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小幡和輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おばた かずき

小幡 和輝
生誕 (1994-07-20) 1994年7月20日(30歳)
日本の旗 日本 和歌山県有田郡湯浅町
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2013年 -
公式サイト 公式サイト
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小幡和輝
YouTube
チャンネル
活動期間 2014年8月3日 -
ジャンル 不登校などの相談等
登録者数 3140人
総再生回数 365,544回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年6月24日時点。
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小幡 和輝(おばた かずき、1994年7月20日 - )は日本の実業家。わかやまコンシェルジュ理事長。合同会社和-なごみ代表社員。ワタナベエンターテインメント所属。

2016年からはグローバルシェイパーズコミュニティーの大阪ハブのメンバーをつとめる。

経歴

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1994年7月20日、和歌山県有田郡湯浅町で生まれる。小学校2年生時に、なんとなく学校に行きたくなくなり[1]同級生に殴られたことをきっかけに不登校になる[2]。不登校時代には3万時間もゲームをやり続けていた引きこもりだった[3]。中学校卒業後、和歌山県立耐久高等学校定時制に入学する。

2013年2月1日合同会社 和-なごみ[4]を設立し社長となる。同年3月31日、和歌山市雑賀町に高校生がボランティアでで運営するカフェ「ESPOIR」をオープンさせた[5]。同年12月23日、2014年11月23日に開催されたイベント「和歌山コレクション」のオーディションの特別審査員をつとめた[6]

2014年、和歌山大学観光学部に入学。同年3月23日、和歌山県JAビルに堀江貴文を呼び、「すべてを失ったいま、伝えたいことがある。~私が『ゼロ』を書いた本当の理由」と題した講演会を開催した[7]。2015年1月に学生起業家たちの発表会のアジア大会(フィリピン開催)で入賞し、4月には世界大会に出場[8][9]。同年8月15日、QREATORSと契約した[10]。同年11月25日、ネクストビジョンプロジェクト実行委員会が開催した初の講演会「創業者SELECTION」にて講師を本谷紗己らとつとめた[11]

和歌山活性化プロジェクト「WAKA!!」の実行委員長になり、2016年3月27日にイベント「WAKA祭~青春はみかん味」を開催[12][13]。同年4月に自身が理事長となりわかやまコンシェルジュ認定協会を発足し、インターネットで検定を受けてもらい、合格者は「わかやまコンシェルジュ」を名乗れる制度を作った[14]。同年6月19日には、イベント「TEDxワカヤマユニバーシティ」を開催[15][16][17]。同年の参院選では、和歌山県の十代の投票率日本一を目指し、ネットで配信する座談会を開いたり、和歌山大学内に期日前投票所設置を選挙管理委員会に提案[18][19]したり若者目線のキャッチフレーズを付けたポスターを作成するなどの[20]和歌山リア10プロジェクトを展開した。同年9月にはわかやまトランプを発案[21][22][23]し、クラウドファンディングで目標金額の約307%の寄付を集め作製した。同年12月15日、わかやまコンシェルジュはCAMPFIREの和歌山県公式エリアパートナーとなる[24]。2017年6月10日~11日、高野町の三宝院にて全国各地で地域再興に取り組む関係者が集う「地方創生会議 イン 高野山」を開催[25][26]。同イベントが話題となりNPO法人学生ネットワークWANが、12月16日に「地方創生会議 in 福岡」を九州大学で行った[27][28]

2017年9月5日、和歌山市観光協会のアドバイザーに就任した[29]。2017年7月~10月、不登校から起業家となった経験を本にし、学校の図書館に置いてもらうクラウドファンディングを行い、129%の支援を受け、11月に出版[30][31]

2018年1月19日、自らが代表を務める地方創生会議が、デジサーチアンドアドバタイジングと共に、NagomiShareFund 売上連動支払型投資事業組合を2017年12月29日に設立したことを自身のブログで発表し[32]、6月30日と7月1日に「地方創生会議 in 高野山」第2回を行った[33]

2018年4月、内閣府地方創生推進事務局が定める18年度の地域活性化伝道師に認定された[34][35]

2018年8月19日、不登校支援をしている中、全国100カ所で開催された不登校の当事者が集まるイベント「#不登校は不幸じゃない」の発起人を務めた[36]

2019年4月1日、総務省が定める地域力創造アドバイザー(取組分野は観光振興・交流、若者自立支援)に認定された[37]

2019年5月、学校に無理をして通う子や、生徒の気持ちが分からず対応に苦しむ教員にも読んでほしいと、400を超える和歌山県内全ての小中学校に著書「学校は行かなくてもいい」を1冊ずつ寄贈した[38]

同年同月、不登校だった時代にゲームで救われた経験を元に、著書「ゲームは人生の役に立つ。生かすも殺すもあなた次第」を出版した[39]

