力昼駅
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力昼駅 | |
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りきびる Rikibiru | |
◄千松仮乗降場 (3.7 km) (2.1 km) 番屋ノ沢仮乗降場► | |
所在地 | 北海道苫前郡苫前町字力昼 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 羽幌線 |
キロ程 | 33.0 km(留萠起点) |
電報略号 | リキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)8月15日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月30日[1] |
備考 | 羽幌線廃線に伴い廃駅[1] |
力昼駅(りきびるえき)は、かつて北海道(留萌管内)苫前郡苫前町字力昼に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はリキ。事務管理コードは▲121608[2]。
一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車)[3])。
歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1960年(昭和35年)9月15日 - 貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1972年(昭和47年)2月8日 - 荷物の取り扱いを廃止し[5]、同時に無人[6](簡易委託)駅化。
- 1982年(昭和57年)頃 - 駅舎改築[7]。
- 1987年(昭和62年)3月30日 - 羽幌線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]所在地名より。アイヌ語の「リキピㇽ(ri-kipir)」(高い・崖)に由来し、力昼市街の南海岸にある山崖の名ではないかとされている[8]。
駅構造
[編集]廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した[9]。
無人駅[6](簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、北川口駅や振老駅とほぼ同型の、3.6メートル四方でチョコレート色のカプセル駅舎[9]となっていた。駅舎は構内の西側に位置し、ホームから少し離れていた。
駅周辺
[編集]力昼の集落から約2km南に離れた位置にあり[10]、集落内にあった番屋ノ沢仮乗降場 より利用者が少なかった。
- 国道232号(天売国道/日本海オロロンライン)
- 沿岸バス「境の沢」停留所
駅跡
[編集]駅舎と駅構内施設は既に撤去され、2017年(平成29年)時点では空き地となり、路盤のみが残っている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、871頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、230頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 時刻表『JNR編集 時刻表 1987年4月号』(弘済出版社、1987年4月発行)JRニュース13ページより。
- ^ 『官報』 1931年08月08日 鉄道省告示第186号(国立国会図書館)
- ^ “日本国有鉄道公示第569号”. 官報. (1972年2月8日)
- ^ a b 「通報 ●羽幌線三泊駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年2月8日、2面。
- ^ 雑誌『鉄道ジャーナル』(鉄道ジャーナル社)1982年4月号22ページより。
- ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、131頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ a b 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)200ページより。
- ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、131頁。ISBN 978-4-88323-114-0。