヤ蟹江店が移転する形で、2013年(平成15年)4月20日にヨシヅヤJR蟹江駅前店がヨシヅヤ直営の食品スーパー「Yストア」を核店舗として開業している[44]
2014年(平成16年)11月に
店舗面積838m2[4]
店舗面積891m2[4]
「(初代)ヨシヅヤ甚目寺店」の食品テナントとして出店していたが、建て替えを機に閉店し、2011年(平成23年)10月14日に開店した「(2代目)ヨシヅヤ甚目寺店」ではヨシヅヤ直営のYストアが食品売り場を担当した[47]

葉栗郡

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店舗面積1,148m2[48]
店舗面積990m2[4]

その他

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店舗面積924m2[6]
敷地面積8,322m2[52]、延べ床面積10,329m2[52]、店舗面積6,885m2[52](当社店舗面積1,079m2[4])、駐車台数約210台[52]
店舗面積344m2[4]

岐阜県

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店舗面積1,111m2[4]
店舗面積1,400m2[4]
店舗面積1,100m2[4]
店舗面積594m2[4]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f 『東商信用録 中部版 昭和53年版』 東京商工リサーチ名古屋支社、1978年10月1日。pp1947
  2. ^ a b c d 『東商信用録 中部版 昭和61年版』 東京商工リサーチ名古屋支社、1986年11月25日。pp1704
  3. ^ a b c d 『東商信用録 中部版 昭和63年版』 東京商工リサーチ名古屋支社、1988年10月13日。pp1837
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am 『流通会社年鑑 1986年版』 日本経済新聞社、1985年11月11日。pp144
  5. ^ a b c 『食糧年鑑 1977年版 本編』 日本食糧新聞社、1977年8月15日。pp402
  6. ^ a b c d e f g h 『全国食品スーパー名鑑 1973年版』 食品新聞社、1973年1月20日。pp68
  7. ^ 小牧市史編集委員会 『小牧市史 本文編』 小牧市、1977年3月31日。 pp501
  8. ^ a b c 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp520
  9. ^ 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp388
  10. ^ a b c 『特集 日本のスーパーマーケット 食品流通年報1972年版』 日本食糧新聞社、1971年11月25日。pp59
  11. ^ 村本福松 “流通機構の近代化と中小食品卸売業の問題点”. 中小企業金融公庫調査時報 第12巻 第3号 (中小企業金融公庫調査部) (1971年3月).pp12
  12. ^ a b “全国縦断 食品問屋シリーズ 〔岐阜県〕五~八店に絞られた岐阜県卸業界の生き残り競争 安田屋、永井商店、岐阜トーエー、大栄乾物、なか国北洋らの現実と展望”. 総合食品 1983年7月号 (総合食品研究所) (1983年7月).pp39-40
  13. ^ a b “開店予定(11月)”. ショッピングセンター 1997年11月号 (日本ショッピングセンター協会) (1997年11月1日).pp88
  14. ^ “11月の常執・中執”. 月刊ゼンセン 1992年1月号 (ゼンセン同盟) (1992年1月1日).pp43
  15. ^ a b c d e f g 『全国食品スーパー名鑑 1973年版』 食品新聞社、1973年1月20日。pp69
  16. ^ a b 『全国商業通覧 第3回 1985年版 西日本 1』 通商産業調査会、1985年3月。pp446
  17. ^ “新しい陳列器具をとり入れた小牧オカダヤ”. 販売革新 1967年11月号 (アール・アイ・シー) (1967年11月).pp52-57
  18. ^ 『全国都市統計総覧』 東洋経済新報社、1982年9月。pp960
  19. ^ “SC情報”. ショッピングセンター 1974年10月号 (日本ショッピングセンター協会) (1974年10月1日).pp60
  20. ^ 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp522
  21. ^ 『江南商工名鑑 1985年版』 江南商工会議所、1985年3月25日。pp162
  22. ^ 『食品流通の現状と50年代への展開 食品流通年報1974年版』 日本食糧新聞社、1974年5月25日。pp288
  23. ^ a b c d 荒屋勝 “スーパーマーケット情報”. 食品と科学 1972年8月号 (食品と科学社) (1972年8月).pp64-66
  24. ^ a b c d e f 『ショッピングセンター名鑑 1976年度版』 日本ショッピングセンター協会、1976年4月30日。pp312
