フラガール
フラガール | |
---|---|
監督 | 李相日 |
脚本 |
李相日 羽原大介 |
製作 |
シネカノン ハピネット スターダストピクチャーズ |
製作総指揮 | 李鳳宇 |
出演者 |
松雪泰子 豊川悦司 蒼井優 山崎静代 岸部一徳 富司純子 |
音楽 | ジェイク・シマブクロ |
撮影 | 山本英夫 |
編集 | 今井剛 |
配給 | シネカノン |
公開 |
2006年9月23日 2007年3月1日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 14億円[1][2][3] |
『フラガール』は、2006年9月23日全国公開の日本映画である。主演は松雪泰子で、シネカノン制作・配給である。
第80回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベストテン第1位および読者選出ベスト・テン(日本映画)第1位[2][3]。第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。
2008年以降たびたび舞台化されている。
概要
[編集]1965年(昭和40年)、大幅な規模縮小に追い込まれ危機的状況に陥った福島県いわき市[注 1]の常磐炭鉱を舞台に、炭鉱で働く人々が職場を失う現実・苦悩に立ち向かい、町おこし事業として立ち上げた常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生から成功までを実話を元に描く。ハワイアンミュージックと本格的なフラダンスショーが描かれている。
プロデューサーの石原仁美が、炭鉱の危機を救うために元炭坑夫の男たちがヤシの木を植え、娘たちがフラダンスを学ぶという常磐ハワイアンセンター創設にまつわるドキュメンタリーをテレビでたまたま見かけて「これは絶対に映画になる」と映画化を構想し、その翌日に常磐興産へ連絡をとって取材を開始。当初は社長の中村豊を主人公とした『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』のような作品の構想を抱いていたが、取材を進める中で次第に素人フラダンスチームに惹かれていき、最終的に横浜から招いた講師による指導を受けながら努力を重ねてステージに立つまでの感動の物語を描くこととした[4]。原作の無い作品であることから脚本を何度も書き直し、構想から3年をかけてようやく制作に漕ぎ着けた。実話と同様に素人の女の子が数ヶ月に及ぶ厳しいレッスンを共にして気持ちを1つに通じ合わせることでいい映画を作り上げたいとの思いから、主役の松雪泰子・蒼井優から台詞のないダンサー役に至るまでダンス経験のない女優をキャスティングし、全員が一からダンスのレッスンを受けて撮影に臨んでいる[5]。
公開前はそれほど注目を浴びた作品ではなかったものの、口コミを通じて評判を呼んだことで最終的に観客動員130万人、興行収入14億円を記録する大ヒット作品となり、第80回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞など多くの賞を受賞した[5]。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
[編集]常磐ハワイアンセンター関係
[編集]フラガールズ
[編集]- 谷川紀美子 - 蒼井優
- 常磐音楽舞踊学院1期生 小野(旧姓 豊田)恵美子がモデル[6]。
- 木村早苗 - 徳永えり
- 熊野小百合 - 山崎静代
- 佐々木初子 - 池津祥子
- 神山愛子 - 浅川稚広
- 蔦谷米子 - 安部魔凛碧
- 相馬純子 - 池永亜美
- 宮田比呂子 - 上野なつひ
- 岩田律子 - 内田晴子
- 内藤恵子 - 直林真里奈
- 小野寺ひらめ - 近江麻衣子
- 小川直子 - 楓
- 岡本真理子 - 栗田裕里
- 武藤澄江 - 田川可奈美
- 福田将美 - 千代谷美穂
- 柳里子 - 豊川栄順
- 田口ゆき絵 - 中村雪乃
- 芦屋めい - 中浜奈美子
常磐炭鉱の人々、他
[編集]- 谷川洋二朗 - 豊川悦司
- 紀美子の兄
