ロックディスタウン
ロックディスタウン | ||||||
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2018年NHKマイルカップ | ||||||
欧字表記 | Rock This Town | |||||
品種 | サラブレッド | |||||
性別 | 牝 | |||||
毛色 | 栗毛 | |||||
生誕 | 2015年2月15日(9歳) | |||||
抹消日 | 2019年5月2日[1] | |||||
父 | オルフェーヴル | |||||
母 | ストレイキャット | |||||
母の父 | Storm Cat | |||||
生国 | 日本(北海道白老町) | |||||
生産者 | 白老ファーム | |||||
馬主 | (有)サンデーレーシング | |||||
調教師 |
二ノ宮敬宇(美浦) →藤沢和雄(美浦) | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 6戦2勝 | |||||
獲得賞金 | 3849万7000円 | |||||
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ロックディスタウンは、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2017年の札幌2歳ステークス。オルフェーヴルの初年度産駒の1頭である。
馬名は母名からの連想で、1980年代のアメリカのバンド「ストレイ・キャッツ」のヒット曲『Rock This Town』から[2]。
半姉にタガノエリザベート(2009年ファンタジーステークス)、キャットコイン(2015年クイーンカップ)、ワンブレスアウェイ(2019年愛知杯)がいる。
経歴
[編集]2歳 (2017年)
[編集]8月6日、新潟の新馬戦にクリストフ・ルメール騎乗で出走。道中4・5番手追走から直線で外に持ち出すと最後は末脚を伸ばし、2着のタイムフライヤーに3/4馬身差をつけ単勝1.9倍の1番人気に応えデビュー戦を飾った[3]。
9月2日の札幌2歳ステークスでは道中中団を追走し、4コーナーで外に出すと直線で鋭く伸びて先頭に立つとファストアプローチをクビ差抑えて重賞初制覇を飾るとともに、オルフェーヴル産駒の重賞初制覇となった[4]。
12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズでも1番人気に支持されたが、ラスト200mで失速し9着に敗れた。ルメールは、3ヶ月ぶりの実戦と関西への長距離輸送を敗因に挙げた[5]。
3歳(2018年)
[編集]2月1日付で二ノ宮敬宇厩舎から藤沢和雄厩舎に転厩した[6]。
3月17日のフラワーカップでは、父オルフェーヴルの主戦を務めた池添謙一との新コンビで臨んだ。デビューから4戦連続で1番人気に支持されるも、道中折り合いを欠き、見せ場も作れないまま最下位の13着に敗れた[7]。
5月6日のNHKマイルカップではパドックを周回中に急に立ち上がり背中から転倒するアクシデント[注釈 1]があり、レースには出走したものの1頭だけ大きく離された最下位に終わった。このようなエピソードから分かるように、現役時代は気性が激しくテンションが上がると手に負えない一面があった。
4歳(2019年)
[編集]3月10日の東風ステークスで実戦復帰したが、14着と3戦連続の最下位で敗れた。5月2日付けで競走馬登録を抹消し現役を引退することになった。引退後は白老ファームにて繁殖牝馬となる[1]。
競走成績
[編集]以下の内容は、netkeiba.comの情報[9]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上がり3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2017. 8. 6 | 新潟 | 2歳新馬 | 芝1800m(良) | 10 | 5 | 5 | 1.9 (1人) | 1着 | 1:50.4(32.5) | -0.1 | C.ルメール | 54 | (タイムフライヤー) | 490 | |
9. 2 | 札幌 | 札幌2歳S | GIII | 芝1800m(良) | 14 | 7 | 11 | 3.0 (1人) | 1着 | 1:51.4(36.1) | -0.0 | C.ルメール | 54 | (ファストアプローチ) | 490 |
12.10 | 阪神 | 阪神JF | GI | 芝1600m(良) | 18 | 8 | 18 | 3.1 (1人) | 9着 | 1:35.4(35.3) | 1.1 | C.ルメール | 54 | ラッキーライラック | 488 |
2018. 3.17 | 中山 | フラワーC | GIII | 芝1800m(良) | 13 | 4 | 4 | 2.8 (1人) | 13着 | 1:51.3(37.0) | 2.1 | 池添謙一 | 55 | カンタービレ | 498 |
