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保安駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
保安駅
駅舎
保安
バオアン
Bao'an
台南 (7.6 km)
(1.4 km) 仁徳
地図
所在地 中華民国の旗 台湾 台南市仁徳区保安里文賢路1段
529巷10号
北緯22度55分57秒 東経120度13分54秒 / 北緯22.93250度 東経120.23167度 / 22.93250; 120.23167
所属事業者 台湾鉄路管理局
等級 三等駅
駅コード 4250[1]
(旧)176[2]
所属路線 縦貫線
キロ程 149.9km(彰化起点)
360.8* km(基隆起点)
電報略号 ㄠㄢ
駅構造 地上駅
ホーム 単式・島式 2面3線
乗車人員
-統計年度-
#利用状況節参照
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
#利用状況節参照
-人/日
開業年月日 1900年11月29日
備考 * - キロ程は台中線(山線)経由で計算。
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保安駅
「永保安康」きっぷ
各種表記
繁体字 保安車站
簡体字 保安车站
拼音 Bǎo ān Chēzhàn
通用拼音 Bǎo ān Chējhàn
注音符号 ㄅㄠˇ ㄢ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音: バオアン チャーヂャン
台湾語白話字 Pó-an Chhia-thâu(車頭)
客家語白話字: Pó-ôn Chhâ-theù(車頭)
日本語漢音読み ほあんえき
英文 Bao'an Station
テンプレートを表示

保安駅(ほあんえき)は、台湾台南市仁徳区にある、台湾鉄路管理局縦貫線である。

同線には永康駅があり、この両駅の駅名を並べ替えれば「永保安康」(安らかな生活と健康な体を永遠に保つ)という縁起の良い言葉になる。2000年にCMを契機としてブームを巻き起こした、実際に乗車可能な硬券が発売されている[3]#切符の図を参照。タレントの呉宗憲が「永保安康」の歌を出し、プロモーションビデオのロケ地となったため、ファンの聖地巡礼の場所にもなった[4]

歴史

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保安駅
中華民国の旗 中華民国 文化資産
保安駅構内側
登録名称保安車站
種類車站(駅)
等級市定古蹟
文化資産登録
公告時期
2001年12月31日
位置中華民国の旗 中華民国台湾)台南市仁徳区
建設年代大日本帝国の旗 明治42年(1909年
1904年の地図 1927年の地図

駅構造

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のりば

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1 1A 西部幹線(上り) 台南新営嘉義方面
2 1B 西部幹線(下り) 高雄潮州沙崙方面
3 2 西部幹線(下り待避列車) 高雄・潮州・沙崙方面
西部幹線(上り待避列車) 台南・新営・嘉義方面

利用状況

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各年の利用状況は以下の通り。

  • 2000年から2001年にかけて人気に火がついた「永保安康」の切符は永康駅から本駅への切符であり、実際に乗車しなかった購入だけの客も統計に反映されているため降車客数が多くなっている(永康駅は逆に乗車客数が多くなる)。
-1999年
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
1946 112,415 135,777 248,192 [9] 308 680
1975 95,081 75,347 170,428 [10] 260 467
1976 100,856 80,312 181,168 [11] 276 495
1977 98,940 80,785 179,725 [12] 271 492
1978 資料なし
1979
1980 98,177 86,530 184,707 [13] 268 505
1981 91,515 77,643 169,158 [14] 251 463
1982 78,693 66,397 145,090 [15] 216 398
1983 70,060 60,820 130,880 [16] 192 359
1984 71,233 59,187 130,420 [17] 195 356
1985 70,357 59,684 130,041 193 356
1986 61,562 57,243 118,805 169 325
1987 60,424 48,585 109,009 166 299
1988 55,475 44,269 99,744 152 273
1989 54,774 43,891 98,665 150 270
1990 73,121 45,716 118,837 200 326
1991 73,882 48,115 121,997 202 334
1992 85,756 56,962 142,718 234 390
1993 95,709 64,254 159,963 262 438
1994 73,882 48,115 121,997 202 334
1995 85,756 56,962 142,718 235 391
1996 95,709 64,254 159,963 262 437
1997 129,236 94,076 223,312 354 612
1998 173,562 120,307 293,869 476 805
1999 214,723 170,694 385,417 588 1,056
2000年-
年間 1日平均
乗車 下車 出典 乗車 乗下車
2000 541,960 1,635,958 2,177,918 [17] 1,481 5,951
2001 580,597 3,077,883 3,658,480 1,591 10,023
2002 321,182 444,238 765,420 880 2,097
2003 286,191 339,224 625,415 784 1,713
2004 302,573 351,871 654,444 827 1,793
2005 315,960 373,136 689,096 866 1,883
2006 351,038 405,875 756,913 962 2,074
2007 372,536 430,813 803,349 1,021 2,201
2008 465,288 519,619 984,907 1,275 2,698
2009 資料なし
2010 577,402 596,609 1,174,011 [18] 1,582 3,216
2011 626,191 932,745 1,558,936 [19] 1,716 4,271
2012 670,256 749,265 1,419,521 [20] 1,831 3,878
2013 706,609 694,474 1,401,083 [21] 1,936 3,839
2014 630,253 732,032 1,362,285 [22] 1,727 3,732
2015 645,997 687,332 1,333,329 [23] 1,770 3,653
2016 633,568 654,296 1,287,864 [24] 1,731 3,519
2017 633,251 655,144 1,288,395 [25] 1,735 3,530
2018 673,127 685,081 1,358,208 [26] 1,844 3,721
2019 601,260 617,670 1,218,930 [27] 1,647 3,340
2020 497,926 516,125 1,014,051 [28] 1,360 2,771
2021 384,400 395,698 780,098 [29] 1,053 2,137

