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利用者:Hop-step-junge/ニュース記事一覧/2023年10月1日～10月4日

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10月1日

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  • ロシア・ウクライナ・ベラルーシ関連（cf. ウクライナ侵攻 (2022年)、ウクライナ全土爆撃、2023年ウクライナの反転攻勢）
    • ウクライナが「防衛者の日」を迎えゼレンスキーによる事前録音の演説が公開される、ゼレンスキーはウクライナの安定・忍耐・強さ・勇気を「シャットダウン（閉鎖）」することは誰にもできないと述べウクライナは勝利の日になって初めて抵抗と戦いをやめるだろうと語った、「シャットダウン」はロシア軍による停電を指す、ウクライナ支援を盛り込まなかったアメリカ合衆国のつなぎ予算には触れなかった[1]
      • ロシアによる侵攻を受けるウクライナで戦死した兵士らを追悼する「防衛者の日」を迎え各地で午前9時に1分間の黙祷がささげられる、ゼレンスキーは同日の動画メッセージで「わが国は今、ある意味で歴史の岐路に立っている。過去の記憶と共に現在をつくり、運命の新たなページを書いている。『防衛者の日』が制定されたことにもそれは示されている。この祝日は真に国民のものとなった」と述べた[2]
    • ウクライナ外務省報道官が米国の予算に「ウクライナ支援のための資金が確実に盛り込まれるよう、米政府と精力的に協議している」とし「既に発表されたウクライナ支援の流れが止まることはない」と強調、11月半ばまでのアメリカのつなぎ予算（9月30日成立）にはウクライナ支援が盛り込まれていない[3]
    • ウクライナ空軍が前日夜から未明にかけてロシアのドローン攻撃があり約30機中16機を迎撃したと発表、中部チェルカスイ州高官は「敵はドローンで大規模攻撃を行った」と説明しており同州ウマニの穀物倉庫で火災が起きたほか1人が負傷したとの情報がある[4]
    • ワグネルの創設者エブゲニー・プリゴジン氏が自家用ジェット機の墜落（トヴェリ州エンブラエル・レガシー600墜落事故）で死亡して40日目を迎え各地で追悼集会が催される、独立系メディア「アゲンツトボ」は17カ所で行われたと報道し「死後もプリゴジン氏に多くの支持者がいることを示している」と指摘した、ロシア正教では死後40日目に祈りをささげる習わしがある[5]
    • ウクライナの首都キーウでロシアによる侵攻後初となるフルマラソン大会が開催され5000人以上が参加[6]
  • アメリカ合衆国関連
    • ジョー・バイデン米大統領がこの日成立した11月半ばまでのつなぎ予算からウクライナ支援が除外されたのを受け「米国の同盟国、米国民、そしてウクライナ国民に対し、わが国の支援を頼りにできると請け合いたい。われわれは見捨てはしない」と述べるとともに下院共和党の「瀬戸際戦術にはうんざりだ」とし予算案審議をめぐる「駆け引きをやめる」よう共和党に呼び掛け[7]
    • 下院共和党のゲーツ（マット・ゲイツ）議員がCNNテレビに出演しマッカーシー下院議長（共和）に対する解任動議を今週中に提出する方針を明らかに、ゲーツを含む保守強硬派は9月30日に成立した政府閉鎖を回避するつなぎ予算に強く反対していた[8]
    • トム・ハンクスが無許可で作成された自身のAI画像のコピーをインスタグラムに投稿し「気を付けて」「私のAI画像を使って歯科治療の方法を宣伝する動画が出回っているが、私とは一切関係ない」と訴える、また2日にはCBSでトーク番組の司会を務めるゲイル・キング（Gayle King）も自身が減量した「秘密」を知りたければリンクをクリックするよう呼び掛けるフェイク動画だとするものをインスタグラムに投稿し「私はこの会社とは何の関係もない」「この製品について聞いたことも使ったこともない！ こんなAI動画にだまされないで」と呼び掛けている[9]
    • MLBアメリカン・リーグの2023年のレギュラーシーズン全日程が終了、44本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平投手（29）が日本人初となる本塁打王に確定し大谷は球団を通じて「MLBでこれまで活躍された偉大な日本人選手たちのことを考えると大変恐縮であり光栄なことです。この目標を達成するのに協力してくれたチームメイト、コーチングスタッフ、ファンに感謝します」とコメントしている（cf. 2023年のロサンゼルス・エンゼルス）[10]
    • MLBのボストン・レッドソックスなどで19シーズンにわたってプレーしナックルボールを武器とした唯一無二のスタイルを築いたティム・ウェイクフィールドが脳腫瘍のため57歳で死去[11]
    • 23NFL第4週の試合が行われ1月の試合中に心停止で倒れたバッファロー・ビルズのダマー・ハムリン（Damar Hamlin）が復帰戦となるマイアミ・ドルフィンズ戦に出場、試合後には「信じられない気分だった。ファンのエネルギーもすごかった。チームメートと一緒に出られたことが何よりだし、客席には家族も来ていた」と喜びを語った[12]
  • 中華人民共和国関連
    • アジア競技大会サッカー男子の準々決勝が行われ北朝鮮に勝利した日本とイランに勝利した香港と韓国やウズベキスタンがベスト4に[14]
    • アジア競技大会（2022年アジア競技大会）100m障害決勝が行われ中国の林雨薇選手が金メダルを獲得、同氏は失格に終わった呉艶妮選手と抱き合ったがこのときに腰につけたコース番号が6と4であったためCCTVがこの様子を撮影した画像を投稿するも1時間後に削除される事態となった（cf. 六四天安門事件）[15]
  • 日本関連
    • 岸田文雄首相が京都市で開かれた科学技術に関する国際会議「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」で講演し生成AI（人工知能）に関して「日本が主導して国際ルール作りを進めている」と説明し技術革新を推進すると同時に「社会への負の影響や倫理的な問題に真摯に向き合う」と強調、また気候変動やエネルギー問題といった地球規模の課題解決に向け「科学技術を通じた国際協力や人材育成、外交が不可欠だ」と訴えた他国際的な人材の移動や循環を促す重要性も訴え「わが国が先陣を切って貢献する」と表明した[16]
    • 来日中の国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）のラザリニ事務局長が東京都内で時事通信のインタビューに応じ難民支援に向けた連携強化のため日本に拠点を設置すると明らかにするとともに「市民社会や企業など民間の理解を広げたい」「こうした連帯と理解を日本社会でさらに広げていきたい」と期待を示す、また国際社会の関心をつなぎ留めるためパレスチナ問題を「再び国連加盟国の政治的議題としなければならない」と強調し難民は既に「国際社会から見捨てられた」と感じており「政治的解決が見込めず、代替案がない以上、彼らが再び『見捨てられる』ことがないよう、何としてもUNRWAが支援し続ける必要がある」と述べた[17]
