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奈良県立添上高等学校

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奈良県立添上高等学校
地図北緯34度37分16.7秒 東経135度49分23.4秒 / 北緯34.621306度 東経135.823167度 / 34.621306; 135.823167座標: 北緯34度37分16.7秒 東経135度49分23.4秒 / 北緯34.621306度 東経135.823167度 / 34.621306; 135.823167
過去の名称
  • 添上郡立農林學校本校
  • 添上郡立第一農林學校
  • 添上郡立奈良県添上農學校
  • 奈良県立添上農學校
  • 奈良県立添上農業高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 奈良県の旗 奈良県
学区 奈良県内全域
併合学校 添上郡立第二農林學校
理念 伝統と新しい息吹を備えた魅力ある学校、「行きたい 行かせたい」と思う学校[1]
校訓
設立年月日 1906年3月23日 (118年前) (1906-03-23)
創立記念日 5月30日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科
学科内専門コース 普通科人文探究コース
学期 3学期制
学校コード D129210000021 ウィキデータを編集
高校コード 29109K
所在地 632-0004
奈良県天理市櫟本町1532-2
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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奈良県立添上高等学校(ならけんりつ そえかみ こうとうがっこう、: Nara Prefectural Soekami High School)は、奈良県天理市櫟本町に所在する県立高等学校

概要

スポーツサイエンス科が開設されているように、奈良県内の体育学習、スポーツ活動の中核となる学校である。インターハイ奈良県選手団においては、例年、公立校では最大の参加人数を輩出している。

2024年(令和6年)度より、陸上競技部、バレーボール部および卓球部が、奈良県教育委員会より、部活動等に力を入れている学校を重点的に支援する「スポーツ・文化活動推進校」の指定を受け、それぞれの部活動に詳しい専門性の高い教員が顧問等として継続的に配置されている[3]

スクールミッション

伝統と新しい息吹を備えた魅力ある学校、「行きたい 行かせたい」と思う学校[1]

教育方針

アドミッション・ポリシー

入学者選抜を経て、以下のような生徒を受け入れる。 明るい笑い声と元気な挨拶が校舎に響き渡り、活気あふれる学校である。

誠 - 『素直で、真面目な心』、『世のため、他人のために尽くす心』
力 - 『諦めない心』、『道を究めるために、努力を怠らない心』
愛 - 『人を敬う心』、『他人の喜びを、自分の喜びとできる心』

様々な活動を通して、生徒一人一人が自分の夢を見つけ、追いかけ、お互いに夢について語り合い、励まし合って、大きな夢を持ち続け、日々成長することができる学校である。共に成長できる皆さんを待っている[1]

カリキュラム・ポリシー

  • 確かな学力の育成 - 授業の質を高め、生徒一人一人に応じた指導方法や評価方法を導入する。
  • けじめある生活の確立 - 基本的生活習慣を身に付けさせ、規範意識の向上や遵守する姿勢を醸成する。
  • 進路希望の実現 - 進路補習の充実や効果的な模試の活用により、3年間を見据えたキャリア教育を行い、進路実現を図る。
  • 特色ある学校づくり - 部活動活性化やスポーツを通した地域貢献、ICTの活用による学力伸長などを進める[1]

グラデュエーション・ポリシー

未来に「夢と志」をもち、その実現に向けて勇気と剛直な精神で挑む、活力と自信に満ちた生徒を育成する[1]

校訓

校訓は、「」「力」「」である[2]

沿革

略歴

1906年明治39年)創立の「添上郡農林学校」を前身とする。1948年昭和23年)4月の学制改革で新制農業高等学校に、同年9月に普通課程(普通科)を設置し、総合制の高等学校となる。1960年に農業課程(農業科)を廃止し、1970年に現・スポーツサイエンス科の前身である体育科を設置。2010年平成22年)に創立105周年を迎えた。

