スニーカーぶる〜す
「スニーカーぶる~す」 | ||||
---|---|---|---|---|
近藤真彦 の シングル | ||||
B面 | ホンモク・ラット | |||
リリース | ||||
ジャンル | アイドル歌謡 | |||
時間 | ||||
レーベル | RCA / RVC | |||
作詞・作曲 |
松本隆(作詞) 筒美京平(作曲) | |||
チャート最高順位 | ||||
近藤真彦 シングル 年表 | ||||
| ||||
『スニーカーぶる〜す』は、近藤真彦のデビューシングルである。1980年12月12日に発売された。発売元はRVC (現:ソニー・ミュージックレーベルズ/アリオラジャパン)である。
解説
[編集]TBS系テレビドラマ『3年B組金八先生』(1979年10月 - 1980年3月放送)で俳優デビューを果たした近藤真彦の、歌手としてのデビューシングル。自身最大のヒット曲、かつミリオンセラー[注釈 1]となった。
オリコンウィークリーチャートで史上初の「デビュー・シングルで初登場1位を獲得したシングル」となった[注釈 2]。TBS系音楽番組『ザ・ベストテン』でも1位を記録。
2006年1月1日に発売された、歌手デビュー25周年記念CD-BOX『マッチ箱 〜25th Anniversary Complete Singles Edition〜』に、B面曲を含めたマキシシングル・サイズで復刻された。CD-BOXのみで、個別販売はしていない。また、上記BOX『マッチ箱』と同時に発売されたトリビュート・アルバムでは、Scoobie Doが本楽曲をカヴァーしている。
2006年2月8日に発売されたベスト・アルバム『MATCHY★BEST』に、デジタル・リマスタリングが施されて収録。また、本楽曲が披露された2007年・バレンタインデーの日本武道館ライヴ公演を収録したDVD「近藤真彦 '07 Valentine's Day in 武道館」(2007.5.9)も商品化されている。
歌詞が1度変更されており、最初の歌詞のバージョンは後に『ふられてBANZAI』(1982年3月31日)のカップリング曲として発表された。レーベルには近藤のサインと写真が印刷されている。初回プレスのみ、ピンナップ付ジャケット。
当初筒美が書いた曲の進行は発売されたものと違っており、レコーディングのプロデューサーであった小杉理宇造が演奏を切り張りして、筒美さんが当初書いた曲の進行を変えた。普段は温厚な筒美もさすがに不満をもらしてが、小杉より『すいません、先生。けど元のままじゃ、オリコン初登場1位を取れないんで』と言われたそうである[1]。
収録曲
[編集]- 両楽曲共に、作曲:筒美京平
- スニーカーぶる~す(3分51秒)
- 作詞:松本隆/編曲:馬飼野康二
- 東宝映画『たのきんスーパーヒットシリーズ第1弾・青春グラフィティ スニーカーぶる〜す』主題歌。
- 作詞:松本隆/編曲:馬飼野康二
- ホンモク・ラット(3分5秒)
収録作品
[編集]- THE MATCHY best song for you
- MATCHY★BEST
- マッチ箱 〜25th Anniversary Complete Singles Edition〜
- THE HIT MAKER -筒美京平の世界- - 作曲家活動40周年記念CD-BOX、「スニーカーぶる〜す」収録。
- 風街図鑑〜松本隆 作詞活動30周年記念 - 作詞家活動30周年記念CD-BOX、「スニーカーぶる〜す」収録。
- 青春歌年鑑 1981 BEST30 - 年代別ヒット曲コンピレーション・アルバム、「スニーカーぶる〜す」収録。
- 青春歌年鑑 80年代総集編 - 1980年代にヒットした音楽集、「スニーカーぶる〜す」収録。
- 三十五周年 近藤真彦×伊集院静=二十四曲(2015年7月19日発売) - 近藤の活動35周年記念に制作された、伊達歩(伊集院静)作詞曲のセルフカバーアルバム。「ホンモク・ラット」(新規録音版 編曲:船山基紀)収録。
カバー
[編集]- スニーカーぶる~す
-
- アルヴィン・コック(中国語: 郭小霖) - 香港の歌手・作曲家。1987年のアルバム『愛情蝙蝠俠』に収録。歌詞は広東語でタイトルは「愛情蝙蝠俠」。
- Scoobie Do - 2006年1月25日に発売された『MATCHY TRIBUTE 25th anniversary』並びにScoobie Doのカバー・アルバム『Scoobie_Do#フルアルバムExtra Funk-a-lismo! Extra Funk-a-lismo! -Covers & Rarities-』に収録。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “山下達郎が語った、ユーミン「MISSLIM」録音現場での《匿名的でないコーラス》の豪華な顔ぶれ”. 文春オンライン (2022年9月11日). 2024年3月5日閲覧。