駅周辺

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台鉄捷運化により当駅〜中洲駅間に開業した仁徳駅は、1代目の車路駅の旧駅址にあたる。

隣の駅

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台湾鉄路管理局
縦貫線南段
台南駅 - (林森駅)-(南台南駅)- 保安駅 - 仁徳駅

脚注

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  1. ^ "車站基本資料集". 台湾鉄路管理局. 2021年6月27日. 2022年4月13日閲覧
  2. ^ 台湾鉄路管理局. "車站基本資料集". 2018年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月25日閲覧
  3. ^ "台湾観光月刊 vol.482 2008年8月号" (PDF). 台湾観光協会. pp. 12–13. 2019年1月13日閲覧
  4. ^ "保安駅". 台南市政府観光旅遊局. 2018年12月13日. 2019年12月18日閲覧
  5. ^ 台湾総督府 (1900年11月13日). "台湾総督府告示第100号". 官報. 1900年11月21日 (第5218号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 291. 明治三十三年十一月二十九日ヨリ臺南縣打狗臺南間鐵道運輸營業ヲ開始ス 但運轉時刻哩數及賃金ハ鐵道部ニ於テ掲示ス 国立国会図書館
  6. ^ a b c d (繁体字中国語)周俊霖、許永河 (2007年8月1日). 南瀛鐵道誌. 臺南縣政府文化局. ISBN 9789860096958
  7. ^ 鉄道省 (1937年12月28日). 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在. p. 520. 国立国会図書館
  8. ^ "保安車站". 文化部文化資産局国家文化資産網. 2019年12月18日閲覧
  9. ^ (繁体字中国語)臺灣省行政長官公署交通處鐵路管理委員會 (1947年5月). 臺灣鐵路業務統計要覽 民國35年度. 臺灣省行政長官公署交通處鐵路管理委員會. p. 28. 国家図書館
  10. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1976年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 中華民國64年 臺灣鐵路統計年報 (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 44–59.
  11. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1977年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國65年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 26–41.
  12. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1978年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國66年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 46–61.
  13. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1981年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國69年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 70–87.
  14. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1982年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國70年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 68–81.
  15. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1983年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國71年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 62–75.
  16. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1984年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國72年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  17. ^ a b (繁体字中国語)臺灣鐵路管理局 (2009年7月). "臺南市區鐵路地下化計畫綜合規劃報告(核定本)" (PDF). 交通部鉄路改建工程局. p. 3-6. 2019年5月5日閲覧 財團法人九二一震災重建基金會
  18. ^ "99年報 各站客貨運起訖量" (PDF). 2011年12月29日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年6月4日閲覧 臺灣鐵路管理局
  19. ^ "100年報 各站客貨運起訖量" (PDF). 2012年6月16日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年6月4日閲覧 臺灣鐵路管理局
  20. ^ "101年報 各站客貨運起訖量" (PDF). 2013年6月2日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年6月4日閲覧 臺灣鐵路管理局
  21. ^ "102年報 各站客貨運起訖量" (PDF). 2014年5月14日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年9月4日閲覧 臺灣鐵路管理局
  22. ^ "103年報 各站客貨運起訖量" (PDF). 2015年9月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年9月4日閲覧 臺灣鐵路管理局
  23. ^ "104年報 各站客貨運起訖量" (PDF). 2016年7月5日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年6月4日閲覧 臺灣鐵路管理局
  24. ^ "105年報 各站客貨運起訖量" (PDF). 2017年8月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年6月4日閲覧 臺灣鐵路管理局
  25. ^ "106年報各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路管理局. 2019年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月5日閲覧
  26. ^ "107年報各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路管理局. 2019年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月25日閲覧
  27. ^ "108年報 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路管理局. 2020年5月13日閲覧
  28. ^ "營運 Business and Transportation 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國109年 ed.). 臺灣鐵路管理局. 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月21日閲覧
  29. ^ "表11 各站客貨運起訖量". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國110年 ed.). 交通部臺灣鐵路管理局. 2022年4月. 2022年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。

外部リンク

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