  25. ^ 『ショッピングセンター名鑑 1985年版』 日本ショッピングセンター協会、1985年12月27日。pp788
  26. ^ a b c d e f g 『ショッピングセンター名鑑 1988年版』 日本ショッピングセンター協会、1988年12月27日。pp939
  27. ^ 『流通会社年鑑 1979年版』 日本経済新聞社、1978年10月20日。 pp143
  28. ^ 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp525
  29. ^ 西春町史編集委員会『西春町史 通史編 2』 西春町、1988年3月30日。pp100
  30. ^ “開店ニュース”. 販売革新 1969年8月号 (アール・アイ・シー) (1969年8月).pp174
  31. ^ a b c 『ショッピングセンター名鑑 1985年版』 日本ショッピングセンター協会、1985年12月27日。pp825
  32. ^ a b c 『全国商業通覧 第3回 1985年版 西日本 1』 通商産業調査会、1985年3月。pp447
  33. ^ a b “ヨシヅヤ、「ヨシヅヤ師勝店」全面リニューアル 「Yストア」は新規オープン”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2008年7月27日). pp11
  34. ^ 『日本セルフ・サービス年鑑 1970年版』 日本セルフ・サービス協会、1970年3月20日。pp263
  35. ^ 『特集 日本のスーパーマーケット 食品流通年報1972年版』 日本食糧新聞社、1971年11月25日。pp39
  36. ^ 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp523
  37. ^ 『日本セルフ・サービス年鑑 1968年版』 日本セルフ・サービス協会、1968年3月20日。pp290
  38. ^ a b c d e f 『ショッピングセンター名鑑 1985年版』 日本ショッピングセンター協会、1985年12月27日。pp793
  39. ^ a b 『小売業年鑑 百貨店・スーパー 1983年版』 商業界、1983年3月。pp1013
  40. ^ a b 荒屋勝 “スーパーマーケット情報”. 食品と科学 1972年5月号 (食品と科学社) (1972年5月).pp51-53
  41. ^ a b c d e 『ショッピングセンター名鑑 1985年版』 日本ショッピングセンター協会、1985年12月27日。pp827
  42. ^ a b 『事業所名鑑 昭和63年版 本編』 総務庁統計局、1988年12月。pp1074
  43. ^ 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp535
  44. ^ 海野裕之(2013年5月1日). “「ヨシヅヤJR蟹江駅前店」オープン 高齢者に優しい店作り徹底 地域の避難拠点機能も”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社) pp10
  45. ^ 『全国商業通覧 第3回 1985年版 西日本 1』 通商産業調査会、1985年3月。pp448
  46. ^ a b 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp533
  47. ^ a b 海野裕之(2011年10月28日). “義津屋、「ヨシヅヤ甚目寺店」グランドオープン”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). . pp6
  48. ^ a b 『木曽川町史』 木曽川町、1981年11月1日。pp872
  49. ^ 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp534
  50. ^ a b 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp538
  51. ^ 『特集 日本のスーパーマーケット 食品流通年報1972年版』 日本食糧新聞社、1971年11月25日。pp66
  52. ^ a b c d e 『ショッピングセンター名鑑 1976年度版』 日本ショッピングセンター協会、1976年4月30日。pp314
  53. ^ 『全国商業通覧 第3回 1985年版 西日本 1』 通商産業調査会、1985年3月。pp437
  54. ^ a b 『全国商業通覧 第3回 1985年版 西日本 1』 通商産業調査会、1985年3月。pp48
  55. ^ 『全国商業通覧 第3回 1985年版 西日本 1』 通商産業調査会、1985年3月。pp50
  56. ^ 『AJS20年の歩み』 オール日本スーパーマーケット協会、1984年1月。 pp539
  57. ^ 『岐阜県事業所名鑑』 総務庁統計局、1985年8月。pp166

関連項目

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