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それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロボリィから転送)
アンパンマン > それいけ!アンパンマン > それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント
えいが それいけ!アンパンマン
ロボリィとぽかぽかプレゼント
監督 橋本敏一
脚本 米村正二
原作 やなせたかし
出演者 戸田恵子
中尾隆聖
桐谷美玲
トレンディエンジェル(斎藤司・たかし)
冨永みーな
矢尾一樹
島本須美
柳沢三千代
山寺宏一
佐久間レイ
かないみか
長沢美樹
ラルフ鈴木
平野綾
滝沢ロコ
屋良有作
深見梨加
岡本幸輔
ドリーミング   
音楽 いずみたく
近藤浩章
主題歌 『勇気の花がひらくとき』
配給 東京テアトル
公開 日本の旗 2023年6月30日
上映時間 64分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ〜るカーニバル
次作 それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン
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それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』は、2023年6月30日公開[1]日本アニメ映画。『それいけ!アンパンマン』映画シリーズ通算第34作。

概要

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それいけ!アンパンマン』テレビアニメ・劇場版アニメ35周年記念、原作絵本『あんぱんまん』誕生50周年記念、日本テレビ開局70周年特別映画作品。

ロボットたちの住む星からやって来た女の子・ロボリィとアンパンマンたちの活躍を描いた作品。

光線や魔法等によっての強制変身や固められる展開が本作にはなく、代わりに物語の中盤で、アンパンマン、カレーパンマン、しょくぱんまんが赤ちゃん化されてしまい、ゲストキャラクターがお世話をする場面があった(劇場版での赤ちゃん化は『メロンパンナとあかちゃんまん』、『ヒヤヒヤヒヤリコとばぶ・ばぶばいきんまん』に続いて3度目となる)。

あらすじ

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どんな物でも作れるロボットたちが住む「ロボ彗星」。その中でも、ロボットの女の子・ロボリィは何をするにも常に一番だった。そんな彼女にもひとつだけ作れない「大切なもの」があることを知ったロボリィは、相棒の小鳥ロボット・コトと共に彗星を飛び出してしまう。

道中、素敵なオルゴールが入ったプレゼントを拾うロボリィは、落とし主を捜すためにアンパンマンワールドを訪れる。アンパンマンたちとの交流を通じて、ロボリィは初めて胸に「ぽかぽか」した気持ちを感じ取るようになり、それを不思議に思いながらも仲間たちと絆を深めていく。

その頃、ばいきんまんはロボ彗星を「バイキンロボ彗星」に変えようと悪巧みを企てていた。アンパンマンたちはロボ彗星を守るためにばいきんまんに立ち向かう。

登場キャラクター(キャスト)

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詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。

レギュラーキャラクター

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アンパンマン
声 - 戸田恵子
今回の主人公の一人。終盤では、顔が欠けた。
ばいきんまん
声 - 中尾隆聖
ロボキングに変装した。
しょくぱんまん
声 - 島本須美
今回の主人公の一人。劇場版でメインになるのは『人魚姫のなみだ』以来となる。
カレーパンマン
声 - 柳沢三千代
今回の主人公の一人。劇場版でメインになるのは『ブルブルの宝探し大冒険!』以来となる。
ジャムおじさん
声 - 山寺宏一増岡弘(歌)
バタコさん
声 - 佐久間レイ
めいけんチーズ
声 - 山寺宏一
ドキンちゃん
声 - 冨永みーな
ロボクイーンに変装した。終盤ではしょくぱんまんにオルゴールを用意してくれたことを感謝された。また、しょくぱんまんが赤ちゃんスプレーによって赤ちゃんになってしまったことは最後まで知らなかった。
メロンパンナ
声 - かないみか
クリームパンダ
声 - 長沢美樹
ホラーマン
声 - 矢尾一樹
終盤ではアンパンマンたちのトリプルパンチに巻き込まれ吹っ飛ばされた。
カバ夫
声 - 山寺宏一
みみせんせい
声 - 滝沢ロコ
いわおとこ
声 - 屋良有作
恐竜ノッシーの大冒険』以来、台詞がついた。
ストーンマン
声 - 深見梨加
ハピーの大冒険』以来、台詞がついた。
あかちゃんアンパンマン
声 - 戸田恵子
ベビーしょくぱんまん
声 - 島本須美
ベビーカレーパンマン
声 - 柳沢三千代