    • 日本で広告であることを伝えず口コミを装って商品やサービスを宣伝する「ステルスマーケティング」の規制が始まる[18]
    • 自民党の高橋はるみ女性局長がNHK番組で先の内閣改造で副大臣と政務官への女性議員の起用がゼロだったことに関し「適材適所の結果だ」と述べる、立憲民主党の辻元清美元副代表は「世界でゼロは恥ずかしい」と批判し女性議員数を増やすことが重要だとして議席の一定数を女性に割り当てる「クオータ制」導入を訴えた[19]
    • 自民党の森山裕総務会長が北海道北見市で講演し新たな経済対策で「減税」が検討されていることを踏まえ「税に関することは国民の審判を仰がなければならない」と述べる、解散総選挙意識か[20]
    • 名古屋市で事故防止のためエスカレーターで歩かずに立ち止まって乗るよう義務付ける条例が施行、埼玉県に続き2例目[21]
  • ドイツがフランクフルトで中国との第3回財政金融対話を開催、対話後に出した共同声明で中国側が20か国・地域（G20）による途上国債務再編の枠組みに支持を示したことを歓迎した、ドイツのリントナー財務相は中国の何立峰副首相と会談後「世界政治の重要なプレーヤーである中国抜きでは解決策は考えられない」として中国の支持を歓迎[注釈 1][22]
  • チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世（88）が風邪をこじらせたため活動拠点のインド北部ダラムサラで2～4日に予定していた法話を取りやめると同氏の事務所が発表[23]
  • ロンドン中心部の観光名所トラファルガー広場で在英日本人コミュニティーのイベント「ジャパン祭り」が4年ぶりに催される、とにかく明るい安村も参戦した[24]
  • 競馬の凱旋門賞がフランス・パリロンシャン競馬場で行われクリスチャン・デムーロ騎手騎乗の1番人気エースインパクトが優勝、2位はイギリスのウエストオーバー・3位は伏兵オネスト・4位は日本から唯一参戦したスルーセブンシーズ（騎手：クリストフ・ルメール）[25]
  • イタリア・ローマのマルコ・シモーネG&CC（Marco Simone Golf and Country Club、パー71）で米国選抜と欧州選抜による男子ゴルフの対抗戦第44回ライダーカップが最終日を迎え欧州選抜が通算16.5対11.5として2大会ぶりの優勝を果たす、米国選抜はこれで1993年から30年間欧州開催では優勝から遠ざかることとなり敵地で7連敗となった[26]
  • ブラジル大統領府がルラ大統領（77）が退院して公邸に戻ったと明らかに、同氏はXに「より一層ブラジルのために働けるように回復に向かっている」と投稿[注釈 2][27]
  • 朝鮮中央通信によると北朝鮮外務省の任天一次官が談話でロシアとの関係発展を批判する米国に「敵対感情と干渉のもくろみが限界線を超えている」と反発しロ朝関係強化は「正当な道」だと主張[28]
  • メキシコ北東部タマウリパス州・シウダードマデロ（Ciudad Madero）で礼拝中に教会の屋根が崩落し少なくとも7人が死亡、タマウリパス州知事はX（旧Twitter）で犠牲者に哀悼の意を表するとともに治安・市民保護当局の部隊が救助活動に当たっていると説明している[29]
  • スペイン南東部ムルシアにある2階建てのナイトクラブで火災が発生し当局者らによると少なくとも13人が死亡[30]
  • オランダ関連
    • オランダ当局が欧州最大級のガス田であるフローニンゲン・ガス田での採掘を停止、採掘作業で地震が発生するとして地元住民らが20年以上にわたり抗議してきた[31]
    • 前日のサッカーオランダ1部リーグのRKCワールワイク対アヤックス戦で相手選手と衝突して卒倒したワールワイクのGKエティエン・ファーセンについてクラブが病院で「順調に一晩を過ごした」と回復中であることを明らかにし「今エティエンにとって重要なのは、これからしばらく静かに回復できることだ。皆様には、彼と家族にそのための時間と場所を与えていただきたい」と表明[32]
  • トルコ関連
    • トルコのイェルリカヤ（アリ・イェルリカヤ、Ali Yerlikaya）内相が「午前9時半ごろ、（アンカラの）内務省の入口ゲート前に小型の商用車でやってきた2人が爆弾テロを実行した」「1人は自爆し、もう1人は自爆する前に射殺された」と明らかに、この爆発で警察官2人が軽傷を負ったという、エルドアン大統領は同日に新たな会期が始まったトルコ議会で演説を行い「我々は最後のテロリストが排除されるまで戦い続ける」と強調し「国民の平和と安全を脅かす悪党は目的を達成できなかったし、これからも決して達成することはない」と述べた一方で犯行声明を出したと報じられているクルド労働者党は「議会の開会に合わせて明確に計画されたものだ」とした上で「成功し、目的は達成された」と主張している[33]
    • エルドアン大統領が同国が希望する欧州連合（EU）への加盟について、「もはやEUには何の期待も持たない。入り口で40年もわれわれを待たせてきたのだ」「われわれはEUに誓った約束を全て守ってきた。ところが彼らはほとんど何も（約束を）守っていない」「加盟プロセスに関する新たな要求や条件は一切容認しない」と批判の弁を述べる、トルコは1987年にECへ加盟申請している[35]
  • ポーランドの首都ワルシャワで右派政権に抗議する大規模集会が開催、野党指導者のトゥスク元首相の呼び掛けによるもので市の報道担当者はAFP通信に「約100万人が参加した」と明らかにした、同国は15日に総選挙（2023年ポーランド総選挙）を控えている[36]
  • 第28回国連気候変動枠組条約締約国会議（COP28）を翌月に控えるアラブ首長国連邦（UAE）でエネルギー分野と重工業分野の幹部が温暖化対策を協議、同会議のトップを務めるアドナン・アミン氏は温暖化対策においてエネルギーの需要サイドと供給サイド双方が集まるという前例のない取り組みだと強調した、供給サイドとなる石油・ガス業界と需要サイドのアルミや鉄鋼・セメント業界などから50社以上が参加したほか米国のケリー（ジョン・フォーブズ・ケリー）大統領特使（気候変動問題担当）も出席した[37]
  • バングラデシュで蚊が媒介する感染症のデング熱による2023年の死者が1006人（うち112人が15歳以下）となり過去最悪規模の大流行となっているとの公式統計が発表される、感染例は20万件を上回るという[38]
  • イランのライシ（エブラーヒーム・ライースィー）大統領が同国の宿敵であるイスラエルとイスラム諸国の関係改善の動きを受け「イスラム世界のいかなる政府でも、シオニスト体制（イスラエル）との関係正常化は反動的であり、後ろ向きの動きだ」と批判[39]
