コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ダイアナブライト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダイアナブライト
欧字表記 Diana Bright[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[2]
生誕 2016年1月28日(8歳)[1]
抹消日 2021年10月13日(JRA)[2]
2022年3月3日(NAR)[3]
ディープインパクト[1]
チェリーコレクト[1]
母の父 Oratorio[1]
生国 日本の旗 日本北海道安平町[1]
生産者 ノーザンファーム[1]
馬主 (有)キャロットファーム[1]
調教師 石坂正栗東
石坂公一(栗東)
→内田勝義(川崎[1]
競走成績
生涯成績 18戦5勝[1]
中央:14戦4勝
地方:4戦1勝
獲得賞金 7780万7000円[1]
中央:5370万7000円
地方:2410万円
勝ち鞍
JpnIII クイーン賞 2021年
テンプレートを表示

ダイアナブライト(欧字名:Diana Bright2016年1月28日 - )は、日本競走馬繁殖牝馬[1]。主な勝ち鞍に2021年のクイーン賞

馬名の由来は、さくらんぼの品種の一つ。母名より連想[2]

経歴

[編集]

2019年2月10日、京都競馬場6Rの3歳新馬(芝2000m)で、浜中俊を背にデビューし2着[4]。通算4戦目となった10月の3歳未勝利戦で初勝利を収めた。初勝利後は条件クラスで出走を重ね、3歳9月のJRAアニバーサリーステークスでの勝利をもってオープンクラスに昇格[5]。その後は長期休養に入った。

4歳の2月末、石坂正調教師の引退に伴い、石坂公一厩舎に転厩[6]。約8か月ぶりの実践復帰となった5月の吾妻小富士ステークスは6着に敗れる。ダートグレード初出走のレディスプレリュードで4着に敗れた後、10月13日付でJRAの競走馬登録を抹消、地方競馬に移籍した[7]。転厩後初戦のクイーン賞は中団前でレースを進め、4コーナーで内から進出。直線では外にヨれながらもしぶとく脚を伸ばし、逃げ粘るサルサディオーネをゴール寸前で差し切って重賞初優勝を果たした[8]

翌6歳シーズンも現役を続行するが、2戦して未勝利に終わる。3月3日付で地方からも競走馬登録を抹消され、引退した[3]。引退後は生まれ故郷のノーザンファーム繁殖牝馬となる。

競走成績

[編集]

以下の内容は、netkeiba.com[9]およびJBISサーチ[10]、地方競馬全国協会[3]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2019.02.10 京都 3歳新馬 芝2000m(良) 16 2 4 003.70(2人) 02着 R2:06.3(35.3) -0.2 0浜中俊 54 メイショウハナグシ 438
0000.03.30 阪神 3歳未勝利 芝1800m(良) 16 8 15 003.90(2人) 04着 R1:50.7(33.7) -0.8 0浜中俊 54 セラピア 436
0000.04.13 阪神 3歳未勝利 芝2000m(良) 16 5 10 004.10(3人) 02着 R2:01.9(35.4) -0.0 0浜中俊 54 レッドアウローラ 434
0000.06.22 阪神 3歳未勝利 芝1800m(良) 18 8 18 002.30(1人) 01着 R1:47.5(36.4) -0.2 0川田将雅 54 (ハギノベルエキプ) 436
0000.10.05 新潟 3歳上1勝クラス 芝2000m(稍) 12 7 9 008.10(4人) 06着 R1:59.8(36.5) -1.1 0中谷雄太 53 シーオブザムーン 440
0000.10.26 新潟 3歳上1勝クラス ダ1800m(不) 12 6 7 006.90(4人) 02着 R1:51.6(38.0) -0.4 0斎藤新 51 チャチャチャ 436
2020.02.23 小倉 4歳上1勝クラス ダ1700m(重) 12 5 5 002.60(1人) 01着 R1:44.3(36.7) -0.6 0川田将雅 54 (カグラヒメ) 442
0000.03.22 阪神 4歳上2勝クラス ダ1800m(良) 16 8 16 003.10(1人) 05着 R1:54.4(37.6) -1.2 0川田将雅 55 スペクター 436
0000.06.13 阪神 3歳上2勝クラス ダ1800m(不) 12 8 11 006.30(3人) 01着 R1:51.6(36.5) -0.2 0川田将雅 55 (デュアルウィール) 442
0000.08.22 新潟 日本海S 3勝 芝2200m(良) 16 4 8 009.60(5人) 14着 R2:15.5(38.5) -1.9 0岩田康誠 55 ソロフレーズ 452
0000.09.21 中京 JRAアニバーサリー 3勝 ダ1800m(良) 16 2 3 015.90(6人) 01着 R1:51.3(37.4) -0.0 0吉田隼人 55 (オーケストラ) 448
2021.05.02 新潟 吾妻小富士S OP ダ1800m(不) 15 4 6 008.60(4人) 06着 R1:50.4(37.0) -0.8 0菅原明良 52 サトノギャロス 444
0000.06.13 中京 三宮S OP ダ1800m(稍) 16 8 16 007.60(4人) 13着 R1:52.7(37.3) -1.5 0松山弘平 52 サンライズホープ 456
0000.08.28 新潟 BSN賞 L ダ1800m(良) 15 3 4 047.0(11人) 05着 R1:51.3(37.5) -1.0 0菅原明良 52 ブルベアイリーデ 448
0000.10.07 大井 Lプレリュード JpnII ダ1800m(良) 10 8 10 014.00(6人) 04着 R1:54.0(37.1) -1.4 0菅原明良 55 レーヌブランシュ 448
0000.12.01 船橋 クイーン賞 JpnIII ダ1800m(不) 14 5 7 020.00(6人) 01着 R1:51.4(38.4) -0.1 0笹川翼 53 サルサディオーネ 444
2022.01.26 大井 TCK女王盃 JpnIII ダ1800m(良) 12 3 3 030.10(7人) 07着 R1:54.9(37.5) -0.7 0笹川翼 55 テオレーマ 464
0000.03.02 川崎 エンプレス杯 JpnII ダ2100m(良) 13 7 10 034.10(7人) 07着 R2:17.5(39.9) -1.8 0笹川翼 55 ショウナンナデシコ 461

