古谷田力
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古谷田 力 こやた つとむ | |
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生年月日 | 1968年10月22日(56歳) |
出生地 | 日本 神奈川県大和市 |
出身校 |
神奈川県立大和南高等学校卒業 早稲田大学人間科学部在学中 |
前職 |
市農協職員 飲食店経営 |
所属政党 |
(民主党→) (民進党→) 無所属 |
公式サイト | 古谷田 力/こやた つとむ |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2023年5月2日 - 現職 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2011年5月4日 - 2023年4月 |
古谷田 力(こやた つとむ、1968年10月22日[1] - )は、日本の政治家。神奈川県大和市長(1期)。元大和市議会議員(3期)。
概要
[編集]神奈川県大和市出身[1]。神奈川県立大和南高等学校卒業後、大和市農業協同組合総務課で勤務する[1]。2001年にはレストランバーを開業した[1]。
2011年4月、大和市議会議員選挙に民主党公認で立候補し、初当選[2]。以後、3期連続当選[1]。2期目途中の2017年9月26日には当時所属していた民進党に離党届を提出した[3]。
2020年、早稲田大学人間科学部に入学[1]。
2022年11月1日、翌年4月の大和市長選挙への立候補を表明[4]。選挙戦は当初、古谷田と、自民党が推薦する市議の小田博士の一騎打ちと見られたが、不出馬の意向を示していた現職の大木哲が公示2週間前に突如立候補を表明。4月23日の投開票の結果、古谷田が小田を約3,500票差で振り切り、3者の混戦を制した(古谷田29,288票、小田25,796票、大木21,414票)[5][6]。
人物
[編集]- 1996年に3歳年上の兄を心の病で亡くしたことが、政治家になるきっかけの一つになったと述べている[7][8]。
- 座右の銘は「忘己利他(もうこりた)」[1]。自分の利益を忘れ、人のために尽くすという意味で、市内の子供らと東日本大震災のボランティアに行った際、現地で瀬戸内寂聴から貰った[8]。
- 2023年の市長選では現職の大木哲の市職員に対するパワーハラスメント疑惑を批判。一方で、職員アンケートでは古谷田自身も加害者側として名前が出ており、「覚えがないが、そう受け止められているならば改善し、対応を改める」と述べた[5]。
- 民主党市議時代の2011年には、同じ民主党から当選した三枝修市議が、古谷田が同じ会派を組まなかったことなどで精神的、肉体的苦痛を受けたと主張し、民主党神奈川県第13区総支部は古谷田を厳重注意した[2]。三枝はこの処分に納得せず離党し、6月24日には古谷田に対し慰謝料60万円を求める少額訴訟を藤沢簡裁に起こした。古谷田は「三枝氏から一度も同じ会派を組もうと連絡がなかった。自分も連絡を取ろうとしなかったのは悪かったが、お互い努力を怠ったということ」として争う姿勢を示していた[2]が、7月19日に三枝は訴えを取り下げた[9]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g プロフィール | 古谷田 力/こやた つとむ
- ^ a b c “同じ会派組まず「苦痛受けた」、市議が市議を提訴/大和市”. 神奈川新聞. (2011年7月2日) 2023年5月28日閲覧。
- ^ “太氏も民進離党 小池新党「希望の党」へ”. タウンニュース. (2017年9月29日) 2023年5月28日閲覧。
- ^ “大和市長選 古谷田力氏が出馬表明 来春の統一選 /神奈川”. 毎日新聞. (2022年11月2日) 2023年5月28日閲覧。
- ^ a b “大和市長 初当選・古谷田さん 勝因「草の根の訴え」”. 東京新聞. (2023年4月25日) 2023年5月28日閲覧。
- ^ “大和市長選で自民の必勝パターン「不全」 推薦候補が敗戦”. 神奈川新聞. (2023年4月28日) 2023年5月28日閲覧。
- ^ “’23統一地方選:大和市長選候補者の横顔 /神奈川”. 毎日新聞. (2023年4月19日) 2023年5月28日閲覧。
- ^ a b “大和市長選 立候補者の横顔”. 東京新聞. (2023年4月19日) 2023年5月28日閲覧。
- ^ “慰謝料求めた大和市議、「主務に全力」訴え取り下げ/神奈川”. 神奈川新聞. (2011年7月19日) 2023年5月28日閲覧。