  • パキスタンで医師と自動車整備士が運営していた臓器密売組織が摘発されたと当局が発表、パンジャブ州のモーシン・ナクビ（Mohsin Naqvi）知事は手術は民家で行われ中には患者自身が把握していないケースもあったとしており腎臓は一つにつき最高で1000万ルピー（約520万円）で売られたという[40]
  • ゼロエミッション車をアピールするため欧州とアラビア半島を横断していたフォルクスワーゲンの電気自動車（EV）がカタールに到着したとプロジェクトの主催者が発表、スイス人とドイツ人から成る5人のチームは8月28日にフォルクスワーゲンのEVバン「ID. Buzz（アイディー・バズ）」2台でスイス・ジュネーブを出発し12か国を横断して回路をはさみながら6500kmを走破した、チームのリーダーでコンセプトカーの製造を手掛けるリンスピード（Rinspeed）のフランク・リンデルクネヒト（Frank Rinderknecht）最高経営責任者（CEO）は旅の目的は電気自動車の環境面での利点を啓発することにあったと話した一方で充電インフラが不統一な点も浮き彫りになったと指摘し支払いの際に地域ごとにさまざまなアプリを使用しなければならなかったとしている[41]
  • 北大西洋条約機構（NATO）のディラン・ホワイトがセルビア系住民が多数を占める北部で先週末に武力衝突が起きたことを受けNATO主力の国際治安部隊（KFOR）を増強すると発表、イギリスがコソボにすでに400人派遣しているが200人を追加派遣し他のNATO加盟国も追加派遣するという、同日NATOはセルビア・コソボ両政府に対し冷静になるよう呼び掛け「恒久的平和を実現する唯一の手段」である対話を可能な限り早く再開するよう求めたとしている[42]
  • アゼルバイジャン・アルメニア関連
    • アゼルバイジャンからの報道によると同国とアルメニアの係争地ナゴルノカラバフに国連の派遣団が陸路で到着、国連派遣団の現地入りは過去約30年間で初めてという（cf. 2023年ナゴルノ・カラバフ衝突）[43]
    • アゼルバイジャン政府が主権回復を宣言した隣国アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフでメディアツアーを実施、同地で実施した「対テロ作戦」の際アルメニア系勢力から鹵獲した兵器や車両などの装備が公開されたという[44]

10月2日

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  • ロシア・ウクライナ・ベラルーシ関連（cf. ウクライナ侵攻 (2022年)、ウクライナ全土爆撃、2023年ウクライナの反転攻勢）
    • ロシア外務省が日本維新の会に所属する「2国間関係の発展に大いに貢献している日本の国会議員」鈴木宗男が同日モスクワを訪問しアンドレイ・ルデンコ（Andrey Rudenko）外務次官と会談したと発表、ロシアがウクライナ侵攻を開始して以降日本の国会議員がロシアを訪れるのは初めて、松野博一官房長官は3日の記者会見でロシアには「渡航中止勧告以上の危険情報を発出していて、どのような目的であれ渡航はやめていただくよう国民に求めてきている」と非難[45]
      • ロシア外務省は同じく発表で「何十年にもわたって積み上げられてきた（露日）2国間協力が今日、米国を喜ばせるための日本政府の制裁によって意図的に破壊されている」として岸田政権を批判した[46]
    • 欧州連合（EU）とロシアの侵攻を受けるウクライナの外相会議が同国の首都キーウ（キエフ）で開催、ボレル（ジョセップ・ボレル）外交安全保障上級代表（外相）は終了後の記者会見で域外でのEU外相会議は初めてで「歴史的だ」と強調し「ウクライナに連帯と支援の強いメッセージを送る」と述べた、また大統領府によるとゼレンスキー（ウォロディミル・ゼレンスキー）も出席しウクライナが勝利できるかどうかは「（EUとの）協力次第だ」として対ロ制裁などを強化することで「戦争はより迅速に終結する」との認識を示した[47]
    • ロシア国営テレビRTのシモニャン編集長が番組でウクライナ侵攻で対立する西側諸国を威嚇するため「シベリアのどこかで熱核爆発（核実験）を起こせばいい」と発言、SNSが炎上したほかシベリアの中心都市ノボシビルスクの市長らから批判が噴出した、ペスコフ大統領報道官は3日「彼女は政府機関で働いておらず、発言が公式見解を反映しているわけではない」とコメントしている[49]
    • ウクライナ大統領府顧問のミハイロ・ポドリャクがイーロン・マスクがXでウォロディミル・ゼレンスキー大統領の画像を「5分たったが10億ドルの援助を求めていない」とのキャプションとともに投稿しロシア軍を撃退するため西側諸国に軍事・財政支援を再三求めていると揶揄ったことに対し同じくXで「今のウクライナに対する黙殺や皮肉は、集団暴力と大量殺りくを正当化するロシアのプロパガンダを直接喧伝するに等しい」と批判、またルスラン・ステファンチューク（Ruslan Stefanchuk）最高会議（国会）議長もマスク氏の投稿を非難し同氏率いる米宇宙開発企業スペースXが4月に打ち上げたロケットが試験飛行中に爆発したことに言及して「宇宙征服」を目指すマスク氏の試みは5分で失敗し同氏は多くの問題に追われているとした[50]
    • 経済誌フォーブス（ロシア語電子版）がロシアで事業を続ける外国企業の2022年売上高ランキングを発表、1位はフランスのホームセンター大手ルロワ・メルラン/2位は日本たばこ産業（JT）の海外子会社JTインターナショナル/3位は米たばこ大手フィリップモリス・インターナショナルになり今後も事業を継続する外国企業の中ではJTインターナショナルがトップとなる[51]
  • アメリカ合衆国関連
  • 中華人民共和国関連
    • 香港取引所で売買が再開した経営再建中の恒大集団が一時42%急騰し不安定な値動きの中で直近は33%高の0.42香港ドルに[64]
    • ジャニーズ事務所の改名発表（下記）を受け微博では「傑尼斯（ジャニーズ）解体」がトレンドワードランキングの1位に[65]
    • 第19回アジア競技大会（2022年アジア競技大会）のローラースケート男子3000メートルリレー決勝で韓国のチョン・チョルウォン（Jung Cheol-won）がゴール前で喜ぶのが早すぎたことで脚を突き出してゴールした台湾の黄玉霖に金メダルを攫われる一幕があり同氏が「すごく大きなミスを犯してしまった。全速力でフィニッシュラインに向かっていなかった。気を抜くのが早すぎた」「本当に申し訳ない。チームメートと応援してくれたファンの人に謝りたい」「このためにみんなで一生懸命努力してきた。すべて自分のせいだ」として謝罪[66]
    • 第19回アジア競技大会陸上の各種目決勝が行われ男子110メートルハードルで高山峻野がクウェートのヤクブ・アルユーハ（Yaqoub Al-Youha）と13秒41で同着となり金メダルを獲得、また男子200メートルでは上山紘輝が20秒60のタイムで優勝している[67]
  • 日本関連
