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ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
Jean-Pierre & Luc Dardenne
Jean-Pierre & Luc Dardenne
第62回カンヌ国際映画祭にて (2009年
ジャン=ピエール(左)、リュック(右)
本名 Jean-Pierre Dardenne
Luc Dardenne
出生地 ベルギーの旗 ベルギー リエージュ
職業 映画監督脚本家映画プロデューサー
ジャンル 映画
活動期間 1978年 -
主な作品
ロゼッタ
ある子供
ロルナの祈り
少年と自転車
受賞
カンヌ国際映画祭
パルム・ドール
1999年ロゼッタ
2005年ある子供
グランプリ
2011年少年と自転車
監督賞
2019年その手に触れるまで
脚本賞
2008年ロルナの祈り
75周年記念賞
2022年トリとロキタ
ヴェネツィア国際映画祭
ロベール・ブレッソン賞
2011年
ヨーロッパ映画賞
脚本賞
2011年少年と自転車
ドキュメンタリー賞
1997年 『Gigi, Monica... et Bianca
全米映画批評家協会賞
外国語映画賞
1997年『イゴールの約束』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
外国語映画賞
1997年『イゴールの約束』
その他の賞
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ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌは、ダルデンヌ兄弟として知られる、兄のジャン=ピエール・ダルデンヌJean-Pierre Dardenne, 1951年4月21日 - ) と弟のリュック・ダルデンヌLuc Dardenne, 1954年3月10日 - ) の二人の兄弟からなるベルギー映画監督

来歴

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1951年4月21日に兄のジャン=ピエールが、1954年3月10日に弟のリュックがリエージュ近郊で生まれた[1]。ジャン=ピエールは舞台演出家を志してブリュッセルへ移り、兄弟は同地で出会ったアルマン・ガッティに影響を受けた。その後、原発で働いた資金で機材を購入。1974年以降、都市計画などの社会問題を映したドキュメンタリーを製作した。1978年、初監督作品となったドキュメンタリー『Le Chant du Rossignol』を発表。その後も様々なテーマでドキュメンタリーを製作した。

1987年ルネ・カリスキー英語版戯曲を基にした初の長編劇映画Falsch (ファルシュ)』を発表。2作目の『'Je pense à vous (あなたを思う)』(1992年)は製作サイドの圧力により満足できる完成度に至らなかった。1996年、束縛されない環境で製作した3作目の『イゴールの約束英語版』を発表。第49回カンヌ国際映画祭の監督週間部門に出品されるなど、世界的な注目を集めた。

1999年、『ロゼッタ』で第52回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。主演の新人エミリー・ドゥケンヌにも同映画祭女優賞をもたらした。

2002年の『息子のまなざし』では常連俳優のオリヴィエ・グルメを初めて主演で起用し、第55回カンヌ国際映画祭男優賞をもたらした。

2005年、『ある子供』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。同賞を2度受賞した5組目の監督となった。

さらに2008年の『ロルナの祈り』は第61回カンヌ国際映画祭脚本賞2011年の『少年と自転車』は第64回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞、映画祭史上初の5作品連続の主要部門受賞を達成した。

2014年マリオン・コティヤールを起用した『サンドラの週末』が第67回カンヌ国際映画祭に出品されたが、自身初の無冠に終わった。しかし、主演のマリオン・コティヤールの演技は絶賛され、第49回全米映画批評家協会賞の主演女優賞や第80回ニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞などの映画賞を多数受賞し、第87回アカデミー賞では主演女優賞にノミネートされた。

2019年、『その手に触れるまで』で第72回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した。

2022年、『トリとロキタ英語版』で、第75回カンヌ国際映画祭の第75回記念賞を受賞した。

監督作品

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脚注

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  1. ^ PROFILE<ダルデンヌ”. Bittersend. 30 November 2014閲覧。
  2. ^ “ダルデンヌ兄弟の最新作「午後8時の訪問者」2017年4月に公開”. 映画ナタリー. (2016年11月17日). https://natalie.mu/eiga/news/209691 2016年11月17日閲覧。 

外部リンク

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