パークナムポー駅
パークナムポー駅 | |
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ปากน้ำโพ Pak Nam Pho | |
◄ナコーンサワン (4.78 km) (6.59 km) ブンボーラプート► | |
所在地 |
タイ王国 ナコーンサワン県 ムアンナコーンサワン郡 |
駅番号 | 1083 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 一等駅 |
所属路線 | 北本線 |
キロ程 | 250.56 km(クルンテープ駅起点) |
電報略号 | ปพ. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1905年10月31日 |
パークナムポー駅(パークナムポーえき、タイ語:สถานีรถไฟปากน้ำโพ)は、タイ王国北部ナコーンサワン県ムアンナコーンサワン郡にある、タイ国有鉄道北本線の駅である。
概要
[編集]パークナムポー駅はタイ王国北部ナコーンサワン県の県庁所在地で、人口約24万人が暮らすムアンナコーンサワン郡にある。駅の正面側は西向きであり、チャオプラヤー川の東側に位置する。クルンテープ駅(バンコク)より250.56km地点に位置し、快速列車利用で4時間30分程度である。
駅名こそパークナムポーを名乗っているが、ナコーンサワン市街地には隣のナコーンサワン駅よりはるかに近い。この為本駅をナコーンサワン駅と勘違いされることもある。
一等駅であり、1日当たり13列車(上り7列車、下り6列車)が発着しその内訳は、上下列車が快速2往復、普通4往復であり、上り列車のみこれに、ディーゼル特急1列車が加わる。当駅を含むロッブリー駅より終点チエンマイ駅までは、単線区間である。
歴史
[編集]1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業した[1]が、それから複数回に及ぶ延伸開業をへた8年後の1905年10月31日に当駅まで延長した。開業当初は終着駅であったが、15月後の1907年1月24日にピッサヌローク駅まで延長され中間駅となった[2]。
- 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
- 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - バーンパーチー駅 (18.87km)
- 1901年4月1日 【開業】バーンパーチー駅 - ロッブリー駅 (42.86km)
- 1905年10月31日【開業】ロッブリー駅 - パークナムポー駅 (117.75km)
- 1907年1月24日 【開業】パークナムポー駅 - ピッサヌローク駅 (138.66km)
駅構造
[編集]単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。
パークナムポー車輛所
[編集]当駅に隣接してナコーンサワン駅側に、パークナムポー車輛所がある[3]。規模は小さいが転車台、扇形機関庫があり、退役したB.B.C.11、B.L.C.24操重車が静態保存されている[4]。また古い貨車が当駅に保管(展示?)されている。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5