    • 政府が東南アジア諸国連合（ASEAN）とのサイバーセキュリティー分野の連携を民間レベルでも強化する方針を固めたことが明らかに、各国のNPOなどが同週に東京都内で合意文書に調印するという、これまではタイのバンコクで運営する総務省主導の「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター」で研修プログラムなどを提供し各国政府職員の育成や能力構築を支援してきた[69]
    • ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長（2019年死去）による性加害問題を受けジャニーズ事務所が東京都内で記者会見を開き「SMILE-UP.」に社名を変更すると発表、前月7日には現事務所社長に就任した東山紀之氏が「創業者の名前でもあるが、大事なのはタレントが培ってきたエネルギーやプライド。その表現の一つでもいいのではないか」などと述べジャニー喜多川氏の名前を冠した名称を存続させる意向を示していた[70]
      • 併せて会見では今後の会社運営について説明がなされ「SMILE-UP.」は被害者への補償のみに特化するとしタレント業務に関しては新たにエージェント会社を設立して現在所属するタレントやグループと個別に契約するという[71]
    • 岸田文雄首相がこども未来戦略会議で少子化対策に関し「来年の通常国会での法案提出に向け、制度設計の具体化を急がなくてはならない」と述べる[72]
    • 松野博一官房長官が記者会見でエンゼルスの大谷翔平選手が日本選手初の本塁打王を獲得した[注釈 3]ことに関し「投手としても活躍した上での本塁打王は快挙だ。明るいニュースで大変喜ばしい」と祝意を表し国民栄誉賞を打診するかどうかについての言及を避けながらも「来シーズン以降のさらなる飛躍に期待したい」と語る[73]
    • 世界保健機関（WHO）がデング熱のワクチンとして武田薬品工業が開発した「QDENGA（キューデンガ）」を推奨すると発表、専門家曰く「幅広い使用の可能性を秘めた最初のデング熱ワクチンだ」という[74]
    • NPBオリックスの抑え平野佳寿投手が夜の日本ハムとの試合で日米通算250セーブを達成、記録は名球会の入会規定にもなっており達成は史上4人目（cf. 2023年のオリックス・バファローズ）[75]
  • インド北東部アッサム州のヒマンタ・ビスワ・サルマ（Himanta Biswa Sarma）首相の3日の発表によると同州で児童婚の取り締まりが行われ1039人が逮捕される（さらに増える可能性あり）、同州では2月にも取り締まりが行われ児童婚を承認した親や当局者を含め4000人以上が逮捕されている[76]
  • フランス関連
    • フランスが家禽のアヒルを対象とした高病原性鳥インフルエンザワクチンの接種を開始、欧州の国としては唯一の取り組みで仏食品衛生安全庁（AFSSA）畜産技術公社（SNGTV）の家禽担当責任者は「ワクチン接種により、ウイルスが業界全体に影響を及ぼすことはなくなる。今後は個別での対応に収まる」と歓迎している[77]
  • 韓国・北朝鮮関連
    • 朝鮮中央通信（KCNA）によると北朝鮮原子力工業省の報道官が国際原子力機関（IAEA）が9月29日の総会で採択した北朝鮮に核活動の抑制を要求する内容の決議を米国とその同盟国による「陰謀」と非難し北朝鮮の核保有国としての地位はすでに「不可逆的」になっていると表明し「敵対勢力のこのような茶番劇は、国際的な核不拡散体制を深刻に脅かす自らの犯罪行為を隠蔽し、北朝鮮に対する敵対政策を正当化しようとする邪悪な意図の表れ」と述べるとともにグロッシ事務局長が北朝鮮の核実験が間近に迫っているという「虚偽の話を広め」「北朝鮮に圧力をかける雰囲気を率先して作り出している」と批判し「IAEAが米国の金で雇われたらっぱ吹きとの国際批判を避けたいのであれば、国際社会が直面する困難への対応に専念すべき」と語る[78]
    • KCNAが金永日（北朝鮮の元朝鮮労働党書記兼国際部長）死去し金正恩総書記が「哀悼の意を示し、花輪を送った」と報道[79]
  • オーストラリアで先住民の地位確立に向けた憲法改正の是非を問う国民投票（14日投開票）の期日前投票が一部地域で開始、改憲案はアボリジニなど先住民を「最初の豪州人」と明記し議会や政府に意見具申できる代表機関を創設するという内容[80]
  • スペインサッカー連盟（RFEF）のルイス・ルビアレス前会長をめぐるキススキャンダルの裁判でMFアレクシア・プテラス（アレクシア・プテジャス）ら同国女子サッカー代表の3選手が被害者であるチームメートのヘニフェル・エルモソが圧力を受けていたことを証言したと判明[81]
  • インドネシアで東南アジア初となる高速鉄道「WHOOSH（ウーシュ）」が開業、中国資本によるもので最高時速は350キロだが採算性では疑問の声も[82]
    • 同日開業式が開かれジョコ・ウィドド大統領は「他の交通機関との接続もスムーズで、公共交通機関の近代化の象徴だ」と誇ったほか「ウーシュ」という名はインドネシア語の「時間短縮、最適な運転、信頼できるシステム」の頭文字からとったと述べた[83]
  • 前月28日に進水した台湾初の自主建造潜水艦[注釈 4]の建造を指揮した元参謀総長が一部の台湾メディアに対し国会議員にあたる立法委員の中にプロジェクトを終始妨害した人物がいるとか落札できなかった業者が機密資料を中国に漏らしたなどとの話が報じられているのを受け最高検察署が「国家の安全と国防の機密にかかわるもので、各界の重大な関心を引き起こしている」として、高等検察署と台北地方検察署に対し迅速に捜査するよう指示[84]
  • ノーベル生理学・医学賞の受賞者に新型コロナウイルスなどのmRNAワクチンの開発で大きな貢献をしたハンガリー出身でペンシルヴェニア大学の研究者カタリン・カリコとアメリカ出身で同大学のドリュー・ワイスマンが選ばれる、mRNAを構成する物質を別の物質に置き換えることで炎症反応が抑えられることを発見し2005年に発表したという[85]
    • 世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長がmRNAワクチン開発につながる基礎技術を開発したとしてノーベル生理学・医学賞に選ばれた2氏を祝福し「効果的な新型コロナウイルスワクチンの開発を可能にした。科学への献身を通じ、命を救うことに貢献した」と業績をたたえている[86]
    • 受賞した両氏はペンシルヴェニア大学で共同記者会見を開き「（受賞は）生涯の夢だった」と述べた[87]
  • イスラエル通信省がカルイ（シュロモ・カルイ、Shlomo Karhi）通信相が国連機関の会議に出席するためサウジアラビアの首都リヤドに到着したと発表、イスラエル閣僚がサウジ入りするのは先週の観光相に続き2回目となる[88]
  • フィリピンの民間調査機関パルス・アジアが世論調査結果を公表、マルコス（ボンボン・マルコス）大統領の支持率は65%となり6月の80%から15ポイントの大幅な下落となった、原因は8月のインフレ加速か[89]
