土田豊
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土田 豊(つちだ ゆたか、1898年1月28日[1] - 1976年6月19日[2])は、昭和時代の日本の外交官。駐エジプト大使。位階は正三位。
経歴
[編集]東京府(現・東京都)出身。1916年に東京高等師範学校附属中学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)を卒業。1921年1月、外務省嘱託となり、同年10月に高等文官試験外交科試験を合格。翌年3月、東京帝国大学法学部法律学科を卒業し、領事官補に任官。1923年1月には外交官補としてフランスへ赴任。1928年、中華民国駐在公使館書記官。1932年2月、駐仏大使館書記官となり、国際連盟関係の事務に従事。1936年11月にはジュネーブ領事を兼任。
帰国して通商局第2課長、大臣官房会計課長、東亜局第2課長等を歴任後、1939年12月に大使館1等書記官兼総領事として中華民国へ赴任。1944年11月、駐中特命全権公使に任命。戦後1949年に退官するが、再入省し1956年1月からエジプト駐在特命全権大使に任命され、以後アフリカ各地に駐箚。1961年5月、退官。1962年、中東調査会理事長。
栄典
[編集]- 外国勲章佩用允許
脚注
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会『新版 日本外交史辞典』山川出版社、1992年。
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