コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

佐藤文俊 (総務官僚)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐藤 文俊
さとう ふみとし
内閣広報室より公表された肖像
2024年 撮影)
生年月日 (1956-10-06) 1956年10月6日(68歳)
出生地 日本の旗 日本 福島県福島市
出身校 東京大学法学部第2類卒業[1]
前職 総務事務次官
称号 法学士(東京大学・1979年

内閣 石破内閣
在任期間 2024年10月1日[2] - 現職

在任期間 2016年6月17日 - 2017年7月11日

在任期間 2015年7月31日 - 2016年6月17日

在任期間 2012年9月11日 - 2015年7月31日

日本の旗 総務省政策統括官
情報通信担当)
在任期間 2011年7月15日 - 2012年9月11日

その他の職歴
日本の旗 内閣官房内閣審議官
内閣官房副長官補付)
内閣官房社会保障改革担当室審議官

2010年10月29日 - 2011年7月15日)
日本の旗 総務省大臣官房審議官
税務担当)

2010年10月29日 - 2011年7月15日)
日本の旗 総務省自治財政局財政課長
2008年7月 - 2010年10月9日)
テンプレートを表示

佐藤文俊(さとう ふみとし、1956年昭和31年〉10月6日 - )は、日本自治総務官僚内閣官房副長官内閣人事局長内閣感染症危機管理監

総務省では主に財政畑を歩んでおり[3]自治財政局財政課長や同局長総務審議官(自治行政担当)などを務めた後、総務事務次官(第14代)。総務省退官後は野村総研顧問、地方公共団体金融機構理事長を務めた。

来歴

[編集]

福島県福島市出身。福島県立福島高等学校から東京大学文科一類に入学[4]東京大学法学部第2類(公法コース)を卒業し[1]、当時の自治省へ入省(配属先は財政局財政課、大臣官房総務課)[5]

1991年5月、行政局行政課長補佐[5]。行政課長補佐時代は主に地方分権改革に携わる。政権交代前は社会党シャドーキャビネット自治大臣だった五十嵐広三に地方分権の実績づくりを頼まれ、地方分権推進法の制定などについてを1か月くらいで作成した[6]

1994年7月、大臣官房企画室環境対策企画官[7]

1995年7月、山梨県に転じて県総務部長を務め[7]1998年4月に消防庁消防課消防職員企画官を務める[7]

2001年1月に総務省に復帰して自治財政局調整課長[7]2003年1月に同地方債課長[7]2005年1月に同財政課長[7]を歴任した。

2008年7月、大臣官房審議官税務担当)[7]を経て、2010年1月に内閣官房内閣審議官官房副長官補付)[7]2011年7月に総務省政策統括官情報通信担当)[7]2012年9月に自治財政局長[7]2015年7月に総務審議官(自治行政担当)[7]を務めた。

2016年6月17日に桜井俊の後任として総務事務次官に就任し[7][8]2017年7月まで務めた後に退官。

2017年10月より株式会社野村総合研究所顧問[9]

2019年1月、郡山市財政・地域振興アドバイザーに就任[10]

2020年7月、地方公共団体金融機構理事長に就任。

2024年10月1日内閣官房副長官内閣人事局長に就任[11]

その他

[編集]
  • 同期入省には望月達史(自治行政局長)、田口尚文(総括審議官)、滝本純生(自治大学校長)らがいる。

脚注

[編集]
  1. ^ a b 『東大人名録 官公庁編』1991年発行、347頁
  2. ^ 『官報 令和6年特別号外第45号 1-2頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2024年10月1日。 
  3. ^ <活動報告>今日は、職場の仲間とともに、佐藤文俊・総務省事務次官を訪問し、近況等のご報告。 中山泰オフィシャルサイト
  4. ^ 週刊読売 1975年4月5日号』1975年4月発行、185頁
  5. ^ a b 『全国官公界名鑑 2003年』同盟通信社、2003年1月発行
  6. ^ ヒアリング記録” (PDF). 地方公共団体金融機構 (2024年4月). 2024年10月9日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l 地方公共団体向けの「法制執務支援システム」の御案内 地方自治研究機構
  8. ^ "総務省人事平成28年6月17日付" (PDF). 総務省. 2020年9月17日閲覧
  9. ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(平成29年10月1日~同年12月31日分) 平成30年3月30日 内閣官房内閣人事局
  10. ^ 株式会社野村総合研究所顧問 佐藤 文俊 氏 に 郡山市財政・地域振興アドバイザーを委嘱します平成31年1月18日 郡山市財務部財政課
  11. ^ “官房副長官に橘、青木氏 首相補佐官に長島氏起用―石破新政権”. 時事通信. (2024年10月2日). https://www.jiji.com/sp/article?k=2024100101113 2024年10月3日閲覧。 

外部リンク

[編集]
官職
先代
栗生俊一
日本の旗 内閣官房副長官(事務担当)
2024年 -
次代
現職
先代
栗生俊一
日本の旗 内閣人事局長
2024年 -
次代
現職
先代
栗生俊一
日本の旗 内閣感染症危機管理監
2024年 -
次代
現職
先代
桜井俊
日本の旗 総務事務次官
2016年 - 2017年
次代
安田充
先代
空席
日本の旗 総務審議官(自治行政担当)
2015年 - 2016年
次代
空席
先代
椎川忍
日本の旗 総務省自治財政局長
2012年 - 2015年
次代
安田充