- 谷川千代 - 富司純子
- 紀美子の母
- 木村清二 - 高橋克実
- 早苗の父
- 木村好恵 - 小野愛莉
- 早苗の妹
- 木村実 - 高橋朗
- 早苗の弟
- 木村美代 - 畠みゆう
- 早苗の末の妹
- 佐々木太郎 - 鈴木寛弥
- 初子の息子
- 石田 - 寺島進
- まどかを追いかける借金取り
- 猪狩光夫 - 三宅弘城
- 洋二朗の親友。ハワイアンセンターに転職する
- 熊野五郎 - 志賀勝
- 小百合の父
- 常磐炭鉱の労務係長
- 徹 - 眞島秀和
- 元炭鉱夫。ハワイアンセンターに転職しバンドマンとなる
スタッフ
[編集]- 監督 - 李相日
- 協力 - スパリゾートハワイアンズ、いわきフィルムコミッション、映画「フラガール」を応援する会
- Special Thanks - 常磐興産、常磐興産グループ、常磐興産OB・OG有志、スパリゾートハワイアンズダンシングチーム、常盤音楽舞踊学院、早川洋舞塾
- 後援 - 福島県、いわき市、ハワイ州観光局
- 製作者 - 李鳳宇、河合洋、細野義朗
- 脚本 - 羽原大介
- 企画・プロデュース - 石原仁美
- 撮影 - 山本英夫
- 美術 - 種田陽平
- 照明 - 小野晃
- 録音 - 白取貢
- 編集 - 今井剛
- 監督補 - 杉山泰一
- 音楽 - ジェイク・シマブクロ
- テーマソング - ジェイク・シマブクロ「Hula Girl」(フラ・ガール)
- 劇中歌 - 「Wish on my star」(英語版 - ジェニファー・ペリ、日本語版 - 照屋実穂)
- 演技・振付指導 - カレイナニ早川
- CG - OLMデジタル
- 技斗 - 秋永政之
- タイトル - マリンポスト
- 現像 - 東京現像所
- スタジオ - 日活撮影所
- 製作委員会(BLACK DIAMONDS)メンバー - シネカノン、ハピネット、スターダストピクチャーズ
- 制作/配給 - シネカノン
ロケ地
[編集]作品の評価
[編集]興行成績
[編集]公開前はそれほど注目されていなかったが、口コミによって評判が伝わり、ロングラン上映をする劇場が多く、最終的には目標を上回る観客動員125万人、興収14億円という大ヒットとなった。
受賞歴
[編集]第79回アカデミー賞の外国語映画賞の日本代表に選出(本選の第1次選考で落選)。また、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれたが、大手映画会社4社(東映、東宝、松竹、角川)以外の作品が受賞するのは1996年の『午後の遺言状』(日本ヘラルド映画)以来11年ぶりである。実質的にダブル主演である松雪と蒼井は下記のように主演女優賞を分け合ったが、蒼井はクレジット三番手という扱いもあって助演女優賞を受けるケースも目立った。
- 第80回キネマ旬報ベスト・テン(2007年1月9日発表)
- 邦画第1位 - 「フラガール」CITEREF『80回全史』2007
- 読者選出邦画ベストテン 第1位 - 「フラガール」
- 助演女優賞 - 蒼井優
- 第31回報知映画賞(2006年11月28日発表)
- 最優秀作品賞 - 「フラガール」
- 最優秀助演女優賞 - 蒼井優
- 第19回日刊スポーツ映画大賞(2006年12月5日発表)
- 作品賞 - 「フラガール」
- 主演女優賞 - 松雪泰子
- 助演女優賞 - 富司純子
- 新人賞 - 蒼井優
- 第61回毎日映画コンクール(2007年1月19日発表)
- 日本映画優秀賞 - 「フラガール」
- 助演女優賞 - 蒼井優
- 第49回ブルーリボン賞(2007年1月25日発表)
- 作品賞 - 「フラガール」
- 主演女優賞 - 蒼井優
- 助演女優賞 - 富司純子
- 第21回高崎映画祭
- 最優秀監督賞 - 李相日(フラガール)
- 最優秀主演女優賞 - 蒼井優(フラガール)
- 第28回ヨコハマ映画祭
- 日本映画ベストテン 第2位 - フラガール
- 主演女優賞 - 蒼井優
- 2007年エランドール賞
- 作品賞(映画) - 「フラガール」
- 新人賞 - 蒼井優
- 第16回東京スポーツ映画大賞
- 主演女優賞 - 蒼井優
- 助演女優賞 - 富司純子
