臼谷駅
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臼谷駅 | |
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うすや Usuya | |
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所在地 | 北海道留萌郡小平町字臼谷 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 羽幌線 |
キロ程 | 6.7 km(留萠起点) |
電報略号 | ウヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1947年(昭和22年)12月25日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月30日[1] |
備考 | 羽幌線廃線に伴い廃駅[1] |
臼谷駅(うすやえき)は、北海道(留萌管内)留萌郡小平町字臼谷にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はウヤ。事務管理コードは▲121602[2]。
一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で下り1本、上り2本(うち上下1本は急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車)[3])。
歴史
[編集]- 1947年(昭和22年)12月25日 - 運輸省羽幌線の臼谷仮乗降場(局設定)として開業[1]。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1950年(昭和25年)1月15日 - 駅に昇格、臼谷駅となる。旅客・荷物を取扱い[4]。
- 1964年(昭和39年)4月1日 - 業務委託化。
- 1972年(昭和47年)2月8日 - 荷物取扱い廃止[5]。同時に無人化[6]。
- 1987年(昭和62年)3月30日 - 羽幌線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]地名より。地名は、アイヌ語の「ウㇱヤ(us-ya)」(入江・岸)に由来する[7]。駅名は当初から「うすや」であるが[4]、かつては「うしや」とも読まれ、「牛屋」とも書かれた[7]。
駅構造
[編集]廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。
無人駅となっていた[6]が、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の東側に位置し、ホームに接していた。海水浴シーズンには駅員が派遣された[8]。
利用状況
[編集]- 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は約60人[8]。
駅周辺
[編集]- 国道232号(天売国道/日本海オロロンライン)
- 臼谷海水浴場 - 駅前に存在する[8]。海水浴シーズンには急行「はぼろ」や臨時急行「天売」も停車していた。
- 小平町立臼谷小学校
- 臼谷簡易郵便局
- 沿岸バス「臼谷」停留所
駅跡
[編集]旧駅構内は「小平蘂村記念公園」として整備されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、871頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、230頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 時刻表『JNR編集 時刻表 1987年4月号』(弘済出版社、1987年4月発行)JRニュース13ページより。
- ^ a b 大蔵省印刷局(編)「日本国有鉄道公示 第2号」『官報』第6895号、国立国会図書館デジタルコレクション、1950年1月9日。
- ^ “日本国有鉄道公示第569号”. 官報. (1972年2月8日)
- ^ a b 「通報 ●羽幌線三泊駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年2月8日、2面。
- ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、130頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)199ページより。