  • グリーンランドの先住民イヌイットの女性67人が数十年前に子宮内避妊具（IUD）の装着を強制されたとして国に1人30万デンマーク・クローネ（約630万円）の損害賠償を求める裁判を起こす、デンマーク政府による先住民に対する人口抑制策によるものでデンマークの公共放送DRによると1960～70年代にこの処置を強制された若いイヌイットの女性は約4500人に上るという[90]
  • エジプトのシシ（アブドルファッターフ・アッ＝シーシー）大統領が12月予定の大統領選（2023年エジプト大統領選挙）について「エジプト人の声に耳を傾け、大統領選を戦うと決めた」として出馬を表明[91]
  • イラン関連
    • イラン外務省のナセル・カナニ報道官がアゼルバイジャンが隣国アルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフで「対テロ作戦」を実施し同地における主権回復を宣言したことについて支持を表明する一方で同国が自国と飛び地とをつなぐ「回廊（ザンゲズル回廊）」をアルメニア南部に設置する可能性が取り沙汰されているのを受け「地域（カフカス）に地政学的な変更を加えることには反対であり、それがわが国の明確な立場だ」と述べる[92]
    • イラン・イスファハンでこの日に予定されていたサッカーAFCチャンピオンズリーグ（AFCチャンピオンズリーグ2023/24）グループCのセパハン対アル・イテハドの一戦がイラン革命防衛隊（IRGC）のガセム・ソレイマニ（Qasem Soleimani）司令官の胸像をめぐる騒動で中止に、アジア・サッカー連盟（AFC）が3日にこの一戦が「予期せぬ不測の事態により中止された」と発表したのみでその他の詳細については明らかにされなかったがアル・イテハド関係者によるとクラブ上層部が2020年に米軍の無人機攻撃で死亡したソレイマニ氏の胸像に異議を唱えたことで論争が起きたとし「上層部がピッチに向かう通路にガセム・ソレイマニの胸像があるのを見つけた。純粋なサッカーの試合に（胸像の存在は）まったく関係がない。試合前のウオームアップ前に撤去を求めたが撤去されなかった」と話しチームがロッカールームに引き上げたと述べている[93]
  • ニュージーランドで14日の総選挙に伴う期日前投票が開始、前回（2020年）は全票の68%が期日前投票だった[94]
  • スロバキアの外務省がロシアの対外情報当局者が9月30日のスロバキアの議会選挙に先立ち中道リベラル政党プログレッシブ・スロバキア（PS）が「米国の代理人」であるとの情報を流したと主張し「こうしたロシアによる意図的な誤情報の拡散はわが国の選挙プロセスへの受け入れ難い介入」だと非難するとともロシア大使館当局者を呼び「スロバキアを標的とする誤情報（拡散）活動をやめる」よう要請、一方ロシア側は「わが国は他国の内政に介入したり、体制転換を働き掛けたりしない」とし選挙への影響力行使を否定している、同日にはズザナ・チャプトバ大統領が第1党「スメル」党首のフィツォ（ロベルト・フィツォ）に対し組閣を要請した[95]
  • 国連のドゥジャリク事務総長報道官がアゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノ・カラバフを国連の使節団が1日に日帰りで訪問し「病院や学校、住宅などの民間インフラに被害は見られなかった」と述べる[96]
  • 2018年にノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国（旧ザイール）の医師デニ・ムクウェゲ（68）が12月に行われる同国大統領選に出馬する考えを明らかに[97]
  • セルビア軍高官がコソボとの国境付近に展開していた兵力を平時の人数に戻したと明らかに[98]
  • 国連安全保障理事会がギャング絡みの暴力事件が蔓延するカリブ海の島国ハイチの治安回復に向けケニア主導の部隊の派遣を認める決議（国際連合安全保障理事会決議2699）を採択、賛成13/棄権2（中国・ロシア）[99]
  • コソボのクルティ（アルビン・クルティ）首相がX（旧ツイッター）でセルビア国境近くの北部地域で先月発生した警察官襲撃事件（9月24日）について「（セルビアが）コソボ北部を併合する大規模な計画の一部だった」と主張、セルビア側は否定している[100]
  • インド洋の島国モルディブで夜に9月末の大統領選決選投票で勝利した首都マレのモハメド・ムイズ市長が集会で演説し「われわれは法に基づいてモルディブに駐留している軍部隊を撤収させるつもりだ」と名指しを控えながらも駐留インド軍の撤収を求める考えを改めて示す[101]
  • 国際通貨基金（IMF）が最新の財政監視報告を公表、今世紀半ばまでの温室効果ガス排出量の実質ゼロ（カーボンニュートラル）目標について補助金などほぼ財政支出（インフレ抑制法や欧州グリーンディール）で達成しようとすれば大規模な排出国なら債務の国内総生産（GDP）比率が45～50%高まる可能性があると警告[102]
  • 国際通貨基金（IMF）のゲオルギエワ専務理事が盟国の出資割当額（クオータ）改革を巡り中国の出資比率をいずれ引き上げることを支持する考えを示したインタビューをFTが公開、現在出資比率は日本が2位（6.47%）・中国が3位（6.4%）となっている[103]

10月3日

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  • ロシア・ウクライナ・ベラルーシ関連（cf. ウクライナ侵攻 (2022年)、ウクライナ全土爆撃、2023年ウクライナの反転攻勢）
    • ポーランド/ウクライナ両政府がウクライナ産穀物をポーランド経由で第三国に輸出する際に鉄道輸送を迅速化する合意を結んだと発表、ポーランドのロベルト・テルス（Robert Telus）農相は記者団に対し「あす（4日）から、リトアニア経由で（世界市場に向けて）輸出される穀物は、ポーランド・ウクライナ国境ではなくリトアニアの港で検査される」と述べている[104]
    • ウクライナ当局が前日に南部ヘルソン方面の人口密集地でロシア軍による砲撃が502発あり2人が死亡・少なくとも7人が負傷したと明らかに、ドニエプロペトロフスク州などにドローン31機とミサイル1発が飛来したとのことで大半を撃墜したものの工場や民家に被害が出たという、またロシアのショイグ国防相は同日ロシア軍指導部との会議で「ベルボベやロボティネ付近のロシアの守備の突破を図る敵の試みはうまくいかなかった」と語っている（cf. ウクライナ全土爆撃）[105]
  • アメリカ合衆国関連
    • 米連邦下院が共和党の保守強硬派が提出した同党のマッカーシー（ケビン・マッカーシー）議長の解任動議を賛成多数（216-210）で可決、米メディアによると採決に至ったのは113年ぶり（2015年には採決前に辞任する例があった）で下院議長の解任は史上初めて、動議を提出した保守強硬派のゲーツ下院議員はマッカーシー氏が11月中旬までの「つなぎ予算」の成立のために民主党の協力を仰いだとして批判しており賛成票216のうち8は共和党議員によるもの、マッカーシー氏は解任後の記者会見で「解決策を見いだそうと（民主党と）交渉したことは後悔していない。私は問題を作り出すのではなく、解決するのだと教わって育った」と語り保守強硬派を批判するとともにゲーツ（マット・ゲイツ）氏は「もっとふさわしい議長を選ぶべきだ」と語った[106]