年表

添上農林学校・添上農学校

  • 1906年(明治39年)3月23日 - 文部大臣によって添上郡立農林学校本校および分校の設立が認可される。
    • 本校は添上郡東市村(現・奈良市古市町)に、分校は添上郡柳生村(現・奈良市柳生町)に設置される。
  • 1909年4月1日 - 本校を添上郡立第一農林学校、分校を添上郡立第二農林学校と改称。
  • 1921年大正10年)3月19日 - 第一農林学校(乙種)と第二農林学校(乙種)を統合し、「添上郡立奈良県添上農学校」(甲種)とする。現在地に移転。
  • 1923年
    • 4月1日 - 奈良県への移管により、奈良県立添上農学校と改称。
    • 5月30日 - 第1回創立記念式典を挙行。
  • 1930年(昭和5年)10月30日 - 校訓を制定。
  • 1948年(昭和23年)
    • 4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)により農学校は廃止され、新制高等学校奈良県立添上農業高等学校」が発足する。

奈良県立添上高等学校

基礎データ

所在地

奈良県立添上高等学校の位置(奈良県内)
奈良県立添上高等学校

通学区域

  • 奈良県内全域

アクセス

象徴

校章

本校の前を流れる高瀬川のほとりに咲き乱れていた「かわらなでしこ」の花の中央に「高」の字を配している。

込められた願いは、以下の通りである。

  1. 強くたくましい野性の「大和なでしこ」のように、常に自分の力の限界にむかって挑む努力と勇気。
  2. 凛ととした気品のある清楚な花であるように、流行に押し流されることのない剛直なる精神。
  3. 大和を代表する植物であることから、郷土を愛する心と奉仕の精神。[2]

校歌

作詞は前川佐美雄、作曲は信時潔による。歌詞は2番まであり、両番に校名の「添上高校」が登場する[2]

設置する課程、学科及び定員

  • 全日制課程
    • 普通科
      • 人文探究コース - 120名(募集人員40名;特色選抜)
      • (人文探究コース以外)- 480名(募集人員160名;一般選抜)
体育に関する学科


普通科は、1年次に基礎学力の定着・向上を目指し、2年次以降、幅広く学習し様々な進路に対応する文型と、進学に重点を置く文理型のいずれかの類型を選択。2021年に開設された普通科人文探究コースは、動画による学習と授業での探究的な活動により思考力判断力・表現力を身に付け、学外実習で実践的な力を育成。
スポーツサイエンス科は、トップアスリート体育指導者の育成をめざし、指定クラブで継続的な活動と水泳・スキー・野外実習で実践力を育成。

クラブ活動

運動部

文化部

高校関係者と組織

高校関係者組織

  • 奈良県立添上高等学校学校運営協議会 - 保護者、地域住民、校長、関係行政機関の職員の中から委嘱された委員による機関。学校運営及び当該運営への必要な支援に関して協議する。
  • 奈良県立添上高等学校同窓会 - 卒業生による同窓会組織
  • 奈良県立添上高等学校PTA - 生徒保護者教員による父母と教師の会(PTA)組織で、会員は入会金及び年会費を納入する。
  • 奈良県高等学校PTA協議会 - 奈良県立教育研究所内に事務局を置くPTA協議会。奈良県立添上高等学校育友会の会員をもって会員とし、会員は単位PTA分担金として会費を納入する。

高校関係者一覧

著名な出身者

関連項目

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e 奈良県立添上高等学校. “奈良県立添上高等学校 中期計画” (PDF). 奈良県立添上高等学校. p. 1. 2024年8月8日閲覧。
  2. ^ a b c d 校訓・校章・校歌・校旗”. 奈良県立添上高等学校. 2024年8月8日閲覧。
  3. ^ 高校の特色づくり推進課. “県立高等学校における特色ある教育等の推進について スポーツ・文化活動の推進” (PDF). 奈良県. 奈良県教育委員会. p. 1. 2024年8月16日閲覧。

外部リンク