繁殖成績

[編集]
生年 馬名 毛色 馬主 管理調教師 戦績 出典
初仔 2023年 ダイアナブライトの2023 鹿毛 ドレフォン キャロットファーム 美浦尾関知人 (デビュー前) [11]
2番仔 2024年 ダイアナブライトの2024 鹿毛 ロードカナロア (デビュー前) [12]
  • 2024年12月12日現在

血統表

[編集]
ダイアナブライト血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

ディープインパクト
2002 鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

*チェリーコレクト
2009 鹿毛
Oratorio
2002 鹿毛
*デインヒル Danzig
Razyana
Mahrah Vaguely Noble
Montage
母の母
Holy Moon
2000 鹿毛
Hernando Niniski
Whakilyric
Centinela Caerleon
New Generation
母系(F-No.) (FN:14-f) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer:S5×M5、Nijinsky:M5×M5 [§ 4]
出典
  1. ^ [13]
  2. ^ [14]
  3. ^ [13]
  4. ^ [13]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n ダイアナブライト”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年12月12日閲覧。
  2. ^ a b c ダイアナブライト|競走馬情報”. 日本中央競馬会. 2024年12月9日閲覧。
  3. ^ a b c ダイアナブライト”. 地方競馬全国協会. 2024年12月12日閲覧。
  4. ^ 【京都6R新馬戦】5番人気メイショウハナグシが初陣飾る/JRAレース結果”. netkeiba.com (2019年2月10日). 2024年12月12日閲覧。
  5. ^ 【JRAアニバーサリーS】(中京) ダイアナブライトがゴール前での競り合いを制する”. netkeiba.com (2020年9月21日). 2024年12月12日閲覧。
  6. ^ 【JRA】石坂正厩舎の転厩馬一覧 ドナウデルタは高野厩舎、レッドヴェイロンは中内田厩舎へ”. netkeiba.com (2021年2月28日). 2024年12月12日閲覧。
  7. ^ 【先週のJRA抹消馬】ダービー馬レイデオロの半弟アブソルティスモ、銀蹄Sを制したロードグラディオなど”. netkeiba.com (2021年10月18日). 2024年12月12日閲覧。
  8. ^ 【船橋・クイーン賞結果】ダイアナブライトが移籍初戦を制す!笹川翼騎手と人馬共にDG初制覇”. netkeiba.com (2021年12月1日). 2024年12月12日閲覧。
  9. ^ ダイアナブライトの競走成績”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年12月12日閲覧。
  10. ^ ダイアナブライト 競走成績”. JBISサーチ. 2024年12月12日閲覧。
  11. ^ ダイアナブライトの2023”. netkeiba.com. 2024年12月12日閲覧。
  12. ^ __________________”. jbis.or.jp. 2024年12月12日閲覧。
  13. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ダイアナブライト|JBISサーチ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年12月12日閲覧。
  14. ^ ダイアナブライトの血統表|競走馬データ - netkeiba.com”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2024年12月12日閲覧。

外部リンク

[編集]