大阪-ハンブルクカップ
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大阪-ハンブルクカップ | |
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主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 阪神競馬場 |
距離 | 芝2600m(2021年) |
格付け | OP(2021年)[1] |
賞金 |
1着賞金2400万円 |
出走条件 | サラブレッド系4歳以上(国際)(特指) |
負担重量 | ハンデキャップ |
大阪-ハンブルクカップ(おおさかハンブルクカップ)とは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する競馬の競走である。正賞はハンブルク競馬場賞[2]。
競走名は大阪市と友好都市提携しているドイツ・ハンブルクに由来する[3]。交換競走であり[3]、ハンブルク競馬場では「阪神カップ」が施行されている[4]。
概要
[編集]1996年まで施行されていた大阪城ステークス[5]の施行時期、条件を引き継ぎ、1997年にオープンクラスのハンデキャップ競走として創設された。
芝2400m戦で開催されていた2016年までは時期的に本競走をステップに天皇賞(春)へ出走する馬がおり、JRA-VANの調べによれば2002年から2011年までの10年間に3頭が、いずれも単勝10番人気以下の評価を覆して3着以内に入賞している[6]。
出走資格はサラブレッド系4歳(旧表記5歳)以上のJRA所属の競走馬(外国産馬含む)、JRAに認定された地方所属の競走馬及び外国調教馬である。
歴史
[編集]- 1997年[3] - 阪神競馬場にて5歳(現4歳)以上の競走馬による芝2500mの混合競走・オープン特別競走「大阪-ハンブルクカップ」として創設。負担重量はハンデキャップ。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「5歳以上」から「4歳以上」に変更。
- 2006年 - 競馬番組改編により、メインレースが阪神牝馬ステークスになったことに伴い、競走番号が第11競走から第10競走に変更。
- 2007年
- 阪神競馬場の芝外回りコース新設に伴い、施行距離を芝外回り2400mに変更。
- 混合競走から国際競走に変更。
- 2009年 - 関西主場において最終競走の発走時刻を16時40分に設定したことに伴い、競走番号が第10競走から第9競走に変更。
- 2011年 - 東北地方太平洋沖地震による番組変更に伴い、当初予定の第9競走から第10競走に変更して施行。
- 2012年 - 競馬番組改編により、メインレースが桜花賞になったことに伴い、競走番号が第9競走から第10競走に変更。
- 2017年 - 競馬番組改編により、施行距離を芝1400m、負担重量を別定に変更[7]。
- 2018年
- 競馬番組改編により、施行条件を1600万円以下、負担重量をハンデキャップに変更[8]。
- 国際競走から混合競走に変更。
- 2020年
- 競馬番組改編により、施行条件を3勝クラス、施行距離を芝1200mに変更。
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行及び改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法32条に基づいて日本国政府から発令された新型コロナウイルス緊急事態宣言により、客を入れない「無観客競馬」として開催。
- 2021年
- 競馬番組改編により、施行距離を芝2600m、施行条件をオープン特別に変更。
- 混合競走から国際競走に変更。
歴代優勝馬
[編集]馬齢は2001年以降の表記に統一する。
施行日 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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1997年4月 5日 | セイントリファール | 牡4 | 2:36.5 | 武豊 | 大久保正陽 |
1998年4月12日 | サンデーカイザー | 牡5 | 2:32.6 | 村山明 | 松元省一 |
1999年4月10日 | ポートブライアンズ | 牡5 | 2:33.6 | 和田竜二 | 岩元市三 |
2000年4月 8日 | タヤスメドウ | 牡5 | 2:31.7 | 河内洋 | 加藤敬二 |
2001年4月 7日 | メジロサンドラ | 牝5 | 2:33.3 | 安藤勝己 | 池江泰郎 |
2002年4月 6日 | トウカイオーザ | 牡5 | 2:30.5 | 幸英明 | 松元省一 |
2003年4月12日 | トウカイオーザ | 牡6 | 2:33.1 | M・デムーロ | 松元省一 |
