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モンテロッソ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モンテロッソ
欧字表記 Monterosso[1][2]
品種 サラブレッド[2]
性別 [2]
毛色 鹿毛[2]
生誕 2007年2月14日[1][2]
Dubawi[1][2]
Porto Roca[1][2]
母の父 Barathea[1][2]
生国 イギリスの旗 イギリス[1][2]
生産者 Darley[1][2]
馬主 Hamdan bin Mohammed Al Maktoum
ゴドルフィン
[1]
調教師 Mark Johnston
→Mahmood Al Zarooni
[1]
競走成績
生涯成績 17戦7勝[1][2]
獲得賞金 4,780,239ポンド[1]
勝ち鞍
G1 ドバイワールドカップ 2012年
G2 キングエドワード7世S 2010年
G2 ドバイシティーオブゴールド 2011年
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モンテロッソ (Monterosso)[2] とはイギリス生産、アラブ首長国連邦調教の競走馬種牡馬。主な勝ち鞍に2012年ドバイワールドカップ2011年ドバイシティーオブゴールド2010年キングエドワード7世ステークス

戦績

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  • 特記事項なき場合、本節の出典はRacing Post[1]

2009年11月13日、ハムダーン・ビン・ムハンマド・アール・マクトゥーム英語版の所有馬としてウォルヴァーハンプトン競馬場英語版でのメイドン競走でデビューし、5着。しばらくはオールウェザーコースで走り、3戦目で勝ち上がって続くハンデキャップ競走も2戦連続で制して3連勝とする。2戦挟んでのちキングエドワード7世ステークスに出走し、2着アークティックコスモスを2馬身4分の1差下して重賞初勝利とした。その後は3戦はアイリッシュダービー4着、ドイチェスダービー7着、G2競走のグレートヴォルティジュールステークス5着と勝てず、休養に入る。休養中にゴドルフィンに移籍してマフムード・アッ=ザルーニ英語版厩舎に移る。

2011年、移籍初戦のドバイシティーオブゴールドを勝ち、ドバイワールドカップではヴィクトワールピサトランセンドに次ぐ3着に入った。その後1年近く姿を見せず、2012年3月のマクトゥームチャレンジラウンド3で復帰して4着。復帰2走目のドバイワールドカップでは残り300メートルの地点から先頭に立ってそのまま押し切り、優勝した[3]。7月にエクリプスステークスに出走するもナサニエルの8着に終わり、そのまま休養に入って2013年3月のマクトゥームチャレンジラウンド3で復帰したが9着。その後は3年連続でドバイワールドカップに出走予定も出走を取り消しし[4][5]、そのまま引退した。

競走成績

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以下の内容は、Racing Post[1][5]、netkeiba.com[4]の情報および記載法に基づく。

