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プテロスポンディルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プテロスポンディルス
Pterospondylus
生息年代: 中生代後期三畳紀ノーリアン期
~216 Ma
いくつかの方向で見たプテロスポンディルス・トリエルバエの脊椎
いくつかの方向で見たプテロスポンディルス・トリエルバエの後椎
地質時代
後期三畳紀 - ノーリアン期
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Sauriscia
亜目 : 獣脚類亜目 Theropoda
階級なし : 新獣脚類 Neotheropoda
上科 : コエロフィシス上科 Coelophysoidea
: コエロフィシス科 Coelophysidae
: プテロスポンディルス属 Pterospondylus
学名
Pterospondylus
Jaekel., 1913
和名
プテロスポンディルス
プテロスポンディルスの想像図

プテロスポンディルス学名 Pterospondylus 「翼のある椎骨」の意味)は、後期三畳紀恐竜疑問名。プテロスポンディルスは現在のドイツトロッシンゲン層英語版から産出)に生息していたコエロフィシス科獣脚類模式種であるプテロスポンディルス・トリエルバエ三畳紀の学名の一部を表す「Tri」とエルベ川地域を表す「Elbe」に由来する[1])は、1913年から1914年にかけて、プロガノケリス甲羅の内側で見つかった単一の背椎についてオットー・ヤケル英語版によって記載された[1]プロコンプソグナトゥスの対応する骨の2倍の大きさの椎骨に基づいているにもかかわらず[2]、プロコンプソグナトゥスと一致することもある[3]、あるいはプロコンプソグナトゥスと同義であるとさえ考えられる[4]。プテロスポンディルス・トリエルバエには特徴がないため、属名は疑問名と考えられている[5]

脚注

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  1. ^ a b Jaekel, O. (1913-14). Über die Wirbeltierefunde in der oberen Trias von Halberstadt. Paläontologische Zeitschrift 1:155-215.
  2. ^ Ostrom, J.H. (1981). Procompsognathus  — theropod or thecodont? Palaeontographica Abstract A, 175(4-6):179-195.
  3. ^ von Huene, F. (1932). Die fossile Reptil-Ordnung Saurischia, ihte Entwicklung und Geschichte. Monographien zur Geologie und Palaeontologie 1(4). 361 p.
  4. ^ Steel, R. (1970). Part 14. Saurischia. Handbuch der Paläoherpetologie. Gustav Fischer Verlag:Stuttgart, 1-87.
  5. ^ Rauhut, O. W. M. & Hungerbuhler, A. ¨ 2000. A review of European Triassic theropods. GAIA, 15, 75–88.

関連項目

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