ゲストキャラクター

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ロボリィ
声 - 桐谷美玲
ロボ彗星に住むロボットの女の子。何でも作れるロボットたちの中でも特に優秀だが、ある時彼女にも作ることができない大切なものがあると知って、コトと共に彗星を飛び出しアンパンマンワールドへやって来る。力がものすごく強く、だだんだんを片手で受け止めた挙句投げ飛ばすほど。終盤ではばいきんまんに騙され、ロボ・バイキンマンの動力源にされるもアンパンマンによって解放される。その後、アンパンマンたちを救うために一度はオーバーヒートするもロボ彗星の人々やアンパンマンたちの温かい心によって復活を遂げる。
コト
声 - 平野綾
ロボリィの相棒である小鳥型のロボット。
ロボじい
声 - 斎藤司トレンディエンジェル
ロボ彗星に住むロボットの長老。
ロボ・カビルンルン
声 - たかし(トレンディエンジェル)
ばいきんまんを従う、かびるんるんの銀色のロボット。
ロボクイーン
声 - 冨永みーな
ドキンちゃんが変身した。ロボット。
ロボ彗星の人々

その他の登場キャラクター

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たこやきまん
声 - 岡本幸輔
『リズムでうたおう! アンパンマン夏まつり』以来、台詞がついた。
初代声優の岸野一彦が2020年2月22日に急性心不全で死去した為、本作は台詞がついて、岡本幸輔が担当した。
コーンくん 
ドーナツマン
りんごちゃん
わたあめじいさん
シドロ&モドロ
声 - ドリーミング[注 1]
コキンちゃん
ロールパンナ
おこのみやきまん
ソフトクリームマン
やきそばパンマン
おむすびまん
らーめんてんし
鉄火のまきちゃん
フラッペちゃん
やきそばかすちゃん
アイスキャンディーマン
ハンバーガーキッド
ベビードーナツ
かつぶしまん
こむすびまん
りんごあめちゃん
ソーセージマン
バルーンアートさん
ちびぞうくん
ウサ子 
ピョン吉
ネコ美
ブタお
以上、オープニングの星祭りに登場。
やなせうさぎ
エンディングのみ登場。
てんどんまん
かつどんまん
かまめしどん
「すすめ!アンパンマン号」を歌っている声として登場。なお、本物は登場していない。
ヤギおじさん
声 - 屋良有作
だいこんやくしゃ
ゆでたまごちゃん
だいこん座長
しろかぶくん

用語

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ロボ彗星
何でも作ることができるロボットたちが住む星。
巨大空中モニター(アナウンス)
声 - ラルフ鈴木(特別出演)
ばいきんまん達がバイキンUFOに乗って、ロボ彗星に迫ってくる危険を、「未確認飛行物体接近!」と力強い声でロボ彗星の住人たちに知らせる。
星祭り

乗り物と道具

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ドキンUFO
アンパンマン号
宇宙船アンパンマン号
バイキン草
オルゴール

バイキンメカ

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バイキンUFO
バイコング3号
だだんだん2号
本作では目の色が通常の作品と異なっている。
あかちゃんスプレー
ロボキング
声 - 中尾隆聖
ばいきんまんが変身した。ロボット。
ロボ・バイキンマン
声 - 岡本幸輔
バイキンロボ彗星
ばいきんまんがロボ彗星を侵略して作り変えた星。
大スターだだんだん
ばいきんまんがバイキンロボ彗星を丸ごと改造して作った歴代史上最も巨大なだだんだん。

スタッフ

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楽曲

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オープニング『アンパンマンのマーチ』
エンディング『勇気りんりん』
作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
挿入歌
『勇気の花がひらくとき('99バージョン)』
作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:チープ広石、歌:ドリーミング
『ドレミファアンパンマン』
作詞:やなせたかし、作曲:TSUKASA、編曲:TSUKASA&陶隼、歌:ドリーミング
『ぼくらはヒーロー』
作詞:やなせたかし、作曲・編曲:近藤浩章、歌:戸田恵子・島本須美・柳沢三千代
『すすめ!アンパンマン号』
作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:アンパンマンとなかまたち