    • 違法薬物を使用していることを偽って銃を購入・所持したとして起訴されたバイデン米大統領の次男ハンター（53）が午前（日本時間同日深夜）デラウェア州の連邦地裁に出廷し無罪を主張[107]
  • 中華人民共和国関連
  • 日本関連
    • 訪露している日本維新の会の鈴木宗男参院議員が訪問先のモスクワで記者団に対し「こういう時こそ対話が必要だという思いでやって来た」と述べるとともに維新が訪ロの事前連絡がなかったとして処分を検討していることについては「秘書の手続きが遅れた」と弁明[111]
    • 高市早苗経済安全保障担当大臣が夜にBSフジの「プライムニュース」に出演し先端技術の流出を防ぐため重要な情報を扱う人の信頼性をあらかじめ確認する「セキュリティークリアランス」と呼ばれる制度の創設について「日本の安全保障にも関わるし、経済成長にもつながる話だ」と述べ必要性を強調した上で「何が何でも法律にしなければならない」として来年の通常国会で制度を創設するための法案を提出し成立を目指す考えを重ねて示すとともに来年秋に予定されている自民党総裁選挙への対応を問われたのに対し「まずは『セキュリティークリアランス』の創設に向けた法案を仕上げさせてもらう。そして、また戦わせてもらう」と述べ立候補に意欲を示す[112]
    • 全国の小中高校と特別支援学校で2022年度に認知されたいじめの件数が前年度から1割増の681948件に上り過去最多となったことが文部科学省の問題行動・不登校調査で示される、小中学生の不登校者も299048人に上っている[113]
    • 前田家18代当主前田利祐（87）が金沢市内で地元の関係者を前に長男で会社社長の利宜（としたか）氏（59）に家督を継承する意向を正式に表明、尾山神社で営まれた御鎮座150年式年大祭に参列し直会（なおらい）の場であいさつに立った利祐氏は「今年で88歳になり、そろそろ息子に代を渡そうと思う。11月はじめに、尾山神社でご先祖様にご報告申し上げる祭りを行う」と語った[114]
    • 巨人の原辰徳監督（65）が退任することが判明、球団史上最長となる17年在籍した、後任には阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ（44）が最有力候補に浮上していることも明らかになっている[115]
    • 日本サッカー協会（JFA）が杭州アジア大会のサッカー男子準々決勝で日本と対戦した北朝鮮に反スポーツ的な行為があったことに関しアジア・サッカー連盟（AFC）に該当する映像を添付した意見書を提出[116]
    • 東京外国為替市場で円相場が2022年10月以来およそ1年ぶりに1ドル＝150円台に[117]
      • 同日のニューヨーク外国為替市場でも150円台に、ただし150円をつけた直後に3円近く円高に戻るなど相場は乱高下しており市場の一部では日本政府による為替介入との観測も浮上している[118]
  • ワールドアクアティクスが同週末に行われる競泳ワールドカップ（2023 FINA競泳ワールドカップ）第1戦のドイツ・ベルリン大会について新設された「オープン」カテゴリーのエントリー選手が一人もいなかったことを明らかに、男性から女性になったトランスジェンダー選手が女子の部に出場するのを避けるため昨年の投票の結果設置されたもの[119]
  • インド関連
    • カナダで6月に起きたシーク教指導者（ハルディープ・シン・ニジャール）殺害事件でカナダ側から関与を指摘され反発するインド政府が「テロ捜査に協力しない」ことを理由に同国に駐在する20人以上のカナダ人外交官の出国を求めているとインドの民放「ニュース18」が政府筋の話として報じる、フィナンシャル・タイムズも3日インドがカナダに10日までに外交官約40人を国外に退去させるよう求めたと報じている（cf. インドとカナダの関係）[120]
  • イングランド・プレミアリーグ第7節のトッテナム・ホットスパー対リバプール戦でリバプールのルイス・ディアス（Luis Diaz）のゴールが誤って取り消された問題で英サッカーのプロ審判員協会（PGMOL）がビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）の会話音声を公開[121]
  • ヴェネツィアで午後7時半ごろ燃料にメタンを使用したバスが高架橋から落下し炎上する事故があり外国人観光客と子ども2人を含む少なくとも21人が死亡、ヴェネト州のルカ・ザイア（Luca Zaia）知事は「いまのところ死者数は少なくとも21人で、20人が病院に搬送された」とし「大惨事」に遺憾の意を示した、遺体の収容と身元確認が進められているとのこと[122]
  • 全豪オープンテニス（2024年全豪オープン）の主催者が夜遅くの試合を抑制するために大会期間を1日追加して15日間にすることを発表、大会ディレクターを務めるクレイグ・タイリー（Craig Tiley）氏は「選手やファンからのフィードバックに耳を傾け、遅い時間帯の試合終了を最小限に抑える解決策を提供できることに興奮している」とし「追加日により、ファンと選手の双方にとっての日程調整に利益がもたらされる」と述べた[123]
  • スペイン領カナリア諸島で2日にオランダのタグボートにより救助された船にモロッコからスペインへの進路変更を強要したとして「海賊行為」の容疑で移民9人が逮捕されたと警察が明らかに、船がカナリア諸島ではなくモロッコ南部タンタン港に向かっていることに気付くと移民9人はナイフを取り出して乗組員を脅したという[124]
  • ベルギーのアントワープで第52回世界体操競技選手権男子団体決勝が行われ日本が合計255.594点で金メダルを獲得、2位が中国・3位がアメリカ[125]
  • スウェーデン王立科学アカデミーが2023年のノーベル物理学賞をアト秒（100京分の1秒）のパルス光を発生させる研究における功績でフランスのピエール・アゴスティーニ（Pierre Agostini）氏とハンガリーおよびオーストリア国籍のフェレンツ・クラウス（Ferenc Krausz）氏及びフランスおよびスウェーデン国籍のアンヌ・リュイリエ（Anne L'Huillier）氏の3名に授与すると発表、リュイリエ氏は史上5人目となる女性の物理学賞受賞者に[126]
  • アイルランドの首都ダブリンのセント・コンレス・カレッジ（St Conleth's College）に勤務していたフランス人教師でナチス・ドイツの親衛隊（SS）の一員だった男性から身体的虐待を受けていたとして元生徒らが学校側に謝罪を求めていると地元日刊紙アイリッシュ・タイムズが報じる、当該のルイ・フートロン（Louis Feutren、2009年没）はユダヤ人やフランスのレジスタンス（抵抗運動）戦闘員を捜し出すブルターニュ地方の民族主義者組織「ベゼン・ペロー（Bezen Perrot）」に所属していたため戦後に死刑判決を受けアイルランドへ逃れた人物で学位取得後1957年から1985年までセント・コンレス・カレッジでフランス語を教えていたがこの時に体罰があったとしている[127]
