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利用者:2018reiwa/sandbox


オレたちひょうきん族 > 2018reiwa/sandbox

ひょうきんベストテン(ひょうきんべすとてん)は、かつてフジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組オレたちひょうきん族』のコーナー。 当時の人気音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)のパロディコーナー。単発放送時のタイトルは『オレたちひょうきん族ザ・ベストテン』であったが、レギュラー進出後に名称変更。

概要[編集]

初回の1981年5月16日にスタート。オープニングと最初のCMとを隔てて、最初に登場したコーナーであったため、番組開始から約5分頃に放送[注 1]。コーナー放送時間(約15分)の制約上、本家と同様に10位 - 1位全ての曲をフル歌唱で紹介できないため、司会者の挨拶の後に10位 - 4位の曲をフラッシュ形式[注 2]で発表し(1曲につき約10秒)、スポットライトを挟んで上位3曲を紹介した。番組の前半に放送していたのは、開始当時の裏番組『8時だョ!全員集合』の前半コントと、本番組のメインコントである「タケちゃんマン」が両方見られるように配慮したためとされる。

雨傘時代は、レギュラーの出した曲でランキングを形成し、スクールメイツの代わりに東京花柳社中を使うなどの忠実なパロディであった。レギュラー放送開始後もしばらくはその演出が続いたが、途中からレギュラーや一般のタレントやゲスト芸人によるモノマネが中心になった。1983年半ばからは、「西川のりおとフラワーダンシングチーム」(安全ヘルメットに革靴、海パン一丁)が本物歌手が歌っている最中に驚かせたり笑わせる、といったのが定番となっていた。本物の歌手も数組登場していたが、中には本家に殆ど出演したことのない歌手(イエロー・マジック・オーケストラオフコース等)が登場したこともあり話題となった。なお、オープニングのテーマ曲には「WITH THE FORCE OF NATURE」(高橋達也と東京ユニオン)が使われた[注 3]

出演者[編集]

司会
担当期間
男性 女性
1981年5月16日 - 8月29日 明石家さんま 栗山順子
1981年10月10日 - 1985年3月30日 島田紳助 山村美智子 [1]
1985年4月6日 - 1986年9月27日 寺田理恵子
1986年10月4日 - 1988年10月1日 長野智子

当時、NHKも含めテレビ局のアナウンサーはニュースや天気を読むことが中心であり、バラエティ番組に出演することは滅多になかった[注 4]。だが、このコーナーに局の女性アナウンサーが出演したことで、その後の女子アナウンサーのタレント化に先鞭をつける形となった。加えて、山村や寺田はこれが縁でレコードデビューも果たしている。

また、紳助の司会者としての基礎を築いたコーナーでもあり、後に紳助は『歌のトップテン』(日本テレビ系)において和田アキ子と二人で、本物の歌謡ランキング番組の司会者に起用された。さらに長野はフリー転向後、『ザ・ベストテン』番組終了後の1991年3月から約1年間放送された『思い出のベストテン』(TBS系)の司会役を務めたほか、1991年10月に特別番組で放映の『今夜だけ!ご本家復活ザ・ベストテンスペシャル』、同年12月に特番放送の『総決算!ザ・ベストテン1991年末スペシャル』(共にTBS系)でも、山田邦子と共に司会を務めた。

代役
  • 紳助の代役:明石家さんま、紳助に扮した太平サブロー(1986年8月30日)
  • 山村の代役:小出美奈(1983年3月19日)、寺田理恵子(1984年6月23日)

主な演出[編集]

  • セットや鏡張りの回転扉、1位になった歌手に対する紙吹雪風船はない)での祝福も再現されていたが、ランクインした“歌手”が出演しない場合は、笑い屋の笑い声をバックに猛スピードで回される扉と扉を回すスタッフの手が映ったほか、天井から「紙雪崩」とでも言うべきほどの大量の紙吹雪が降り注いだ[注 5]
  • ランキングの基準はリクエストはがきのみ(「○○票」という数え方をしていた)だったが、本家『ベストテン』や『トップテン』にもランクインしない曲[注 6]が1位になったり、スポットライトに登場した歌手の曲が次週に必ずランクインするなど、番組スタッフ・出演者の好き勝手にやっていた。また、本家において洋楽曲はランキングの対象外であったが、このコーナーでは洋楽曲もランクインしていた。
  • 松戸競輪は「ベストテン等は無理だけどひょうきんベストテンなら200票あればランクインできる!」と組織票を呼びかけた。結果、松戸競輪のテーマ「走れ!自転車」は念願のランクイン(1983年7月9日放送分で第4位[2])を果たし、今週のスポットライトで登場した。