脚注

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注釈

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  1. ^ 姉・寺田千代の1人2役。

出典

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外部リンク

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それいけ!アンパンマン映画作品
それいけ!アンパンマンの映画
通番 題名 公開日 併映作 上映時間
第1作 キラキラ星の涙 1989年3月11日 おねがい!サミアどんロボタン 75分(本作品)
60分(同時上映)
第2作 ばいきんまんの逆襲 1990年7月14日 おむすびまん 70分(本作品)
27分(同時上映)
第3作 とべ! とべ! ちびごん 1991年7月20日 ドキンちゃんのドキドキカレンダー 40分(本作品)
50分(同時上映)
第4作 つみき城のひみつ 1992年3月14日 アンパンマンとゆかいな仲間たち 60分(本作品)
31分(同時上映)
第5作 恐竜ノッシーの大冒険 1993年7月17日 かいけつゾロリ(1993年版) 60分(本作品)
30分(同時上映)
第6作 リリカル☆マジカルまほうの学校 1994年7月16日 みんな集まれ! アンパンマンワールド 60分(本作品)
30分(同時上映)
第7作 ゆうれい船をやっつけろ!! 1995年7月29日 アンパンマンとハッピーおたんじょう日 56分(本作品)
30分(同時上映)
第8作 空とぶ絵本とガラスの靴 1996年7月13日 ばいきんまんと3ばいパンチ 60分(本作品)
30分(同時上映)
第9作 虹のピラミッド 1997年7月26日 ぼくらはヒーロー 56分(本作品)
25分(同時上映)
第10作 てのひらを太陽に 1998年7月25日 アンパンマンとおかしな仲間 55分(本作品)
25分(同時上映)
第11作 勇気の花がひらくとき 1999年7月24日 アンパンマンとたのしい仲間たち 55分(本作品)
25分(同時上映)
第12作 人魚姫のなみだ 2000年7月29日 やきそばパンマンとブラックサボテンマン 55分(本作品)
26分(同時上映)
第13作 ゴミラの星 2001年7月14日 怪傑ナガネギマンとやきそばパンマン 50分(本作品)
20分(同時上映)
第14作 ロールとローラ うきぐも城のひみつ 2002年7月13日 鉄火のマキちゃんと金のかまめしどん 50分(本作品)
20分(同時上映)
第15作 ルビーの願い
(この作品からはデジタル製作)
2003年7月12日 怪傑ナガネギマンとドレミ姫 50分(本作品)
20分(同時上映)
第16作 夢猫の国のニャニイ 2004年7月17日 つきことしらたま 〜ときめきダンシング〜 51分(本作品)
21分(同時上映)
第17作 ハピーの大冒険 2005年7月16日 くろゆき姫とモテモテばいきんまん 50分(本作品)
20分(同時上映)
第18作 いのちの星のドーリィ 2006年7月15日 コキンちゃんとあおいなみだ 50分(本作品)
20分(同時上映)
第19作 シャボン玉のプルン 2007年7月14日 ホラーマンとホラ・ホラコ 50分(本作品)
20分(同時上映)
第20作 妖精リンリンのひみつ 2008年7月12日 ヒヤヒヤヒヤリコとばぶ・ばぶばいきんまん 50分(本作品)
20分(同時上映)
第21作 だだんだんとふたごの星 2009年7月4日 ばいきんまん vs バイキンマン!? 50分(本作品)
20分(同時上映)
第22作 ブラックノーズと魔法の歌 2010年7月10日 はしれ! わくわくアンパンマングランプリ 50分(本作品)
20分(同時上映)
第23作 すくえ! ココリンと奇跡の星 2011年7月2日 うたって てあそび! アンパンマンともりのたから 45分(本作品)
20分(同時上映)
第24作 よみがえれ バナナ島 2012年7月7日 リズムでてあそび アンパンマンとふしぎなパラソル 47分(本作品)
21分(同時上映)
短編 アンパンマンが生まれた日 2012年12月1日 ハルのふえ、ロボくんとことり 10分(本作品)
58分(同時上映)
第25作 とばせ! 希望のハンカチ 2013年7月6日 みんなでてあそび アンパンマンといたずらオバケ 45分(本作品)
20分(同時上映)
第26作 りんごぼうやとみんなの願い 2014年7月5日 たのしくてあそび ママになったコキンちゃん!? 48分(本作品)
21分(同時上映)
第27作 ミージャと魔法のランプ 2015年7月4日 リズムでうたおう! アンパンマン夏まつり 46分(本作品)
21分(同時上映)
第28作 おもちゃの星のナンダとルンダ 2016年7月2日 (無し) 62分(本作品)
第29作 ブルブルの宝探し大冒険! 2017年7月1日 62分(本作品)
第30作 かがやけ!クルンといのちの星 2018年6月30日 60分(本作品)
第31作 きらめけ!アイスの国のバニラ姫 2019年6月28日 62分(本作品)
第32作 ふわふわフワリーと雲の国 2021年6月25日 63分(本作品)
第33作 ドロリンとバケ〜るカーニバル 2022年6月24日 62分(本作品)
第34作 ロボリィとぽかぽかプレゼント 2023年6月30日 64分(本作品)
第35作 ばいきんまんとえほんのルルン 2024年6月28日 64分(本作品)