甲斐小泉駅
表示
甲斐小泉駅 | |
---|---|
駅舎(2021年10月) | |
かいこいずみ Kai-Koizumi | |
◄小淵沢* (7.1 km) (5.1 km) 甲斐大泉► | |
所在地 | 山梨県北杜市長坂町小荒間[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■小海線 |
キロ程 | 7.1 km(小淵沢起点) |
電報略号 | カコ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
22人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)7月27日[1][2] |
備考 |
無人駅[1] 標高:1,044 m[3] |
甲斐小泉駅(かいこいずみえき)は、山梨県北杜市長坂町小荒間にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線の駅[1]である。駅名は開業当時の村名である、山梨県北巨摩郡小泉村に由来する。
歴史
[編集]- 1933年(昭和8年)7月27日:鉄道省小海南線(→小海線) 小淵沢駅 - 当駅間開通に伴い開業(一般駅)[4]。
- 1963年(昭和38年)2月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[6]。
- 2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入される[7]。
- 2020年(令和2年)10月12日:ATACSを応用した地方交通線向け列車制御システム(無線式列車制御システム)導入[8][9]に伴い、交換設備廃止。
駅構造
[編集]小淵沢方面に向かって左側にある単式ホーム1面1線を有する地上駅[10]。かつてはもう一線線路が分岐した相対式ホーム2面2線であったが[11]、無線式列車制御システム導入に合わせて下り線ホームが廃止されたため、現在は旧上り線ホームに両方向の列車が発着する。
無人駅だが改札口横にプレハブの窓口があり、多客期の昼間のみ駅員が派遣されている。近代に建設された鉄道駅舎には珍しく、駅舎に日本語による駅名表示が無い。Suica等のICカード乗車券は利用出来ない[12]。
-
待合室(2021年10月)
-
ホーム(2021年10月)
利用状況
[編集]1日平均乗車人員(山梨県統計年鑑の数値を365日で割ったもの)は以下の通りとなっている。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1998年(平成10年) | 26 | |
1999年(平成11年) | 25 | |
2000年(平成12年) | 22 | [13] |
2001年(平成13年) | 18 | [14] |
2002年(平成14年) | 21 | [15] |
2003年(平成15年) | 17 | [16] |
2004年(平成16年) | 18 | [17] |
2005年(平成17年) | 19 | [18] |
2006年(平成18年) | 15 | [19] |
2007年(平成19年) | 18 | [20] |
2008年(平成20年) | 22 | [21] |
2009年(平成21年) | 23 | [22] |
2010年(平成22年) | 22 | [23] |
駅周辺
[編集]- 平山郁夫シルクロード美術館
- 八ヶ岳南麓天文台 地震前兆電離層観測研究センター(地震前兆検知実験の為、天文台の一般公開は休止中)
- 小泉郵便局
- 八ヶ岳エスペラント館
- 三分一湧水
- 北杜市民バス「小泉駅」停留所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、160頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、201頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 緯度経度付き全国沿線・駅データベース - 公益財団法人国土地理協会、2015年8月6日閲覧。
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1933-07-19). “鉄道省告示 第317号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (1964) .
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 3号 飯田線・身延線・小海線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年7月26日、27頁。
- ^ 『Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日。オリジナルの2019年2月14日時点におけるアーカイブ 。2020年3月24日閲覧。
- ^ 『小海線への無線式列車制御システムの導入決定のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年9月15日。オリジナルの2020年9月17日時点におけるアーカイブ 。2020年9月17日閲覧。
- ^ 『小海線への無線式列車制御システムの導入について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年3月10日。オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ 。2020年3月10日閲覧。
- ^ JR東日本:駅構内図
- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、25頁。
- ^ Suica首都圏エリア - JR東日本, 2020年4月24日閲覧.
- ^ “山梨県統計年鑑 平成14年刊行” (Excel). 山梨県 (2002年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成15年刊行” (Excel). 山梨県 (2003年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成16年刊行” (Excel). 山梨県 (2004年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成17年刊行” (Excel). 山梨県 (2005年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成18年刊行” (Excel). 山梨県 (2006年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成19年刊行” (Excel). 山梨県 (2007年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成20年刊行” (Excel). 山梨県 (2008年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成21年刊行” (Excel). 山梨県 (2009年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成22年刊行” (Excel). 山梨県 (2010年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成23年刊行” (Excel). 山梨県 (2011年). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成24年刊行” (PDF). 山梨県. p. 150 (2012年). 2017年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(甲斐小泉駅):JR東日本