- 第11回日本インターネット映画大賞
- 日本映画部門作品賞(第1位) - 「フラガール」
- 助演女優賞 - 蒼井優
- 第30回日本アカデミー賞(2007年2月16日発表)
- 最優秀作品賞 - 「フラガール」
- 最優秀監督賞 - 李相日
- 最優秀脚本賞 - 李相日、羽原大介
- 最優秀助演女優賞 - 蒼井優
- 優秀主演女優賞 - 松雪泰子
- 優秀助演女優賞 - 富司純子
- 優秀新人賞 - 蒼井優、山崎静代
- 話題賞 - 「フラガール」
- 第16回日本映画批評家大賞
- 助演女優賞 - フラガールズ
- 第44回ゴールデン・アロー賞(2007年3月1日発表)
- 映画賞 - 松雪泰子
実話との相違点
[編集]映画は当初、センターの設立を企画創案し、創業者となった常磐炭礦副社長、中村豊を主人公に企画が考えられたため、フィクションを脚色した部分がある。
- 主人公の平山まどかは鼻っ柱の強い女性講師で、借金を抱え、都落ちしたSKD(松竹歌劇団)のダンサーという設定だが、実際のモデルは日本のフラダンス界の草分け、カレイナニ早川(本名・早川和子)で、ハワイ留学から帰った彼女がテレビに出ていたのを中村豊がぜひにと頼み込み、その考えに感銘し、講師を引き受けたのである。
- 蒼井優が演じた谷川紀美子のモデルは、小野(旧姓、豊田)恵美子である。映画では踊りに縁のない女子高生として描かれているが、実際の小野恵美子は舞踏学院一期生の最年長21歳で、小学2年生からクラシックバレエを続け、磐城女子高等学校時代はダンス部の主将も担当。リーダーとして早川の右腕的存在であった[7]。
エピソード
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 映画の舞台である福島県いわき市常磐湯本にあるいわき市石炭・化石館(炭鉱内部シーンのロケ地として撮影が行われた)では、企画展として「あの感動をもう一度。フラガール展」が開催された。
- 映画の舞台になった「スパリゾートハワイアンズ」内に、映画の衣裳や小道具などが展示されている「フラ・ミュージアム」が2007年11月にオープンした。
- フラガールの上映以前、ハワイアンズではフラダンスショーはプールに設立された一時的なショータイムの認識が強く、食事や休息の合間に見物する客がほとんどであった。そのため、空席が目立っていたが、上映以降はショータイムを目的とした客が増え、特に長期休暇期間には30分前には席が埋まり、立ち見客や二階テラス、さらには隣接されている巨大プールからの見物客が出るほどの賑わいとなっている。見物料は基本的に上映以前から無料(ただし入園料は別)であるが、現在は有料の予約席がある。
- 映画の公開に先立って、2006年5月3日から4日に、ダンサー役で出演する女優たちが「お台場ハワイアンフェスティバル」に出演する[8]。
- フラ発祥の地であるハワイ州でも、2006年10月30日(現地時間)、ハワイ国際映画祭の大トリとして、ホノルルのハワイ・シアターを使い、アメリカ合衆国内としてのプレミア上映が行われた。上映前に、ジェイク・シマブクロのライブ演奏と、ジェイクの伴奏によるジェニファー・ペリの歌も披露された。なお、その際上映された作品は、借金取りの石田(寺島進)が登場するシーンは完全にカットされ石田が一切登場しないことになっており、また日本国内での宣伝映像に使われた、まどかの初訪問(「私のハワイ、どこ?」と絶句する)シーンなど他の一部シーンもカットされた、日本国内で上映されたものとは一部異なるものとなっていた。
- 2006年12月20日、映画のイベントの一環として、ダンサー役の出演者が現役のダンサーとハワイアンズの舞台で共演するスペシャルステージが実施される[9]。
- 2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災したいわき市を支援するために、当映画に出演した松雪泰子、蒼井優、富司純子、山崎静代らが1,000万円の義援金をいわき市に送った[10]。また、山崎静代を始め、ダンサー役の出演者が、新橋SL広場で開催された震災の応援イベント「がんばっぺ!いわき」に出演する[11]。