主なネタ・仕掛け[編集]

  • 本コーナーにはお約束のネタが存在し、歌手は本物も含め毎回まともに歌わせてもらうことはなく、途中からアクシデントやハプニングが発生したり、コントが展開されたりしていた。
  • 当時の神聖的な存在だったアイドル達をその地位からバラエティに引きずり落とし、マネージャーを怒らせた逸話が残っている。
フラワーダンシングチームの乱入

西川のりおとフラワーダンシングチーム」(安全ヘルメットに革靴、海パン一丁)がゲストが歌っている最中に驚かせたり笑わせる。フラワーダンシングチームが「すもうダンサーズ」に変身した以降も、「バレリーナ団」や「ちょうちんブルマーズ」、片岡鶴太郎らが瀬戸わんやに扮した「ピヨコ隊」(アヒル型衣装)など、基本的な系統は引き継がれた。

歌謡ドラマ

1983年頃から登場。「夜のヒットスタジオ」で行われていた歌謡ドラマが元ネタ。歌唱前に歌に沿ったミニドラマが行われ、そのまま歌に突入し、歌終わりとともに完結する。

発泡スチロールの雨

1983年11月19日初登場。部屋にいる歌手の上から突然発泡スチロールの雨を降らせる。当初は松金よね子扮する松田聖子やよめきんトリオに仕掛けていたが、後に本物歌手にも行われた。 1983年11月5日の松田聖子(松金よね子)の回にて日本庭園のセットで使用された石が、翌々週の同じく聖子の回にそのまま流用された。

スポーティ島崎

1985年1月5日の「おめでとう!ひょうきん歌謡大賞」で「島崎筆ノ進」として初登場。 島崎扮する芸術家「スポーティー島崎」とウガンダ扮する「南」が西城の体に絵の具を塗りたくり、壁にぶつけたりして魚拓を作成したり、頭上書初めを行う。後に発展版として「人間スタンプ」も行われた。

お呼びでないシリーズ

1987年から行われた。島崎扮するハゲオヤジが歌唱終盤に現れ、場違いな行動で皆が呆気に取られ、「お呼びでない?こりゃまた失礼しました!」と締め、皆がズッコケる。元ネタは、シャボン玉ホリデー植木等のコントから。

登場歌手[編集]

番組内で結成されたユニット[編集]

西川のりおとフラワーダンシングチーム(のりお・ヒップアップ・赤信号)
  • デビュー:1983年8月13日『探偵物語』(薬師丸ひろ子)
  • 海パン一丁に工事用ヘルメットの格好で歌手の歌唱中に登場。奇妙なダンスと格好で歌手を笑わせていた。歌の最後に、回転ベッドに乗ったのりおが現れ、「バカァ」と締める。
  • 初期の数回、上方よしおも加わっていた。
  • 1984年6月には、『フラワールームより愛を込めて』でレコードデビュー。本コーナー内でもランクイン。
  • 1984年9月1日のたけし軍団とのコラボによる『抱いた腰がチャッチャチャ』のバックダンサーを以て休止。その後、同年の「ひょうきん歌謡大賞」や1987年・1988年の「あの歌をもう一度」、1989年10月14日の「タケちゃんマン忠臣蔵」(最終回)などで再登場した。
すもうダンサーズ(上記と同様)
  • デビュー:1984年9月29日『東京めぐり愛』(琴風豪規石川さゆり
  • フラワーダンシングチームの後継ユニット。力士の格好をしたメンバーが、本物歌手のバックダンサーを務める。1985年から、力士とは全く関係のない格好で登場したこともあったが、いずれの場合も名義はすもうダンサーズであった。
  • 初登場回のみ「琴風が所属する佐渡ヶ嶽部屋の後輩力士」という設定で登場。
  • 1985年9月28日の『ByeーByeガール』のバックダンサーを以て休止。その後、1988年の「あの歌をもう一度」で再登場した。
西川のりおとミュージカルバレエ団(上記と同様)
  • デビュー:1985年10月12日『音楽のような風』(EPO
  • 役割は上記と同様。バレリーナの格好(裸をレオタード風に小細工)をしたメンバーが華麗な踊りを見せる。のりおのびっくり箱が登場。
西川のりおとちょうちんブルマーズ(上記と同様、ウガンダ
  • 上半身裸でブルマー姿のメンバー。役割は上記と同様。
  • このバージョンからウガンダも加入。
ひょうきん人形ダンサーズ(上記と同様)
  • デビュー:1987年1月17日
  • 紳士服姿で、貴婦人(人形)と踊る。
酔っ払い隊(島崎、渡辺、長野智子)
ピヨコ隊(鶴太郎、ヒップアップ、赤信号、ウガンダ)
  • デビュー:1987年12月26日『はいからさんが通る』(南野陽子)
  • 番組末期の代表的キャラクター。ハゲのカツラにひよこの着ぐるみ姿。
  • 本物の歌手の時に登場し、歌唱の邪魔をする所は上記と同じだが、歌い終わった後に、メンバー一斉に「たまごの親じゃ、ピーヨコちゃんじゃ。ぴっぴっピーヨコちゃんじゃ、アヒルじゃがぁがぁ。」と言いながら駆け寄る。元ネタは、漫才コンビ「獅子てんや・瀬戸わんや」の瀬戸わんやのギャグ。
  • 後に独立し、おそ松くんのパロディー、『ピヨ松くん』が後半ドラマにて放送された。シングル『ピヨコ隊のテーマ』を発表。後に、元ジューシィフルーツイリアがピヨコ姫として加入。

