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マイク・メイヤーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイク・マイヤーズ
Mike Mayers
トロント・ブルージェイズ(マイナー)
セントルイス・カージナルス時代
(2018年9月11日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州フランクリン郡グローブシティ英語版
生年月日 (1991-12-06) 1991年12月6日(33歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 MLBドラフト3巡目
初出場 2016年7月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マイケル・クリストファー・マイヤーズMichael Christopher Mayers, 英語発音: /ˈmaɪk ˈmaɪərz/; 1991年12月6日 - )は、 アメリカ合衆国オハイオ州フランクリン郡グローブシティ英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBトロント・ブルージェイズ傘下所属。

経歴

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プロ入りとカージナルス時代

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2013年MLBドラフト3巡目(全体93位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスでプロデビュー。A級ピオリア・チーフスでもプレーし、2球団合計で10試合(先発8試合)に登板して1勝3敗、防御率2.97、27奪三振を記録した。

2014年はA+級パームビーチ・カージナルス英語版、AA級スプリングフィールド・カージナルス、AAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、3球団合計で26試合に先発登板して8勝12敗、防御率3.39、117奪三振を記録した。

2015年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスとAA級スプリングフィールドでプレーしたが、胸郭出口症候群の手術で一時戦線離脱している[1]。この年は2球団合計で12試合に先発登板して2勝4敗、防御率5.87、43奪三振を記録した。

2016年の開幕はAA級スプリングフィールドで迎えた。AAA級メンフィスを経て7月24日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りした。同日のロサンゼルス・ドジャース戦にて先発でメジャーデビューも、1.1回を9失点の大量失点を喫し、敗戦投手となった[2]。この年メジャーでは4試合(先発1試合)に登板して1勝1敗、防御率27.00、2奪三振を記録した。なお、マイナーでは2球団合計で25試合に先発登板して9勝10敗、防御率3.19、127奪三振を記録した。

2017年、メジャーでは3試合の登板にとどまった。マイナーではAAA級メンフィスでプレーし、31試合(先発15試合)に登板して5勝6敗、防御率3.28、97奪三振を記録した。

2018年は初の開幕メジャーを経験した[3]が、シーズン序盤は昇降格を繰り返していた。だが、6月8日以降は8月に一時故障者リスト入り[4]した期間を除いてメジャーに帯同し、最終的に50試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率4.70、49奪三振を記録した。

2019年8月4日にDFAとなり、8月6日にマイナー契約でAAA級メンフィスへ配属された[5]。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]。この年は16登板で19回を投げ、0勝1敗、防御率6.63、16奪三振を記録した[7]

エンゼルス時代

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2019年11月1日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[8]

2020年は29試合に登板して2勝0敗2セーブ、防御率2.10、43奪三振を記録した[9]

2021年は序盤に安定した成績を残し一時はセットアッパーを任されていたが、中盤から不安定な投球が続き、セットアッパーの座をスティーブ・シシェックに奪われた。最終的に72試合に登板して5勝5敗2セーブ、防御率3.84、90奪三振を記録した[9]

2022年は序盤から不安定な投球が続き、防御率5.40と成績が振るわなかった上に、ジョー・アデルのマイナー降格により外野手を補充する必要が生じていたため、外野手フアン・ラガーレスと入れ替わりで5月26日にDFAとなり[10]、6月3日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された[11]。マイナーで先発に転向し、8月6日に再びメジャー契約を結んだ[9]。9月27日に再びDFAとなり[9]、10月2日にAAA級ソルトレイクに送られたが[9]、10月6日にFAとなった[9]

ロイヤルズ時代

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2022年12月22日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[12]

2023年はAAA級オマハ・ストームチェイサーズで開幕を迎え、5月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。ロイヤルズでは6試合(先発2試合)に登板し、1勝2敗、防御率6.15という成績を残したが、6月18日にDFAとなり[9]、6月21日にマイナー契約を結び直してAAA級オマハへ完全移籍した。

ホワイトソックス傘下時代

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2023年7月12日に金銭トレードでシカゴ・ホワイトソックスに移籍した[14]。同年10月2日にFAとなった[9]

ブルージェイズ傘下時代

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2024年3月19日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングには招待選手として参加することになった[15]