- 『フラガール』というタイトルであるが、映画のクライマックスのダンスは「タヒチアン」である[12]。
関連商品
[編集]サウンドトラック
[編集]- フラガール オリジナル・サウンドトラック(2006年8月23日、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル、EICP-652)
ビデオ
[編集]舞台
[編集]2008年版
[編集]2008年7月から8月にかけて、東京・TBS赤坂ACTシアターをはじめ全国5都市で上演された。
映画版も手掛けた羽原大介が脚本を手掛け、映画にはなかったエピソードも盛り込まれる。山田和也が演出を担当。谷川紀美子役の福田沙紀と平山まどか役の片瀬那奈がダブル主演を務め、福田は本作が初舞台にして初主演[13]。また、現役のスパリゾートハワイアンズのダンサー2名もフラガールズ役で出演する[14]。
また、池永亜美は映画に引き続き舞台版の出演者となる。
- キャスト(2008年版舞台)
- 谷川紀美子 - 福田沙紀
- 平山まどか - 片瀬那奈
- 谷川洋二朗 - 阿部力
- 熊野小百合 - 根本はるみ
- 木村早苗 - 今井りか
- 佐々木初子 - 風間水希
- 熊野五郎 - 福本伸一
- まどかの後輩 - 華城季帆
- 吉本紀夫 - 田山涼成
- 谷川千代 - 久世星佳
- フラガールズ - 歩、石井咲、池永亜美、ヴァネッサ・ルート、大澤恵、岡本茜、梶原樹[14]、加東希望、加藤やよい、河野悠里、齋藤実希、佐伯聖羅、島之原樞、首藤萌美、高橋あゆみ、武石愛未、美景、水野夏美。八子亜由美、八塚文香、山際麻衣[14]、横町七瀬
- 及川いぞう
- 松林慎司
- ゆかわたかし
- 浦島三太郎
- 後藤恵
- 鄭光誠
- 高橋稔
- 杉本凌士
- 大迫茂生
- 田久保宗稔
- スタッフ(2008年版舞台)
- 脚本 - 羽原大介
- 演出 - 山田和也
- テーマ音楽 - ジェイク・シマブクロ
- 舞踊振付・指導 - カレイナニ早川
- 音楽 - 佐橋俊彦
- 美術 - 大田創
- 照明 - 高見和義
- 音響 - 山本浩一
- 衣裳 - 原まさみ
- ヘアメイク - 鎌田直樹
- 振付 - 西祐子
- アクション - 渥美博
- 演出助手 - 豊田めぐみ
- 舞台監督 - 北條孝
- 共同プロデューサー - 熊谷信也
- プロデューサー - 河出洋一
- ロゴデザイン - 大寿美トモエ
- 宣伝美術 - COM Works
- 宣伝写真 - 川田洋司(mosa.inc)
- 主催 - TBS、TBSラジオ、朝日新聞社
- 特別協賛 - イトーキ
- 後援 - ハワイ州観光局、タヒチ観光局
- 協力 - シネカノン、スパリゾートハワイアンズ
- フラダンス衣裳協力 - メネフネプランテーション
- 公演日程(2008年版舞台)
- 2008年7月18日 - 8月6日、東京・TBS赤坂ACTシアター
- 2008年8月10日、福島・いわき芸術文化交流館アリオス大ホール
- 2008年8月16日、福岡・福岡市民会館
- 2008年8月23日 - 24日、大阪・梅田芸術劇場メインホール
- 2008年8月28日 - 31日、愛知・御園座
昭和芸能舎版
[編集]2018年6月から2019年1月にかけて、羽原大介の作・演出により東京・赤坂レッドシアターをはじめ全国3都市で上演された。舞台の舞台に近隣であるいわき市でも上演されている。2019年11月から、2都市で再演。
及川いぞう、田久保宗稔、石井咲は2008年版のオリジナルキャストである。
- キャスト(昭和芸能舎版)
- 稲村梓
- 池内理紗
- しるさ
- 中川絵美
- 藤田美歌子
- ちかみ麗
- 及川いぞう
- 山村紘未
- 仲本ユウ
- 竹井ゆず
- 桐山桂奈
- 里内伽奈
- 原悠里奈
- 巻島みのり
- ゆかわたかし
- 高橋みのる
- 浦島三太朗
- アフロ後藤
- 渡邊慶人
- 井上颯
- 田久保宗稔
- 石井咲(再演に出演)
- スタッフ(昭和芸能舎版)
- 作・演出 羽原大介
2019年版
[編集]『フラガール - dance for smile -』[15]のタイトルで、2019年10月から11月に上演[16][17]。主演は、乃木坂46(当時)の井上小百合[16][17]。