2004年4月10日 | ヴィータローザ | 牡4 | 2:31.9 | 岩田康誠 | 橋口弘次郎 |
2005年4月 9日 | ビッグゴールド | 牡7 | 2:32.5 | 和田竜二 | 中尾正 |
2006年4月 8日 | トウカイカムカム | 牡5 | 2:35.4 | 武豊 | 田所秀孝 |
2007年4月 7日 | ファストタテヤマ | 牡8 | 2:30.4 | 武幸四郎 | 安田伊佐夫 |
2008年4月12日 | シルクネクサス | 牡6 | 2:25.0 | 藤岡佑介 | 岡田稲男 |
2009年4月11日 | ゼンノグッドウッド | 牡6 | 2:28.7 | 武幸四郎 | 浅見秀一 |
2010年4月10日 | ニホンピロレガーロ | 牡7 | 2:27.0 | 酒井学 | 服部利之 |
2011年4月 9日 | ビートブラック | 牡4 | 2:26.4 | 岩田康誠 | 中村均 |
2012年4月 8日 | ユニバーサルバンク | 牡4 | 2:26.3 | 田辺裕信 | 松田博資 |
2013年4月 7日 | レッドデイヴィス | 騸5 | 2:28.6 | 浜中俊 | 音無秀孝 |
2014年4月13日 | タニノエポレット | 牡7 | 2:24.2 | 福永祐一 | 村山明 |
2015年4月12日[9] | サトノシュレン | 牡7 | 2:27.7 | 柴田善臣 | 村山明 |
2016年4月10日[10] | クリプトグラム | 牡4 | 2:25.4 | 戸崎圭太 | 藤原英昭 |
2017年4月 9日[11] | エポワス | 騸9 | 1:22.4 | 福永祐一 | 藤沢和雄 |
2018年4月 8日[12] | ヤマカツグレース | 牝4 | 1:21.1 | 池添謙一 | 池添兼雄 |
2019年4月 7日[13] | トゥザクラウン | 牡5 | 1:20.5 | 福永祐一 | 池江泰寿 |
2020年4月12日[14] | グランドロワ | 牡6 | 1:09.9 | 松山弘平 | 鈴木孝志 |
2021年4月11日[15] | ミスマンマミーア | 牝6 | 2:35.1 | 福永祐一 | 寺島良 |
2022年4月10日[16] | ディアマンミノル | 牡5 | 2:37.1 | 荻野極 | 本田優 |
2023年4月 8日[17] | アーティット | 牡4 | 2:38.1 | 岩田望来 | 友道康夫 |
2024年4月 6日[18] | レッドバリエンテ | 牡5 | 2:37.5 | 川田将雅 | 中内田充正 |
脚注
[編集]- ^ 2014 International Cataloguing Standards Book2014年12月8日閲覧
- ^ “第2回 阪神競馬 第6日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 5 (2012年4月8日). 2012年9月23日閲覧。
- ^ a b c “特別レース名解説 2回 阪神競馬”. 日本中央競馬会 (2012年). 2012年9月23日閲覧。
- ^ “2005年・交換競走等日程”. 競馬国際交流協会 (2005年). 2005年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月23日閲覧。
- ^ 2019年現在大阪城ステークスは1回開催4日目、芝1800m戦、リステッド競走で施行
- ^ “G1特集 第145回 天皇賞(春)特集 過去の傾向”. JRA-VAN. JRAシステムサービス (2012年). 2012年9月23日閲覧。
- ^ 平成29年第2回阪神競馬番組日本中央競馬会、2016年11月20日閲覧
- ^ 平成30年第2回阪神競馬番組日本中央競馬会、2017年11月19日閲覧
- ^ 2015年レース結果 - スポーツナビ 2015年4月13日閲覧
- ^ 2016年レース結果 - JBISサーチ 2016年4月15日閲覧
- ^ 2017年レース結果 - スポーツナビ 2017年4月9日閲覧
- ^ 2018年レース結果 - スポーツナビ 2018年4月8日閲覧
- ^ “2019年大阪ハンブルクカップ”. スポーツナビ (2019年4月7日). 2019年4月7日閲覧。
- ^ “2020年大阪ハンブルクカップ”. スポーツナビ (2020年4月12日). 2020年4月12日閲覧。
- ^ “2021年大阪ハンブルクカップ”. スポーツナビ (2021年4月11日). 2021年4月11日閲覧。
- ^ “2022年大阪ハンブルクカップ”. スポーツナビ (2022年4月10日). 2022年4月10日閲覧。
- ^ “2023年大阪ハンブルクカップ”. スポーツナビ (2023年4月8日). 2023年4月8日閲覧。
- ^ “2024年大阪ハンブルクカップ”. スポーツナビ (2024年4月6日). 2024年4月6日閲覧。