交響曲第4番 (ハイドン)
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交響曲第4番 ニ長調 Hob. I:4 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが作曲した交響曲。
初期の交響曲のひとつであり、自筆楽譜は残っていないが、フュルンベルク・コレクションに信頼性の高い筆写譜が残っていることから、エステルハージ家以前、ボヘミアのモルツィン伯爵に仕えていた時期(1757年から1760年頃)の作品と考えられる[1]。
編成
[編集]オーボエ2、ホルン2、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、低音(チェロ、ファゴット、コントラバス)。
曲の構成
[編集]演奏時間は約15分[2]。交響曲第1番同様、初期に多く見られる「急-緩-急」の3楽章構成で、やや類型的な作品だが、第2楽章の第2ヴァイオリンの「影のような動き」や第3楽章の に工夫が見られる[3]。
- 第2楽章 アンダンテ
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『ハイドン 交響曲集I(1-12番, "A", "B") OGT 1589』音楽之友社、1981年。(ミニスコア、ランドンによる序文の原文は1965年のもの)