初演では映画から追加された後半の紀美子のシーンがカットされた改訂が行われている。[要出典]
映画ではタヒチアンの衣装で雑誌の集合撮影を行ったが、2019年舞台版はハワイアンフラの衣装だった他、熊野小百合の設定などが映画と異なる部分が複数点ある。
- キャスト(2019年版舞台)
- 谷川紀美子 - 井上小百合(当時、乃木坂46)
- 平山まどか - 矢島舞美 (元℃-ute)
- 熊野小百合 - 富田望生
- 木村早苗 (Wキャスト) - 太田奈緒(当時、AKB48)
- 木村早苗 (Wキャスト) - 福島雪菜(劇団4ドル50セント)
- 谷川洋二朗 (紀美子の兄) - 味方良介
- 谷川千代(紀美子の母) - 有森也実
- 吉本紀夫(常磐炭鉱 元 課長/ハワイアンセンター社長) - 山崎銀之丞
- 中山優貴(SOLIDEMO)
- 伊藤修子
- 武田義晴
- 木村清二 (早苗の父) - 吉田智則
- 吉田美佳子
- 伊藤修子
- 黒川恭佑
- 三島涼(イケ家!)
- 山田良明
- 朝倉ふゆな
- 秋谷百音
- 三橋観月
- 尾崎明日香
- 古田小夏
- 相吉澤栞音
- Mirii
- 岩上隼也
- 本橋裕亮
東京公演最終公演のみゲスト出演 - 早苗の弟 役 佐久本宝、大石敦士
- スタッフ(2019年版舞台)
- 公演日程(2019年版舞台)
- 10月18日 - 27日、東京・日本青年館ホール
- 11月2日 - 4日、大阪・サンケイホールブリーゼ
2021年版
[編集]2019年初演の『フラガール -dance for smile-』の再演[18]。主演の樋口日奈(当時乃木坂46)は舞台単独初主演[18]。
- キャスト(2021年版舞台)
- 谷川紀美子 - 樋口日奈(当時、乃木坂46)
- 平山まどか - 矢島舞美
- 木村早苗 - 山内瑞葵(AKB48)
- (役名不明) - 安田愛里(ラストアイドル)
- 吉本紀夫 - 武田義晴
- 谷川千代 (紀美子の母) - 有森也実
- 谷川洋二朗 (紀美子の兄) - 高橋龍輝
- 木村清二 (早苗の父) - 吉田智則
- スタッフ(2021年版舞台)
- 公演日程(2021年版舞台)
2022年版
[編集]『フラガール -dance for smile-』の再々演[20]。
- キャスト(2022年版舞台)
- 谷川紀美子 - 潮紗理菜(日向坂46)
- 平山まどか - 矢島舞美
- 木村早苗 - 太田夢莉
- 和美 - 兒玉遥
- 谷川千代 (紀美子の母) - 有森也実
- 大串有希
- 朝倉ふゆな
- 竹内詩乃
- 鈴木くるみ(AKB48)
- 道枝咲(AKB48)
- 岡田帆乃佳(劇団4ドル50セント)
- 本西彩希帆(劇団4ドル50セント)
- 立野沙紀(劇団4ドル50セント)
- 尾崎明日香
- Mirii
- 高橋龍輝
- 武田義晴
- 吉田智則
- 工藤潤矢
- 山田良明
- 久保田創
- 濱田和馬
- 大石敦士
- 近藤雄介
- 久道成光(劇団4ドル50セント)
- スタッフ(2022年版舞台)
- 公演日程(2022年版舞台)
- 5月14日 - 23日、東京・新国立劇場 中劇場
関連項目
[編集]- 浜通り方言
- がんばっぺ フラガール! 〜フクシマに生きる。彼女たちのいま〜 - 2011年10月29日公開の東日本大震災後についてのドキュメンタリー映画。本作に出演した蒼井優がナレーションを務める。主題歌は Rake の「100万回の「I love you」」。
- フラガールと犬のチョコ - テレビ東京系で2015年3月11日放送のスペシャルドラマ。東日本大震災後のスパリゾートハワイアンズダンシングチームに関するドラマ。瀧本美織主演[21]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 2006年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟. 2023年9月28日閲覧。
- ^ a b 『80回全史』 2007, pp. 493–503, 「平成18年」.