出走日 競馬場 競走名 距離(馬場) 頭数 枠番
(Draw)
馬番
(horse No.)
着順 騎手 斤量(st./lb./kg換算) タイム 着差 勝ち馬/(2着)馬
2009.11.13 ウルヴァーハンプトン メイドン競走 AW7f(St) 12 10 6 5着 J. ファニング 9-3(129/58.5) (9馬身) Bronze Prince
2010.01.15 リングフィールド メイドン競走 AW7f(St) 9 11 6 2着 J. ファニング 8-9(121/55) (短頭) Fivefold
0000.01.23 リングフィールド メイドン競走 AW1m(St) 10 6 7 1着 J. ファニング 9-3(129/58.5) 1:38.05 3馬身1/4 (Darshonin)
0000.02.06 リングフィールド リングフィールドパークゴルフクラブH AW1m(St) 5 4 1 1着 J. ファニング 9-7(133/60) 1:41.42 1馬身1/2 (Lisahane Bog)
0000.04.15 リポン コックオザノースH 芝1m(Gd) 9 3 2 1着 R. フレンチ 8-9(121/55) 1:42.62 クビ (Eleanora Duse)
0000.05.10 ニューベリー ロンドンゴールドカップ 芝1m2f(GF) 15 1 4 2着 L. デットーリ 9-3(129/58.5) (4馬身) Green Moon
0000.05.30 ニューマーケット ジョンプラクティスH 芝1m2f(Gd) 8 6 1 1着 L. デットーリ 9-4(130/59) 2:00.72 3馬身3/4 (Caldercruix)
0000.06.18 アスコット キングエドワード7世S G2 芝1m4f(GF) 8 7 6 1着 L. デットーリ 8-12(124/56) 2:30.06 2馬身1/4 (Arctic Cosmos)
0000.06.27 カラ 愛ダービー G1 芝1m4f(GF) 10 4 10 4着 L. デットーリ 9-0(126/57) (3馬身) Cape Blanco
0000.07.18 ハンブルク 独ダービー G1 芝1m4f(Gd) 20 15 1 7着 K. ファロン 9-2(128/58) (5馬身3/4) Buzzword
0000.08.17 ヨーク グレートヴォルティジュールS G2 芝1m4f(Gd) 10 2 2 5着 K. ファロン 9-1(127/57.5) (19馬身1/4) Rewilding
2011.03.03 メイダン ドバイシティーオブゴールド G2 芝1m4f93y(Gd) 10 7 7 1着 M. バルザローナ 8-11(123/55.5) 2:36.09 1馬身1/4 (Calvados Blues)
0000.03.26 メイダン ドバイワールドC G1 AW1m2f(St) 14 2 2 3着 M. バルザローナ 9-0(126/57) (3/4馬身) Victoire Pisa
2012.03.10 メイダン マクトゥームチャレンジラウンド3 G1 AW1m2f(St) 14 1 1 4着 M. バルザローナ 9-0(126/57) (6馬身1/2) Capponi
0000.03.31 メイダン ドバイワールドC G1 AW1m2f(St) 13 8 8 1着 M. バルザローナ 9-0(126/57) 2:02.67 3馬身 (Capponi)
0000.07.07 サンダウン エクリプスS G1 芝1m2f(GS) 9 8 5 8着 M. バルザローナ 9-7(133/60) (33馬身) Nathaniel
2013.03.09 メイダン マクトゥームチャレンジラウンド3 G1 AW1m2f(St) 12 5 5 10着 M. バルザローナ 9-0(126/57) (12馬身1/2) Hunter's Light
0000.03.30 メイダン ドバイワールドC G1 AW1m2f(St) 12 10 10 M. バルザローナ 9-0(126/57) 出走取消 Animal Kingdom
  • 馬場状態:GF=Good to Firm, Gd=Good, GS=Good to Soft, St=Standard

引退後

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2014年からダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックス種牡馬として供用開始した[6]

産駒からは2019年のホッカイドウ競馬三冠馬・リンゾウチャネルが出ている[7]

主な産駒

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グレード制重賞優勝馬

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地方重賞優勝馬

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血統表

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モンテロッソ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ミスタープロスペクター系
[§ 2]

Dubawi
2002 鹿毛
父の父
Dubai Millenium
1996 鹿毛
Seeking the Gold Mr.Prospector
Con Game
Colorado Dancer Shareef Dancer
Fall Aspen
父の母
Zomaradah
1995 黒鹿毛
Deploy Shirley Heights
Slightly Dangerous
Jawaher *ダンシングブレーヴ
High Tern

Porto Roca
1996 鹿毛
Barathea
1990 鹿毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Brocade Habitat
Canton Silk
母の母
Antelliere
1986 鹿毛
Salieri Accipiter
Hogan's Sister
Anntelle Loosen Up
Soft Quest
母系(F-No.) (FN:28) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 5 × 4 = 9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ [11]
  2. ^ [12]
  3. ^ [11]
  4. ^ [11][12]


参考

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m Monterosso(GB) form”. Racing Post. 2020年5月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l モンテロッソ(GB)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年5月31日閲覧。
  3. ^ スマートファルコンは先手取れず大敗/ドバイワールドC”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2012年4月1日). 2020年5月31日閲覧。
  4. ^ a b 【ドバイワールドC】(30日、メイダン)~枠順決定”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2013年3月28日). 2020年5月31日閲覧。
  5. ^ a b Dubai World Cup Sponsored By Emirates Airline (Group 1) (Tapeta)”. Racing Post. 2020年5月31日閲覧。
  6. ^ モンテロッソがダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスで種牡馬入り”. 競走馬のふるさと案内所 馬産地ニュース. 公益社団法人日本軽種馬協会 (2014年2月17日). 2020年5月31日閲覧。
  7. ^ “リンゾウチャネルV 9年ぶり道営3冠馬/王冠賞”. 日刊スポーツ. (2019年8月1日). https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&year=2019&month=08&day=01&id=201908010001016 2020年6月6日閲覧。 
  8. ^ ビリーバー|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年7月31日閲覧。
  9. ^ トキノパイレーツ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年5月31日閲覧。
  10. ^ リンゾウチャネル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年5月31日閲覧。
  11. ^ a b c モンテロッソ(GB) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年5月31日閲覧。
  12. ^ a b モンテロッソ Monterossoの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年5月31日閲覧。

外部リンク

[編集]