投球スタイル

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投球データ(2021年レギュラーシーズン)
球種 割合 平均球速 最高球速
% mph km/h mph km/h
フォーシーム 38 94.5 152.1 97.4 156.8
スライダー 31.6 85.1 137 89.4 143.9
カッター 30.3 91.2 146.8 94.8 152.6
カーブ 0.1 76.7 123.4 76.7 123.4

フォーシームとスライダー、カッターをバランス良く投げ分ける。フォーシームは、平均でも150km/hを超え、最速は2018年に計測した99.8mph(約160.6km/h)。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2016 STL 4 1 0 0 0 1 1 0 0 .500 35 5.1 16 3 3 0 1 2 0 0 16 16 27.00 3.56
2017 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 25 4.2 8 2 4 1 0 3 0 0 8 6 11.57 2.57
2018 50 0 0 0 0 2 1 1 6 .667 226 51.2 59 7 15 1 1 49 4 0 28 27 4.70 1.43
2019 16 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 88 19.0 21 3 11 2 1 16 1 0 14 14 6.63 1.68
2020 LAA 29 0 0 0 0 2 0 2 5 1.000 121 30.0 18 2 9 0 1 43 0 0 10 7 2.10 0.90
2021 72 2 0 0 0 5 5 2 18 .500 315 75.0 71 11 26 0 3 90 0 0 32 32 3.84 1.29
2022 24 3 0 0 0 1 1 0 1 .500 223 50.2 52 15 18 0 2 45 3 0 35 32 5.68 1.38
2023 KC 6 2 0 0 0 1 2 0 0 .333 119 26.1 34 4 10 0 0 17 2 0 19 18 6.15 1.67
MLB:8年 204 8 0 0 0 12 11 5 31 .522 1152 262.2 279 47 96 4 9 265 10 0 162 152 5.21 1.43
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2016 STL 4 0 0 0 0 ----
2017 3 1 0 0 0 1.000
2018 50 6 8 0 0 1.000
2019 16 0 0 0 0 ----
2020 LAA 29 1 2 1 0 .750
2021 72 3 4 0 0 1.000
2022 24 0 3 0 0 1.000
2023 KC 6 0 0 0 0 ----
MLB 204 11 17 1 0 .966
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 59(2016年 - 2019年)
  • 60(2020年)
  • 21(2021年 - 2023年)

脚注

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  1. ^ Ben Frederickson (2016年7月23日). “Mayers, back from thoracic outlet syndrome, to start Sunday for Cardinals” (英語). St. Louis Post-Dispatch. 2019年1月30日閲覧。
  2. ^ Los Angeles Dodgers at St. Louis Cardinals Box Score, July 24, 2016” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年1月30日閲覧。
  3. ^ Rick Hummel (2018年3月25日). “It's 'mission accomplished' for Cards righthander Mayers” (英語). St. Louis Post-Dispatch. 2019年1月30日閲覧。
  4. ^ Mayers lands on DL, Leone activated, Sherriff released in trio of moves” (英語). FOX Sports (2018年8月26日). 2019年1月30日閲覧。
  5. ^ Anne Rogers (2019年8月6日). “Cards supplement 'pen with prospect Fernandez” (英語). MLB.com. 2019年8月7日閲覧。
  6. ^ Cards add 8 to roster, including Jose Martinez” (英語). MLB.com (2019年9月1日). 2019年9月3日閲覧。
  7. ^ MIKE MAYERS, Relief Pitcher”. stltoday.com. 2019年11月4日閲覧。
  8. ^ Jenifer Langosch (2019年11月1日). “Cards adjust roster; Mayers claimed by Angels” (英語). MLB.com. 2019年11月1日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h MLB公式プロフィール参照。2024年3月20日閲覧。
  10. ^ Darragh McDonald (2022年5月26日). “Angels Select Juan Lagares, Designate Mike Mayers” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月9日閲覧。
  11. ^ Steve Adams (2022年6月3日). “Outrights: Mayers, O’Brien” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月9日閲覧。
  12. ^ Royals Sign Mike Mayers To Minor League Contract”. MLB Trade Rumors (2022年12月22日). 2023年7月29日閲覧。
  13. ^ Royals select veteran right-hander Mayers from Omaha”. Bally Sports Kansas City (2023年5月18日). 2023年7月29日閲覧。
  14. ^ White Sox acquire RHP Mike Mayers from Royals for cash”. ESPN.cpm (2023年7月13日). 2023年7月29日閲覧。
  15. ^ Darragh McDonald (2024年3月19日). “Blue Jays Sign Mike Meyers To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年3月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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