中山大三郎
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中山 大三郎(なかやま だいざぶろう、1941年2月15日 - 2005年4月7日)は、日本の作詞家、作曲家。
概要
[編集]宮崎県北諸県郡高崎町(現・都城市)出身。1995年に結婚した三佐子夫人は、アナウンサー小川宏の次女。
宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校卒業。法政大学在学中、作詞家の星野哲郎に師事、作曲家としての活動を始める。
クラウンレコードの専属作曲家を経て、尾形大作の『無錫(むしゃく)旅情』、島倉千代子の『人生いろいろ』、天童よしみの『珍島(ちんど)物語』などの大ヒット曲を作詞、作曲した。
また、別名義に水沢圭吾・なかやま和郎・山下孝一郎がある。
テレビのワイドショーのコメンテーターとしても活躍する一方で、1989年から日本作詩家協会の常務理事を務めていたが、1999年に癌であることを公表した。
地元都城市のイメージソング「ウエルネス ウェルカム」の作詞作曲を手がけている。
大相撲の元関脇・益荒雄(先代阿武松親方)と親交があり、阿武松部屋に入門したロシア出身の力士・阿夢露(あむうる)の名付け親となった。
主な作品
[編集]- おそ松くん音頭(歌:細川たかし、作詞:森雪之丞、作曲:中山大三郎)
- 男の背中(歌:増位山太志郎、作詞・作曲中山大三郎)
- 思い出さないで(歌:島崎恵子、岩崎宏美、作詞・作曲:中山大三郎)
- 帰って来いよ(歌:サムソン・クツワダ、作詞:中山大三郎、作曲:市川昭介、編曲:北野ひろし)
- 川越市立新宿小学校校歌(作詞:山口進啓)
- 川越市立特別支援学校校歌(作詞:山口進啓)
- 寒椿(歌:森昌子、作詞:中山大三郎/作曲:船村徹)
- 苦労かけたね(歌:三條正人、作詞:なかにし礼、作曲:中山大三郎)
- ゲートボール音頭(歌:山田太郎・美樹克彦・中山大三郎・大木凡人、作詞・作曲:中山大三郎)
- 子供が三人おりますねん(歌:西川きよし、作詞:喜多條忠、作曲:中山大三郎)
- GO! GO! 掛布(歌:遠藤良春、作詞・作曲:中山大三郎、編曲:若草恵)
- さざんか(歌:森進一、作詞:中山大三郎、作曲:猪俣公章)
- さよなら宗谷/海に歌えば(歌:春日八郎、作詞:喜多條忠、作曲:中山大三郎)
- さよならはほほえみで(歌:三條正人、作詞・作曲:中山大三郎)
- サヨナラMr.…(歌:辻沢杏子、作詞:中山大三郎、作曲:TAI)
- しらけ鳥音頭(歌:小松政夫、スージー・白鳥、作詞:中山大三郎、補作詞:しらけ鳥宴会団、作曲:平川志朗・小杉保夫)
- 人生いろいろ(歌:島倉千代子、作詞:中山大三郎、作曲:浜口庫之助)
- 大連の街から(歌:城之内早苗、作詞・作曲:中山大三郎)
- チコと暮らしたあの二年(歌:三條正人、作詞:なかにし礼、作曲:中山大三郎)
- 済州エア・ポート(歌:半田浩二、作詞・作曲:中山大三郎)
- 珍島物語(歌:天童よしみ、作詞・作曲:中山大三郎)
- 南京へ来来(ライライ)(歌:宝ひとみ、作詞・作曲:中山大三郎)
- 新潟ブルース(歌:美川憲一、作詞:山岸一二三、補作詞:水沢圭吾(中山大三郎)、作曲:山岸英樹&中川博之)
- ふるさとはどこですか(歌:テレサ・テン、作詞:中山大三郎、作曲:うすいよしのり)
- 冬から春へ(歌:三笠優子、作詞・作曲:中山大三郎)
- 北緯五十度(歌:細川たかし、作詞:中山大三郎、作曲:望月吾郎)
- 味噌汁の詩(歌:千昌夫、作詞・作曲:中山大三郎)
- 無錫旅情(歌:尾形大作、作詞・作曲:中山大三郎)
- 六つの星(セントラル・リーグ連盟歌、歌:細川たかし、作詞:能丸武、作曲:中山大三郎)
- 夜行列車/波止場ばなし別れた故郷/港のみれん雨(歌:春日八郎、作詞:中山大三郎、作曲:船村徹)
- ゆうすげの恋(歌:森進一、作詞・作曲:中山大三郎)
- 甦れ! 俺の西鉄ライオンズ(歌:黒田武士、作詞・作曲:中山大三郎)
- 夜の銀狐(歌:斉条史朗、作詞:水沢圭吾(中山大三郎)、作曲:中川博之)
- ルパン音頭(歌:三波春夫、作詞:モンキー・パンチ、補作詞:中山大三郎、作曲:大野雄二)
- 民衆に捧げるバラード (A) / 民衆に捧げるバラード(B)(歌:伊藤一葉、中山大三郎 猪俣公章共作詩、作曲:F. CRUMIT, L. KLEIN
- 「民衆に捧げるバラード(B)」は「民衆に捧げるバラード (A)」の歌詞違い。
出演番組
[編集]- ルックルックこんにちは(日本テレビ、『ドキュメント女ののど自慢』審査員)
- 歌まね振りまねスターに挑戦!!(日本テレビ、プロフェッショナル審査員)
- 3時にあいましょう(TBSテレビ)(コメンテーター)
- スーパーワイド(TBSテレビ)(コメンテーター)
- 千葉テレビ カラオケ大賞(千葉テレビ、審査員)
脚注
[編集]- ^ 中山大三郎さんが死去/「人生いろいろ」作詞(2005年4月7日) - 四国新聞社(2020年4月21日閲覧)