五島正規
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五島 正規 ごとう まさのり | |
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生年月日 | 1939年3月5日 |
出生地 | 京都府京都市 |
没年月日 | 2016年11月14日(77歳没) |
出身校 | 岡山大学医学部 |
前職 |
医師 医療法人理事長 |
所属政党 |
(日本社会党→) (社会民主党→) (旧民主党→) 民主党 |
選挙区 |
(高知県全県区→) 比例四国ブロック(高知1区) |
当選回数 | 6回 |
在任期間 | 1990年2月19日 - 2005年12月13日 |
五島 正規(ごとう まさのり、1939年3月5日 - 2016年11月14日[1])は、日本の政治家、医師。衆議院議員(6期)、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長、衆議院環境委員長を務めた。
経歴
[編集]京都府京都市出身。岡山大学医学部卒業。1979年11月に医療法人防治会四国勤労病院を設立。
1990年の第39回衆議院議員総選挙で、日本社会党から高知県全県区に出馬し初当選。以降、連続当選6回。
小選挙区比例代表並立制が導入された同年の第41回衆議院議員総選挙以降は、高知1区から立候補した。この選挙では日本共産党の山原健二郎に、2000年の総選挙からは3回連続で自由民主党の福井照に敗れ、すべて比例四国ブロックで復活しての当選である。
2005年9月の第44回衆議院議員総選挙で当選後の10月14日、政策担当秘書らが公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された。裁判の初公判で政策秘書が起訴事実を認めたため、12月13日に議員辞職願を提出。同日、国会閉会中のため衆議院議長・河野洋平が辞職を許可した。辞職にともない、同ブロック民主党名簿で次点の高井美穂が繰り上げ当選となった。
政策
[編集]- 選択的夫婦別姓制度導入に賛同する[2]。
- 静岡空港建設反対の国会議員署名活動で署名者に加わっている[3]。
- 小泉政権時代には、小泉純一郎に対する批判を広げた[4]。
- 特定秘密保護法案に反対する[5]。
選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 第39回衆議院議員総選挙 | 1990年 2月18日 | 50 | 高知県全県区 | 日本社会党 | 7万9314票 | 16.36% | 5 | 1/11 | / |
当 | 第40回衆議院議員総選挙 | 1993年 7月18日 | 54 | 高知県全県区 | 日本社会党 | 5万9940票 | 13.54% | 5 | 4/9 | / |
比当 | 第41回衆議院議員総選挙 | 1996年10月20日 | 57 | 比例四国(高知1区) | 旧民主党 | 3万1391票 | 26.75% | 1 | 2/5 | 1/1 |
比当 | 第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 6月25日 | 61 | 比例四国(高知1区) | 民主党 | 3万3883票 | 25.75% | 1 | 2/4 | 1/1 |
比当 | 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年11月 9日 | 64 | 比例四国(高知1区) | 民主党 | 3万6333票 | 34.80% | 1 | 2/4 | 2/2 |
比当 | 第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 9月11日 | 66 | 比例四国(高知1区) | 民主党 | 4万9704票 | 39.50% | 1 | 2/3 | 1/2 |
略歴
[編集]- 1990年 - 日本社会党より衆議院に立候補、初当選。
- 1991年 - 社会党シャドーキャビネット労働政務次官。
- 1993年 - 日本社会党副書記長・社会政策局長に就任。
- 1996年 - 旧民主党結成に参画。民主党厚生部会長に就任。
- 2001年 - 衆議院環境委員長に就任。
- 2002年 - 民主党「次の内閣」厚生労働大臣に就任。
- 2005年 - 衆議院議員を辞職、政界引退を表明。
脚注
[編集]- ^ “元衆院議員の五島正規さん死去 6期目途中に辞職”. 朝日新聞. (2016年11月15日) 2016年11月15日閲覧。
- ^ 第142回国会 法務委員会 第19号
- ^ 国会議員署名これまでと今後の展望 - 空港はいらない静岡県民の会(2009年3月7日時点のアーカイブ)
- ^ 高知新聞 「合併効果で政権交代」 2003年10月21日
- ^ 高知新聞、「問う、特定秘密保護法、13年12月4日
議会 | ||
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先代 小林守 |
衆議院環境委員長 2001年 |
次代 大石正光 |
先代 前田武志 |
衆議院沖縄及び北方問題 に関する特別委員長 1998年-1999年 |
次代 佐々木秀典 |