- ^ a b 『85回全史』 2012, pp. 652–660, 「2006年」.
- ^ 小西淳一 (2007年9月15日). “映画「フラガール」 早川和子と小野恵美子”. asahi.com (朝日新聞デジタル) 2021年4月12日閲覧。
- ^ a b 石原仁美(インタビュアー:清水一利)「構想から3年後に実現したフラガール映画化 夢を、未来をあきらめない。 映画プロデューサー 石原仁美さん。今一押しの書籍は『ありふれた愛じゃない』」『ethica』、トランスメディア、2014年8月7日 。2021年4月12日閲覧。
- ^ “初代フラガールの小野恵美子さん死去、79歳 映画「フラガール」蒼井優演じたダンサー役モデル”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社 (2023年8月5日). 2022年8月5日閲覧。
- ^ 「映画になった奇跡の実話」 鉄人ノンフィクション編集部
- ^ “フラガールズ初ライブステージ@お台場は大盛況!!”. 映画『フラガール』公式ブログ (2006年5月8日). 2021年4月12日閲覧。
- ^ “照屋さんミニライブ&ガールズ凱旋パフォーマンス!”. スパリゾートハワイアンズ・ブログ. スパリゾートハワイアンズ 公式BLOG (2006年12月21日). 2021年4月12日閲覧。
- ^ “「フラガール」の松雪泰子さんらが義援金”. 読売新聞. (2011年4月11日). オリジナルの2011年4月14日時点におけるアーカイブ。 2011年4月11日閲覧。
- ^ “『がんばっぺ!いわき』 新橋で農産物の安全をアピール: 【全文表示】”. J-CAST ニュース (2011年4月18日). 2021年4月12日閲覧。
- ^ “結束のDNA フラガール 復興のステップ”. 朝日新聞. (2013年1月6日). オリジナルの2013年5月18日時点におけるアーカイブ。 2013年1月11日閲覧。朝日新聞1月6日付朝刊第6面
- ^ “福田沙紀、片瀬那奈でフラガール舞台化”. 日刊スポーツ. (2008年3月25日) 2018年3月16日閲覧。
- ^ a b c “フラガールが舞台で復活! 全国巡回へ”. asahi.com (朝日新聞デジタル). (2008年5月8日) 2018年3月16日閲覧。
- ^ “フラガール − dance for smile –”. フラガール − dance for smile –. 株式会社アール・ユー・ピー. 2021年4月12日閲覧。
- ^ a b “乃木坂46井上小百合 舞台「フラガール」主演、リーダー役に「やり遂げるところは似ている」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年8月20日) 2021年4月12日閲覧。
- ^ a b “舞台版「フラガール」に乃木坂46の井上小百合、矢島舞美、富田望生ら”. ナターシャ. (2019年8月20日) 2021年4月12日閲覧。
- ^ a b “乃木坂樋口日奈主演「フラガール」に矢島舞美ら共演”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年2月14日) 2021年4月12日閲覧。
- ^ “乃木坂46樋口日奈:舞台版「フラガール」で主演 井上小百合からバトンタッチ”. MANTANWEB. MANTAN (2021年2月15日). 2021年4月12日閲覧。
- ^ “舞台「フラガール」主演は日向坂46潮紗理菜、共演に矢島舞美・太田夢莉・兒玉遥ら”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年3月8日) 2022年3月26日閲覧。
- ^ “瀧本美織が復興のフラガール 3・11テレ東特別ドラマ主演”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2015年2月9日). 2015年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月10日閲覧。
参考文献
[編集]- 『キネマ旬報ベスト・テン80回全史 1924-2006』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2007年7月。ISBN 978-4-8737-6656-0。
- 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月。ISBN 978-4-8737-6755-0。
外部リンク
[編集]- 映画『フラガール』オフィシャルサイト at the Wayback Machine (archived 2006-07-01)
- 映画『フラガール』公式ブログ
- 気分はもう「フラガール」 - スパリゾートハワイアンズ
- フラガール - allcinema
- Hula Girls - オールムービー
- Hura gâru - IMDb
- 赤坂ACTシアター「フラガール」 at the Wayback Machine (archived 2008-09-14)