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上地克明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上地 克明
かみじ かつあき
2022年2月
生年月日 (1954-01-29) 1954年1月29日(70歳)  
出生地 日本の旗 神奈川県横須賀市吉倉町
出身校 早稲田大学商学部
所属政党新自由クラブ→)
無所属
称号 商学士
子女 上地雄輔(俳優・タレント)
公式サイト 上地 克明 オフィシャルサイト

横須賀市旗 第37-38代 神奈川県横須賀市長
当選回数 2回
在任期間 2017年7月10日 - 現職

当選回数 4回
在任期間 2003年5月2日 - 2017年
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上地 克明(かみじ かつあき、1954年1月29日[1] - )は、日本政治家神奈川県横須賀市長(第37、38代)、横須賀市議会議員(4期)。

タレント上地雄輔の父[2][3]

来歴

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2022年2月、ラーム・エマニュエル駐日米国大使と

神奈川県横須賀市吉倉町生まれ[4]。父は宮古島出身[5]横須賀市立逸見小学校横須賀市立桜台中学校神奈川県立横須賀高等学校早稲田大学商学部卒業[4]。大学在学中は新自由クラブの学生遊説隊長を務めた[6]。大学卒業後の1977年に株式会社ニチリョウに入社するが、1978年2月から新自由クラブ神奈川県連の広報副委員長ならびに田川誠一衆議院議員の秘書を務める[4][6]。田川事務所では、国会及び川崎市を担当した[4]

1983年の神奈川県議会議員選挙宮前区選挙区から当時最年少で立候補したが、落選[4][2]した。1987年の神奈川県議会議員選挙横須賀市選挙区から出馬したが、再び落選[4]した。

2003年の横須賀市議会議員選挙へ立候補して初当選し[4][1][7]、以後4期連続で当選する。2011年2015年の市議選で連続してトップ当選した[7]

2017年3月28日、横須賀市役所で記者会見を開き、6月の横須賀市長選に出馬する意向を表明した[3]。地元選出の小泉進次郎の支援[8]と、自民民進公明3党の推薦を得て無所属で立候補し、3選を目指した現職の吉田雄人らを破り、初当選した[9]

2021年6月27日投開票の市長選挙で再選。

政策・主張

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  • バンドボーカルを務める上地は、2017年の横須賀市長選で「全国のミュージシャンが横須賀に集まる国際音楽フェス」の実現を訴えた[6]
  • 2017年に市長主導でご当地ナンバー「横須賀ナンバー」の導入を目指して図案デザインまで試作し、2017年9月から10月にかけて市民アンケートを行ったが、結果は約2000人が回答して賛成46%、反対37%と意見が割れ「横浜ナンバーのままでいい」など反対意見も多かったため実現しなかったことに対し「大変意外で驚きを禁じ得ない」「今後は横須賀に誇りを持ってもらえる町づくりを進め、市民が横須賀ナンバーにしたいと思う時機を待ちたい」と述べた[10][11]
  • 2019年4月1日、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を開始した[12][13]。これは同性愛者だけの制度ではなく「戸籍上の性別にとらわれず、お互いが大切なパートナーと思っている方々の誰もが、自由な意思によるパートナーシップ宣誓を行う」ものとされている[14][15]。宣誓証明書はカードサイズで交付され法的効力はないが、「世帯」として公営住宅(市営・県営住宅)の入居申し込みや災害見舞金の支給資格が与えられるほか、市職員にはパートナーシップ休暇、結婚祝金制度が適用される[14][15]
  • 2020年4月27日、新型コロナウイルス感染症対策の財源確保のため、自身の夏のボーナスを全額支給しないと決めた。副市長2人も同様に全額不支給とする。市長、副市長の期末手当は、それぞれ275万1,739円、234万713円。合計約750万円の財源確保を目指す[16]

脚注

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  1. ^ a b プロフィール - 横須賀市
  2. ^ a b “タレント・雄輔さんの父、上地克明さんが横須賀市長 小泉進次郎さん応援”. 横須賀経済新聞. (2017年6月26日). https://yokosuka.keizai.biz/headline/1340/ 2018年2月25日閲覧。 
  3. ^ a b “横須賀市長選 上地氏が出馬表明 タレント・雄輔さんの父 神奈川”. 産経新聞. (2017年3月29日). https://www.sankei.com/article/20170329-RQNFBMUTOFM2XDQC4ALMG4CEWQ/ 2018年2月25日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g プロフィール・実績 - 上地 克明 オフィシャルサイト
  5. ^ 平和つなぐ・父の記憶 戦争と差別に抗う 横須賀市長”. カナロコ by 神奈川新聞. 2021年6月20日閲覧。
  6. ^ a b c “横須賀市長選 候補者の横顔”. 東京新聞. (2017年6月21日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201706/CK2017062102000180.html 2018年2月25日閲覧。 
  7. ^ a b “横須賀市長選に上地市議を擁立 自民など複数会派”. 神奈川新聞. (2017年3月25日). http://www.kanaloco.jp/article/240027 2018年2月25日閲覧。 
  8. ^ “上地雄輔のパパ 横須賀市長選当選の裏に「小泉家の執念」”. 東京スポーツ. (2017年6月26日). https://web.archive.org/web/20170630175137/https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/701878/ 2018年2月25日閲覧。 
  9. ^ “横須賀市長選、上地克明氏が初当選 小泉進次郎氏「王国」威信守る”. 産経新聞. (2017年6月27日). https://www.sankei.com/article/20170627-ZERIWRYKS5P65C2J5LQ4V2FANM/ 2018年2月25日閲覧。 
  10. ^ 「横須賀」より「横浜」のままで ご当地ナンバー見送り 日本経済新聞、2017年11月15日
  11. ^ ご当地ナンバー「横須賀」より「横浜」で 導入見送り 毎日新聞、2017年11月15日
  12. ^ “LGBTパートナー公認へ 横須賀市、来年5月に導入”. 徳島新聞. (2018年11月12日). http://www.topics.or.jp/articles/-/124565 2018年11月15日閲覧。 
  13. ^ “性的少数者や事実婚、横須賀市も4月からパートナー制度”. 朝日新聞. (2019年2月14日). https://www.asahi.com/articles/ASM2D6S0PM2DULOB01K.html 2019年2月18日閲覧。 
  14. ^ a b 「パートナーシップ宣誓証明制度」スタート!(2019年3月19日) 横須賀市公式サイト
  15. ^ a b パートナーシップ宣誓証明制度 横須賀市公式サイト
  16. ^ “新型コロナ 横須賀市長、ボーナス全額カット コロナ対策の財源確保”. 神奈川新聞. (2020年4月28日). https://www.kanaloco.jp/article/entry-341293.html 2020年4月30日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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公職
先代
吉田雄人
横須賀市旗神奈川県横須賀市長
2017年 -
次代
現職
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