1994年 年間ランキング[編集]

  • この回では通常の賞コンテスト形式とは異なり、1994年に放送されたTBS系列の全番組の中からランキング形式でベストハプニングを決定した。
  • ここでは、この回に放送された、1994年のハプニング年間ランキング50位を扱う。
# キーワード 対象番組
1位 UFO ピンク・レディー
2位 わな キャンディーズ
3位 しあわせ芝居 桜田淳子
4位 わかれうた 中島みゆき
5位 禁猟区 郷ひろみ
6位 憎みきれないろくでなし 沢田研二
7位 ブーツをぬいで朝食を 西城秀樹
8位 若き旅人 狩人
9位 泣き虫 清水健太郎
10位 風の駅 野口五郎
11位 UFO ピンク・レディー
12位 わな キャンディーズ
13位 しあわせ芝居 桜田淳子
14位 わかれうた 中島みゆき
15位 禁猟区 郷ひろみ
16位 憎みきれないろくでなし 沢田研二
17位 ブーツをぬいで朝食を 西城秀樹
18位 若き旅人 狩人
19位 泣き虫 清水健太郎
20位 風の駅 野口五郎
21位 UFO ピンク・レディー
22位 わな キャンディーズ
23位 しあわせ芝居 桜田淳子
24位 わかれうた 中島みゆき
25位 禁猟区 郷ひろみ
26位 憎みきれないろくでなし 沢田研二
27位 ブーツをぬいで朝食を 西城秀樹
28位 若き旅人 狩人
29位 泣き虫 清水健太郎
30位 風の駅 野口五郎
31位 UFO ピンク・レディー
32位 わな キャンディーズ
33位 しあわせ芝居 桜田淳子
34位 わかれうた 中島みゆき
35位 禁猟区 郷ひろみ
36位 憎みきれないろくでなし 沢田研二
37位 ブーツをぬいで朝食を 西城秀樹
38位 若き旅人 狩人
39位 泣き虫 清水健太郎
40位 風の駅 野口五郎
41位 UFO ピンク・レディー
42位 わな キャンディーズ
43位 しあわせ芝居 桜田淳子
44位 わかれうた 中島みゆき
45位 禁猟区 郷ひろみ
46位 憎みきれないろくでなし 沢田研二
47位 ブーツをぬいで朝食を 西城秀樹
48位 若き旅人 狩人
49位 泣き虫 清水健太郎
50位 風の駅 野口五郎


放送番組一覧[編集]