  • タイの首都バンコク中心部にある大型商業施設「サイアム・パラゴン」で男が銃を乱射し警察によると2人が死亡・5人が負傷、警察は銃を所持していた少年（14）を逮捕している、セター首相はX（旧ツイッター）に「亡くなった方の遺族に心よりお悔やみ申し上げる」と投稿している[128]
  • パキスタンの内相（Sarfraz Bugti）が国内に不法滞在している数十万人のアフガニスタン人について11月1日までに自主的に出国しなければ国外退去を命じると発表
  • アルメニアの議会が国際刑事裁判所（ICC）への加盟を決定、同国は既にICC設立条約[注釈 5]に署名しており今回議会が批准法案を最終的に可決した形[129]
  • 国際連合総会第3委員会（人権）が「女性の地位向上」を議題に討論を行い日本やアラブ首長国連邦（UAE）など78カ国がアフガニスタンのイスラム主義組織タリバンに対し女性の抑圧策を「直ちに撤廃」するよう求める共同声明を発表、声明では極端なイスラム法解釈に基づくタリバンの抑圧策が「女性や少女に対する世界で最も深刻で組織的な差別、抑圧、暴力だ」と指摘し信仰の自由の「悪用」であり「イスラム教の価値観と普遍的な人権に反している」と糾弾した[131]
  • 欧州連合（EU）の欧州委員会が軍事や人権侵害の目的で悪用されるリスクが高いと判断した先端技術の4分野（半導体・人工知能（AI）・量子技術・バイオ技術）についてEU加盟国と年内にリスク評価を実施する方針を示す[132]
  • 国際通貨基金（IMF）が米中対立を背景にした重要鉱物資源の市場の分断について「大きな価格変動を引き起こし得る」と指摘し市場不安定化への懸念を示す旨のリポートを公表、鉱物資源は特定の国に集中しているのに加え分断によって市場規模が小さくなるため価格の変動率が大きくなるとのこと[133]

10月4日

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  • ロシア・ウクライナ・ベラルーシ関連（cf. ウクライナ侵攻 (2022年)、ウクライナ全土爆撃、2023年ウクライナの反転攻勢）
    • 2023年3月にロシア軍の捕虜になったウクライナ兵が射殺される動画がインターネット上で拡散した問題で国際連合がこの動画を「本物」と認定したとウクライナメディアが報じる、また2023年4月に捕虜になったウクライナ兵が生きたまま頭部をナイフで切り落とされる映像も信憑性があると認めている[134]
  • アメリカ合衆国関連
    • 米中央軍が2日に押収したイラン製の弾薬100万発以上をウクライナ軍に引き渡したと発表、声明には「米政府はイランのイスラム革命防衛隊（IRGC）に対する司法省の民事没収請求により、7月20日にこれらの弾薬の所有権を得た」とある[135]
    • 米国を訪問中の木原稔防衛相とオースティン（ロイド・オースティン）国防長官がアメリカ国防総省で会談し反撃能力（敵基地攻撃能力）にも活用する米国製巡航ミサイル「トマホーク」の調達に関し当初計画を1年前倒しして2025年度から取得することで一致、木原氏は会談中に「力による一方的な現状変更への試みはインド太平洋含めどの地域でも許容してはならず、同盟力の抑止力、対処力を強化していく必要がある」としたほか会談後の記者会見で取得の前倒しに関し「安全保障環境が厳しい中、早期の防衛力の抜本的強化に資する」と述べている、両氏はまた陸海空自衛隊の一体的運用を図る「統合司令部」の設置に向け日米間の連携体制を議論していくことや日米韓によるミサイル情報の即時共有など3カ国の協力推進を確認した[136]
    • USTRの5日の発表によると日米などが参加する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み（IPEF）」の閣僚会合がオンラインで開催、USTRは出席したすべての参加国が「年末までに大きく進展させることに意欲を示した」と強調しており「野心的な交渉スケジュールを維持しながら、参加国が貿易分野の目的を再確認し、交渉進展へ生産的な対話となった」と説明している[137]
    • 全米自動車労働組合（UAW）のストライキにより（スト開始の15日から）9月下旬までの約2週間でゼネラルモーターズ（GM）に2億ドルの損失が発生したと報じられる[138]
    • ブルームバーグが満期が10年以上の国債の損失は2020年3月以降46％に達し30年債は53％も急落していると報じる[注釈 6]、ドットコムバブル崩壊時のそれ（各49%/57%）に肉薄する水準という（cf. アメリカ合衆国の経済）[139]
    • トヨタ自動車の米子会社が韓国の電池大手LGエナジー・ソリューションから電気自動車（EV）用リチウムイオン電池を調達することで合意したと発表、LGエナジーは2025年から年間でEV20万台分に相当する20ギガワット時の電池をトヨタに供給するほか中西部ミシガン州の工場に約30億ドルを新たに投じる[140]
  • 日本関連
    • 米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古への移設計画をめぐり沖縄県の玉城デニー知事が新たな区域の埋め立て工事に必要な防衛省の設計変更申請を承認するよう求めた国の「指示」に従う期限を迎え「我々としては現段階では承認とも不承認とも判断できない」としてついに承認を行わず、朝日新聞によると斉藤鉄夫国土交通相は5日にも国が県に代わって承認する「代執行」のための訴訟を福岡高裁那覇支部に起こす方針という、知事名で国交相にあてた4日付の回答で玉木氏は「最高裁判決の内容を精査した上で対応を検討する必要がある。また、県民、行政法学者らから様々な意見が寄せられており、県政の安定的な運営を図る上で意見の分析を行う必要がある」として「期限までに承認を行うことは困難」としている[141]
    • 宮下一郎農林水産相が訪問先のクアラルンプール市内で記者会見し東京電力福島第1原発の処理水放出に反発し日本産水産物を禁輸した中国を国際貿易機関（WTO）に提訴する可能性について「すぐに提訴という形の手続きをとるかどうかは検討中だ」と述べその上で「WTOの枠組みの中で日本として（中国に対し）しっかり主張していく」と強調[142]
    • 日本政府観光局が米国の大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」が読者投票で選ぶ2023年の「世界で最も魅力的な国ランキング」で日本が1位になり訪問したい大都市（米国を除く）で東京が2位になったと明らかに、国別ではイタリアとギリシャがそれぞれ2位と3位になったほか都市別ではシンガポールとソウルがそれぞれ1位と3位に入っている[143]