5. 6 | 東京 | NHKマイルC | GI | 芝1600m(良) | 18 | 8 | 18 | 66.1(11人) | 18着 | 1:36.3(38.1) | 3.5 | 池添謙一 | 55 | ケイアイノーテック | 490 |
2019. 3.10 | 中山 | 東風S | L | 芝1600m(良) | 14 | 1 | 1 | 29.4(11人) | 14着 | 1:35.9(35.0) | 1.7 | 杉原誠人 | 54 | ジョーストリクトリ | 510 |
繁殖成績
[編集]馬名 | 生年 | 性 | 毛色 | 父 | 馬主 | 厩舎 | 戦績 | |
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初仔 | ロックディスタウンの2020 | 2020年 | 牡 | 栗毛 | ジャスタウェイ | (有)サンデーレーシング | 美浦・黒岩陽一 | 未出走(引退) |
不受胎 | 2021年 | イスラボニータ | ||||||
2番仔 | レベルスルール | 2022年 | 牡 | 鹿毛 | (有)サンデーレーシング | 栗東・池江泰寿 | (デビュー前) | |
3番仔 | ロックディスタウンの2024 | 2024年 | 牝 | 栗毛 | エピファネイア |
- 2024年9月27日現在
血統表
[編集]ロックディスタウンの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
[§ 2] | ||
父 オルフェーヴル 2008 栗毛 |
父の父 ステイゴールド1994 黒鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
ゴールデンサッシュ | *ディクタス | |||
ダイナサッシュ | ||||
父の母 オリエンタルアート1997 栗毛 |
メジロマックイーン | メジロティターン | ||
メジロオーロラ | ||||
エレクトロアート | *ノーザンテースト | |||
*グランマスティーヴンス | ||||
母 ストレイキャット 1999 鹿毛 |
Storm Cat 1983 黒鹿毛 |
Storm Bird | Northern Dancer | |
South Ocean | ||||
Terlingua | Secretariat | |||
Crimson Saint | ||||
母の母 * ローミンレイチェル 1990 鹿毛 |
*マイニング | Mr. Prospector | ||
I Pass | ||||
One Smart Lady | Clever Trick | |||
Pia's Lady | ||||
母系(F-No.) | (FN:2-b) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 5×4=9.38%、ノーザンテースト 5・4(父内)=9.38%、 | [§ 4] | ||
出典 |
母の半弟にゼンノロブロイがいる。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “ロックディスタウン号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2019年5月2日). 2019年5月3日閲覧。
- ^ サンデーサラブレッドクラブ
- ^ 【2歳新馬】新潟5R オルフェ産駒ロックディスタウンが差し切るサンケイスポーツ、2017年9月2日閲覧
- ^ 【札幌2歳S】オルフェ産駒のロックディスタウンがVサンケイスポーツ、2017年9月2日閲覧
- ^ 【阪神JF】9着惨敗ロックディスタウン ルメールが挙げた2つの敗因
- ^ 札幌2歳S優勝のロックディスタウンが藤沢和厩舎に転厩 次走はフラワーCへ
- ^ 【フラワーC】ロックディスタウン最下位13着…池添「うまく乗れなかった」
- ^ 【NHKマイルC】ロックディスタウン、乗り難しく18着
- ^ “ロックディスタウン”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2019年5月3日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|ロックディスタウン|JBISサーチ(JBIS-Search)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年12月26日閲覧。
- ^ “ロックディスタウンの繁殖牝馬情報”. 競馬ラボ. 2020年6月14日閲覧。
外部リンク
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