放送日 放送番組 主な出演者 備考:
1996年
10月11日
祝15周年!プロ野球珍プレー・好プレー大賞一挙公開!永久保存版スペシャル
10月18日 史上最大の格闘技!超著名人もリングサイドに集結!衝撃のKO伝説が今夜誕生する!! K-1スターウォーズ
10月25日 見たい!食べたい!遊びたい!買い物天国新宿デパート戦国時代
11月1日 離婚!借金!鬼姑!私の幸せナゼ来ない?上沼恵美子の元祖毒舌オンナの人生相談スペシャル 上沼恵美子
11月8日 パパ!ボク完走するよ!紳助の8時間耐久三輪車レース!汗と涙の感動ゴール全記録 島田紳助
11月15日 素朴な疑問大調査!! さんま鶴瓶めざまし調査隊大爆笑スペシャル!! 明石家さんま、笑福亭鶴瓶、
11月22日 うちのバカ嫁バカ夫 どうーなってるの?!全日本NG家族大賞
11月29日 世界ゲゲゲのゲ 妖怪軍団が送る金曜の怪談 ゲゲゲの鬼太郎』キャラが登場
12月6日 涙の初体験夢の料理人大賞II
12月13日 スターどっきり報告年末大爆笑DX
12月20日 衝撃スクープ30年!真実の目撃者たち
12月27日 犯罪パニック24時!!逮捕の瞬間100連発 1996年最後の放送
1997年
1月3日
さんまのオールスタースポーツするぞ!! 今年もよろしく大新年会パート2 明石家さんま 18:30から
1月10日 完全密着!知られざる料理の鉄人の裏側 1996年大晦日放送の『完全なる料理の鉄人』の舞台裏
1月17日 スーパータイムスペシャル!劇的瞬間映像未体験ゾーン
1月24日 すごいね!ムツゴロウの動物おもしろ百科 ムツゴロウ、渡辺正行羽田惠里佳いしのようこ
1月31日 所さんのあんたが一番エライ!仰天!びっくり番付 所ジョージ
2月7日 爆笑!みのもんた酔っ払いウォッチング
2月14日 助けてわが家が燃える!緊急出動!消防最前線密着24時
2月21日 決定版 のぞいた・食べた・スターの食事自慢の晩ごはん
2月28日 秀吉鬼平内蔵助子孫現る!幻の200億お宝初鑑定
3月7日 ママ僕がんばるよ!愛と勇気のドキュメント こども病院24時
3月14日 私の心の歌思い出のヒットパレード2
3月21日 春一番 志村けんのバカ殿様 志村けん田代まさし桑野信義
3月28日 さんまの第10回オールスタースポーツするぞ大放送 明石家さんま 最終回

参考:朝日新聞ラジオ・テレビ欄[どれ?]





1983年[編集]

チーム 演目 出演者
ズームイン!!朝! ねぶた
ルックルックこんにちは アロービック・ダンス 沢田亜矢子
ザ・トップテン 人文字
それは秘密です!! 人間紙相撲
カックラキン大放送!! タップダンス
松平右近事件帳 太鼓
春よ来い マジックショー
TVジョッキー日曜大行進
太陽にほえろ! 女装芸者の太鼓
11PM 人間マリオネット

1984年[編集]

チーム 演目 出演者
ルンルンあさ6生情報 ミュージカル「キャッツ」
ズームイン!!朝! 百人一首
ルックルックこんにちは アロービック・ダンス 沢田亜矢子
お昼のワイドショー 京劇
ザ・トップテン 人文字
それは秘密です!! 人間紙相撲
カックラキン大放送!! タップダンス
笑点 なんでも当て振り大舞踊
長七郎江戸日記
[事件記者チャボ!]] 水谷豊、伊藤蘭
11PM 人間マリオネット
クイズ笑って許して! 所ジョージうつみ宮土理
全日本プロレス中継 劇「青春グラフィティー オリンピックへアタック!!」 全日本プロレスの皆さん
アニメ キャッツ・アイ:戸田恵子藤田淑子坂本千夏
伊賀野カバ丸:中尾隆聖
魔法の天使クリィミーマミ:水島裕

1987年[編集]

チーム 演目 出演者
元祖どっきりカメラ タンゴで踊るドジョーすくい
太陽にほえろ!PART2 劇「ミュージカル風わんわん物語」 神田正輝、寺尾聰
あぶない刑事 オムニバスコント「あぶない恋愛講座」 舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、ベンガル、長谷部香苗
妻たちの課外授業Ⅱ タップダンスミュージカル 小川知子、由紀さおり、和田アキ子
銭形平次 テレビ番組パロディー  風間杜夫
全日本プロレス中継 劇「スーパージャンボの大冒険」 ジャンボ鶴田、山瀬まみ、大熊元司、グレート小鹿、石川敬士マイティ井上天龍源一郎ハル薗田、ロッキー羽田、サムソン冬木渕正信百田光雄和田京平小川良成、ジョー樋口、ジャイアント馬場
笑点 お笑い水芸 三遊亭円楽、桂歌丸
天才・たけしの元気が出るテレビ!!
鶴ちゃんのプッツン5 片岡鶴太郎

放映リスト[編集]