フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(フジテレビどようはちじわくのれんぞくドラマ)は、かつてフジテレビ系列全国ネットとして土曜 20:00 - 20:54 (日本標準時、それ以外の時も有り)に設けられていたドラマ枠である[独自研究?]。
概要
[編集]この枠はバラエティ番組が多いが、かつてはドラマも放送されていた。初期は開局直後に開始した『東芝土曜劇場』や、『のれん太平記』シリーズなどの下町人情作品、そして日本初の単発特別番組枠『テレビグランドスペシャル(第1期)』を挟んで、円谷プロ制作の大型特撮ドラマ『マイティジャック』だったが、『マイティジャック』はその内容が受けず、1クールで土曜夜7時枠に移動して、30分番組の『戦え!マイティジャック』となり、その後はコント55号のバラエティ『コント55号の世界は笑う』→『コント55号のやるぞみてくれ!』となった。
『やるぞみてくれ!』打ち切り後、4ヶ月のつなぎ番組を挟んで、『柳生十兵衛』(山口崇主演版)を開始。以後は時代劇(一部現代劇も有り)となるが、『東海道姉ちゃん仁義』を最後に7時半枠と統合して90分枠となり、『欽ドン!』シリーズなどを放送する。
90分枠が終了した1980年10月からは1時間枠を5年半振りに復活し、月曜21時(第1期)から移動するかたちで学園ドラマ『ピーマン白書』を放送するも、6回で打ち切りとなり、後番組『小さな追跡者』を最後にドラマは又中断、半年後に『オレたちひょうきん族』を開始する。
『ひょうきん族』終了後は『あいつがトラブル』で復活。またその後の『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!!』の非常事態による打ち切りの後は、『ボクたちのドラマシリーズ(第2シーズン)』で復活する。この時間帯のドラマ枠は終了となった。2023年現在は『新しいカギ』というバラエティ番組枠が続いている。
第3期が放送されていた時期では、19:00に『紅い稲妻』→ピープロ特撮番組(『スペクトルマン』など)、21:30に『土曜劇場』、22:30に時代劇(『木枯し紋次郎』など)が編成され、計4本・3時間半に渡ってドラマが放送されていた。その後『ピーマン白書』→『小さな追跡者』放送時期は、21:00に『土曜劇場』、22:00に『ゴールデンドラマシリーズ』が編成され、3連続で1時間ドラマが放送されていた事が有った。
放送作品一覧
[編集]第1期
[編集]- 東芝土曜劇場(1959年3月7日 - 1964年4月11日)※開始当初は20:00 - 21:00。1963年10月より20:00 - 20:56に(4分縮小)
- のれん太平記シリーズ
- のれん太平記(第1シリーズ)(1964年4月18日 - 10月10日)
- 続・のれん太平記(第2シリーズ)(1964年10月24日 - 12月26日)
- 新・のれん太平記(第3シリーズ)(1965年1月2日 - 6月26日)
- のれん太平記(第4シリーズ)(1965年7月3日 - 10月30日)
- のれん太平記(第5シリーズ)(1965年11月6日 - 1966年4月30日)
- おてんとさまどんと来い!(1966年5月7日 - 10月29日)
- のれん繁昌記(1966年11月5日 - 1967年3月25日)
- おーい!わが家(1967年4月1日 - 6月24日)
- 青春(1967年7月1日 - 10月28日)
第2期
[編集]第3期
[編集]- 柳生十兵衛 (山口崇主演版)(1970年9月26日 - 1971年5月1日)
- 清水次郎長(竹脇無我主演版)(1971年5月8日 - 1972年4月29日)
- お祭り銀次捕物帳(1972年5月6日 - 8月26日)
- 二人の素浪人(1972年9月2日 - 1973年1月6日)
- お嫁さんに決めた! (1973年1月13日 - 3月31日)
- 剣客商売(加藤剛・山形勲主演版)(1973年4月7日 - 9月1日)
- 肝っ玉捕物帳(1973年9月8日 - 1974年3月2日)※1973年10月をもって20:00 - 20:55に変更(1分縮小)。
- ほうねんまんさく (1974年3月9日 - 6月1日)
- 東海道姉ちゃん仁義(1974年6月8日 - 8月31日)
第4期
[編集]第5期
[編集]- あいつがトラブル(1989年12月2日 - 1990年3月24日)
第6期
[編集]- ボクたちのドラマシリーズ(第2シーズン)(1993年10月16日 - 1994年3月19日)
スポンサー
[編集]- 『東芝土曜劇場』は東京芝浦電気(現:東芝)、『のれん太平記』から『のれん繁昌記』までは大正製薬のそれぞれ一社提供。
- 『おーい!わが家』からサントリーと花王石鹸(現:花王)に変更し、『柳生十兵衛』まで中断中の番組を含めてこの二社で提供。そして『清水次郎長』から長大が追加されて三社提供になったが、『二人の素浪人』を以てサントリーが降板、以後は花王を筆頭とする複数社提供へ変更、花王は2000年9月までこの枠の全ドラマや、中断中&後身番組の筆頭スポンサーを担当した。
関連項目
[編集]- 土曜ナナハン学園危機一髪 - 第4期直前の1980年4月 - 9月に放送。
- フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ - 『ピーマン白書』の前身枠。
- フジテレビ木曜8時枠の連続ドラマ - 『ボクたちのドラマシリーズ』第1期の放送枠。
フジテレビ 土曜20:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
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【開局前】 |
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(第1期)
(1959年3月7日 - 1967年10月28日) |
テレビグランドスペシャル(第1期)
(1967年11月4日 - 1968年3月30日) |
フジテレビ 土曜20:56枠 | ||
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【開局前】 |
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(第1期)
(1959年3月7日 - 1963年10月5日) |
一刀両断(土曜)
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フジテレビ系列 土曜20:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
テレビグランドスペシャル(第1期)
(1967年11月4日 - 1968年3月30日) |
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(第2期)
(1968年4月6日 - 1968年6月29日) |
コント55号の世界は笑う
(1968年7月13日 - 1970年3月28日) |
フジテレビ系列 土曜20:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(第3期)
(1970年9月26日 - 1974年8月31日) |
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フジテレビ系列 土曜20:55枠 | ||
なつメロ・ヒット・フェスティバル
(1970年6月6日 - 8月29日) ※20:00 - 20:56 |
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(第3期)
(1970年9月26日 - 1973年9月29日) |
フジテレビ系列 土曜20:00 - 20:54枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(第4期)
(1980年10月4日 - 1981年3月14日) |
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オレたちひょうきん族
(1981年10月10日 - 1989年10月14日) |
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(第5期)
(1989年12月2日 - 1990年3月24日) |
ザ・ウォッチング!!
(1990年4月 - 1990年9月) |
フジテレビ土曜8時枠の連続ドラマ(第6期)
(1993年10月16日 - 1994年3月19日) |
ゴールデンタイム
(1994年4月16日 - 9月17日) |