乙女駅
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乙女駅 | |
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待合室と駅入口(2011年7月) | |
おとめ Otome | |
◄三岡 (1.1 km) (1.0 km) 東小諸► | |
所在地 | 長野県小諸市甲1284 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■小海線 |
キロ程 | 76.4 km(小淵沢起点) |
電報略号 | オト[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
168人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)8月8日[1] |
備考 |
無人駅(乗車駅証明書発行機 有) 標高:695.7 m[1] |
乙女駅(おとめえき)は、長野県小諸市甲にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線の駅である。
当駅から終点小諸駅まではしなの鉄道線と並行する[1]。しかし、しなの鉄道線の駅は設置されておらず、当地点からしなの鉄道の線路を辿って東方約1kmに平原駅がある。ただし道が分かりづらく迂回しているうえ、平原駅へは当駅隣の三岡駅のほうが道のりも短い。
歴史
[編集]駅名の由来は、遠くまで見える大遠見(おおとおみ)に由来している[1]。泉を見付けた乙女と言う少女がいたから、また、ここが小諸藩の御留め場であったからと言う説もある[1]。
年表
[編集]- 1915年(大正4年)8月8日:佐久鉄道小諸 - 小海間開通時に乙女停留場として開設[1]。旅客営業のみ。
- 1934年(昭和9年)9月1日:佐久鉄道国有化、鉄道省小海北線(→小海線)に編入[2]。乙女駅に昇格[3]。但し、当駅からは線内各駅及び信越本線小諸・上田・長野駅への旅客のみ取扱い(旅客駅[3]) 。
- 1935年(昭和10年)11月29日:小海線全通に伴い[4]、旅客を取扱う区間に中央本線小淵沢・上諏訪・岡谷の各駅を追加[5]。
- 1944年(昭和19年)11月11日:前日限りで運輸営業休止[6]。
- 1952年(昭和27年)3月1日:小海線三岡駅 - 小諸駅間に新設扱いで営業再開[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[8]。
駅構造
[編集]しなの鉄道線路とは反対側(小諸方面に向かって左側)に単式ホーム1面1線を持つ地上駅[1]。ホームには、乙女(おとめ)の、駅名由来板が設置されている。
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ホーム(2021年10月)
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乙女湖公園との通路(2009年10月)
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しなの鉄道線と小海線の合流点。陸橋をくぐってすぐに乙女駅がある(2009年10月)
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
駅周辺
[編集]- 小諸市文化センター(乙女湖公園)[1]
- 小諸市立小諸東中学校
- 国道141号
- 小諸市指定史跡 唐松古墳群
- 長野県交通警備株式会社(長野県パトロールのグループ会社)本社[9]
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、134頁。ISBN 9784784071647。
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1934‐08-25). “鉄道省告示 第395号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2296) .
- ^ a b 大蔵省印刷局, ed (1934‐08-25). “鉄道省告示 第396号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2296) .
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1935‐11-22). “鉄道省告示 第541号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2668) .
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1935‐11-22). “鉄道省告示 第543号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2668) .
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1944‐11-10). “運輸通信省告示 第557号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (5348) .
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1952‐02-29). “日本国有鉄道公示 第67号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (7542) .
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 3号 飯田線・身延線・小海線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年7月26日、27頁。
- ^ 長野県交通警備株式会社-営業所案内 平成30年4月27日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(乙女駅):JR東日本