    • 自民党の若手議員らによる「責任ある積極財政を推進する議員連盟」が国会内で会合を開き新たな経済対策を巡り政府に対し10%の消費税率を時限的に5%に引き下げる検討を行うよう求めることを柱とする提言を決定、提言には消費税や所得税・社会保険料の減免措置が盛りこまれており経済対策の財源の裏付けとなる令和5年度補正予算案に関しては財政投融資などを除いた国の直接支出である「真水」で20兆円規模とするよう提言している、議連の中村裕之共同代表は記者団に政府が検討している減税措置について「企業に偏っている。物価高に苦しんでいる生活者に減税の実感が伝わる形をとってほしい」と強調した[144]
    • 松村祥史防災担当相が報道各社のインタビューに応じ南海トラフ巨大地震の発生可能性が高まった場合に出る「臨時情報」の周知強化を急ぐ考えを示し「国民の理解が進んでいない」「不安をあおるという声もあるが、備えるためには必要な情報だ」として、交流サイト（SNS）の活用などを進めると表明[145]
    • 運転開始から40年が近づく九州電力川内原発（鹿児島県薩摩川内市）を巡り運転延長への賛否を問う全県住民投票の実施を県に求め必要な署名数を確保した市民団体が塩田康一知事に投票条例の制定を請求、団体によると法規定の26500を大きく上回る46000の署名が集まったとのことで原発の運転延長に関する住民投票が実施されれば全国初になるという、知事は24日までに臨時議会を招集し自身の意見を付けた条例案を提出しなければならず可決されれば住民投票が実施される[146]
    • インターネット通販大手アマゾンジャパンの商品配達を個人事業主（フリーランス）として委託され仕事中に負傷した60代の男性が横須賀労働基準監督署（神奈川）から労災認定されたことが判明、委託されるフリーランスも補償の対象となることが示された[147]
    • 日本テレビが同局系『news every.』（午後3:50〜）でジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に関してジャニーズ事務所の再発防止特別チームが8月にまとめた調査報告書で被害が拡大した背景にマスメディアの沈黙があったとし多くのメディアが問題を正面から取り上げてこなかったことについて「極めて不自然な対応をしてきたと考えられる」と指摘したのを受けた社内調査の結果を報告、週刊文春のジャニー喜多川氏の「セクハラ」キャンペーン報道と一連の裁判の報道に関しては事務所からの圧力や事務所への忖度は確認されなかったものの「週刊誌の芸能ゴシップだと軽く捉えていた」「男性への性加害全般に対する問題意識が低かった」とした[148]
    • NTTドコモがマネックスグループ及びその子会社であるマネックス証券と資本業務提携契約を結んだと発表、資産形成サービスを中心とした新たな金融サービスモデルの構築を目指すという、実行日は2024年1月4日を予定しており実行日以降の中間持株会社名称は「ドコモマネックスホールディングス株式会社」になる[149]
    • 舞鶴市の舞鶴引揚記念館で展示されユネスコの世界記憶遺産にも登録されている「白樺日誌」の保存に向けた研究が始まり研究員が初めて日誌の状態などを確認、調査を行った元興寺文化財研究所の所員は「非常に重要な資料なので劣化させずに、今の現状を維持できる方法を考えていきたい」と話している[150]
    • この日2023年シーズン最終戦を迎えた読売ジャイアンツの原辰徳監督が阿部慎之助ヘッドを後任に指名、原氏からマイクを受け取った阿部ヘッドは「とてつもない重圧を感じ、身の引き締まる思いであります。とにかくファンの皆さんのために強い巨人、愛される巨人をつくるべく、チーム一丸で戦っていく所存です」と決意表明した[151]
  • インド軍が同国北東部シッキム州の山岳地の渓谷を流れるティースタ川（Teesta River）で豪雨による鉄砲水が発生し兵士23人が行方不明になっていると明らかに[152]
  • 環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」のメンバーが夜にロンドンの劇場街ウエストエンドでミュージカル「レ・ミゼラブル」の舞台に乱入し上演が中止に追い込まれる事件が発生、観客席からは「出て行け」と怒号とブーイングが飛んだというが警察が5人を逮捕している[153]
  • フランス政府がTGVなど公共交通機関の車両内にトコジラミが確認されている問題を受けて関係者を集め人的被害が出た場合の報告や、鉄道や地下鉄の車内で掃除や消毒の頻度を高めるなど駆除に向けた対策を指示、ボーヌ交通担当相は同日地元メディアに対し「TGVの車内では、過去10日間に37件の目撃情報があったので調査したが、すべてトコジラミではなかった。公共交通の利用に危険はなく、フェイクニュースや過剰反応という側面もあるが、われわれはそれを軽視せず対策を取った」と述べ冷静な対応を呼びかけている[154]
  • 同日に予定されていたノーベル化学賞の受賞者発表のおよそ4時間前にノーベル賞の選考委員会から受賞者と受賞内容が書かれたメールが現地の報道機関に届けられるミスが発生[155]
  • フィリピン沿岸警備隊が南シナ海・スカボロー礁より北西約160km地点で同国の漁船が外国籍の商船に「衝突」され沈没・船員3人が死亡したと発表（cf. 南シナ海の領土問題）[156]
  • 国際サッカー連盟（FIFA）がビデオ会議形式で評議会を開催し2030年のワールドカップ本大会のホスト国をスペイン・ポルトガル・モロッコの3か国共催で一本化することを決議したと発表、またウルグアイ・アルゼンチン・パラグアイの開幕戦のみ100周年記念試合としてそれぞれの母国で開催することも決まり開催国は史上最大の合計6か国にわたるという、ジャンニ・インファンティーノ会長は「2030年にはアフリカ、ヨーロッパ、南米の3大陸、アルゼンチン、モロッコ、パラグアイ、ポルトガル、スペイン、ウルグアイの6か国が、W杯100周年記念の美しい試合を一緒に祝いながら世界を歓迎し、団結させるユニークな世界的一歩を踏み出すことになるでしょう」との声明を発表している、加えてFIFA評議会では2034年のW杯本大会はアジアサッカー連盟(AFC)及びオセアニアサッカー連盟(OFC)の加盟協会から立候補を募ることも決議している[157]

Ref

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注釈

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  1. ^ 日付の記載はないが10月1日の記事であることと本文に「週末に」とあること及び10月1日が日曜日であることから対話の開催も1日と判断できる
  2. ^ 本来の退院予定は3日（9月29日参照）。
  3. ^ 現地時間1日。
  4. ^ 名前は海鯤。
  5. ^ 国際刑事裁判所に関するローマ規程のこと（下記参照）
  6. ^ 日付はブルームバーグの元記事を参照した

出典

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