南小松島駅
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南小松島駅 | |
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駅舎(2016年5月) | |
みなみこまつしま Minami-Komatsushima (日新四国工場 玄関口駅) | |
◄M05 中田 (1.7 km) (3.3 km) 阿波赤石 M07► | |
所在地 | 徳島県小松島市南小松島町7-43 |
駅番号 | ○M06 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■牟岐線 |
キロ程 | 10.9 km(徳島起点) |
電報略号 | ミコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
695人/日(降車客含まず) -2021年- |
乗降人員 -統計年度- |
1,390人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)12月15日[1] |
備考 | 無人駅[2][3] |
南小松島駅(みなみこまつしまえき)は、徳島県小松島市南小松島町にある四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線の駅である。副駅名は「日新四国工場 玄関口駅」[4]。駅番号はM06。
小松島市の中心駅であり、特急「むろと」を含む全列車が停車する。駅の標高は1.6 mで、四国で最も低い位置にある駅である[5]。
歴史
[編集]駅名に「南」と付いているが、小松島市の中心駅である。かつては隣の中田駅から分岐する小松島線に小松島駅が存在したが、1985年3月14日に廃止された。駅の北側に市街地が広がっており、特に駅前周辺は住宅密集地。港町らしく、複数の蒲鉾店が駅前通り沿いに立地している。
年表
[編集]- 1916年(大正5年)12月15日:阿南鉄道の駅として開業[1]。
- 1936年(昭和11年)7月1日:阿南鉄道が国有化され、国鉄の駅となる[1]。
- 1959年(昭和34年)3月1日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる[1]。
- 1993年(平成4年)6月10日:パン屋「ウィリーウィンキー」が開店[6]。
- 2012年(平成24年)2月1日:キヨスク跡地に小松島市観光案内所を設置[7]。
- 2019年(令和元年)10月:平日の営業時間が短縮され、土休日が休みとなる[8]。
- 2020年(令和2年)8月31日:パン屋「ウィリーウィンキー」が閉店[9]。
- 2024年(令和6年)
駅構造
[編集]島式1面2線のホームを持つ地上駅で、駅舎とホームは構内踏切で連絡する。
無人駅である(徳島駅管轄)。傾斜式自動券売機が1台ある。 駅舎内には小松島市観光案内所があり、かつてはキヨスクもあった。2020年8月末まではJR四国グループのパン屋「ウィリーウィンキー」も出店していた[9]。2024年4月16日までは駅本屋東側に男女別、改札内に男女共用の汲み取り式便所がそれぞれあった。トイレ撤去後、跡地に仮設トイレを設置。ごみ箱は駅無人化に伴い撤去された。 2024年3月15日までの有人駅時代はJR四国契約社員による直営駅であった。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■牟岐線 | 下り | 阿南・牟岐方面 |
上り | 徳島・高松方面 |
- 原則として、阿南方面が1番のりば、徳島方面は2番のりばを使う。ただし、徳島方面の特急列車追い抜きがある朝の徳島方面普通列車1本のみ1番のりば発着となる。
利用状況
[編集]1日平均乗車人員は下記の通り。
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駅周辺
[編集]行政機関
[編集]- 小松島市役所
- 小松島市消防本部・小松島市消防署
- 小松島市エコステーション
- 小松島市消費生活センター
- 小松島市シルバー人材センター
- 小松島市教育委員会庁舎
- 小松島市保健センター
- 小松島県民サービスセンター
- 小松島みなと合同庁舎
- 神戸税関小松島税関支署
- 高松出入国在留管理局小松島港出張所
- 広島検疫所徳島小松島出張所
- 徳島公共職業安定所小松島出張所
- 神戸植物防疫所坂出支所小松島出張所
- 動物検疫所神戸支所四国出張所小松島港事務所
- 徳島海上保安部
郵便局
[編集]金融機関
[編集]教育施設
[編集]- 小松島市立南小松島幼稚園
- 小松島市立南小松島小学校
- 徳島県立小松島高等学校
- 徳島県立ひのみね支援学校
- 徳島県立みなと高等学園
- 小松島市立南小松島公民館
- 小松島市中央会館
- 小松島市総合福祉センター
- 小松島みなと交流センターkocolo
- 小松島市ミリカホール
- 小松島市立図書館
医療機関
[編集]宿泊施設
[編集]- スーパーホテル徳島・小松島天然温泉
- かめや旅館
- みどり旅館
社寺・史跡
[編集]その他
[編集]道路
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、659頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『2024年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ a b 『駅業務体制の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2023年10月23日。オリジナルの2023年10月23日時点におけるアーカイブ 。2023年10月23日閲覧。
- ^ “新しい広告商品「貴社の想いを・・・まるごと駅広告」の販売を開始します”. 四国旅客鉄道株式会社,株式会社ジェイアール四国企画 (2024年3月21日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ 『全国鉄道事情大研究 四国篇』200頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '93年版』ジェー・アール・アール、1993年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-114-7。
- ^ “小松島観光案内所を開設します”. 小松島市. 2017年2月28日閲覧。
- ^ “JR四国の旅行代理店「ワーププラザ」 徳島3カ所廃止検討阿波池田・阿南・鴨島”. 徳島新聞. (2022年2月26日) 2022年9月22日閲覧。
- ^ a b 「JR四国 ウィリーウィンキー 県内全2店31日閉店 子会社2社 10月合併」『徳島新聞』徳島新聞社、2020年8月20日、朝刊、6面。
- ^ 『南小松島駅に副駅名「日新四国工場玄関口駅」 JR四国が新広告事業』(html)(プレスリリース)朝日新聞、2024年3月31日。オリジナルの2024年5月27日時点におけるアーカイブ 。2024年5月27日閲覧。
- ^ 正月三が日のみ運転。
参考文献
[編集]- 川島令三『全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、196-207頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。