2019年7月5日、和歌山市観光発信人に任命された[40]

2019年10月1日、日本初、ゲームのオンライン家庭教師『ゲムトレ』を開始した[41][42]

2020年4月1日、情報経営イノベーション専門職大学の客員講師に委嘱された[43]

2020年4月10日、ゲムトレが第5回日本アントレプレナー大賞のエンタメ部門ピーアーク賞を受賞した[44]

2020年8月5日、クラウドワークスとWEBライター育成特別プログラムを開講した[45]

2020年11月11日、「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」を出版した。

2021年7月8日、「クラスジャパン」の教育アドバイザーに就任した。

2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式SNSの運用担当者[46]としてアカウントの管理、コンテンツ制作を行った。

2021年12月20日、「勉強ばかりしてないで、ゲームしなさい」というメッセージ広告を四国新聞に出した[47][48]

2022年5月20日、ワタナベエンターテインメントに所属した。

2022年9月、2014年に入学した和歌山大学を卒業[49]。同時に学長表彰された[50]

2024年4月2日、和歌山県の新総合計画策定アドバイザーへの就任が発表された[51]

2024年6月23日、囲碁の段位認定大会が日本棋院で開催され、勝ち越して五段に認定された[52]

寄稿

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著書

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  • 「不登校から高校生社長へ」(2017年11月、クラウドファンディングによる[53]
  • 学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」 (2018年7月、健康ジャーナル社)ISBN 978-4907838904
  • ゲームは人生の役に立つ。~生かすも殺すもあなた次第(2019年5月、エッセンシャル出版社ISBN 978-4907838997
  • 学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方(2020年11月、小学館ISBN 978-4092272323
  • 子どもが不登校になる9つの原因 不登校の専門家が親御さんの対応方法を年代別に解説【小学生・中学生・高校生対応】(2024年4月)Kindle版

出典

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  1. ^ 茂木健一郎×小幡和輝:「学校に行きたくない」子どもに対する“親”としての選択肢 ー ママスタセレクト・2017年11月29日
  2. ^ 「9月1日、嫌なら学校に行かなくていい」元不登校の大学生社長が訴えるダイヤモンドオンライン・2017年8月31日
  3. ^ ゲームは人生に役立つ? MC型教師と高校生起業家がゲーミフィケーションを語るKAI-YOU・2015年12月10日
  4. ^ 合同会社 和ーなごみ(アーカイブ)
  5. ^ 31日、高校生がボランティアでカフェ開店 雑賀町わかやま新報・2013年3月14日
  6. ^ キッズモデル募集! 来夏「和歌山コレクション」 ー わかやま新報・2013年12月15日
  7. ^ ホリエモン、和歌山市でおもてなし語る ー わかやま新報・2014年3月24日
  8. ^ 和歌山の起業家に熱い期待  若者、女性 国内外から評価ニュース和歌山・2015年2月28日
  9. ^ 学生起業家の世界大会に出場 小幡さん ー わかやま新報・2015年3月5日
  10. ^ 小幡和輝公式twitter・2016年8月15日
  11. ^ 創業のヒント伝える 若者ら初の講演会 ー わかやま新報・2015年11月28日
  12. ^ WAKA祭 若者の「やりたい」結集 キングコング西野が講演 ー ニュース和歌山・2016年3月19日
  13. ^ 若者が企画の「WAKA祭」ぶらくり丁で ー わかやま新報・2016年3月29日
  14. ^ 1人ひとりが観光大使 和大生の小幡さん 検定でコンシェルジュ認定 ー ニュース和歌山・2016年6月8日
  15. ^ 価値あるアイデア広めたい 和大でプレゼン大会 「TEDx」 ー ニュース和歌山・2016年5月21日
  16. ^ 学生起業家らが意見発表 ネット配信も 「アイデア参考に」 県内初、和歌山大で19日 /和歌山毎日新聞・2016年6月10日
  17. ^ TEDxWakayamaUniversity公式サイト
  18. ^ 18歳選挙 ④投票率アップへ若者が座談会 ー ニュース和歌山・2016年7月2日
  19. ^ 10代の投票率を日本一に 和歌山リア10PJ ー わかやま新報・2016年6月28日
  20. ^ 若者目線で投票啓発 リア10PJポスター ー わかやま新報・2016年7月5日
  21. ^ わかやまトランプ 子どもへ ー ニュース和歌山・2016年9月24日
  22. ^ わかやまトランプ製作中 小学生がアイデア ー わかやま新報・2016年10月12日
  23. ^ 和歌山)和歌山愛、トランプに注入 地元の大学生制作朝日新聞・2016年10月15日
  24. ^ わかやまコンシェルジュ公式twitter・2016年12月15日
  25. ^ 関係者一堂に 和大生が企画、あすから高野山で /和歌山 ー 毎日新聞・2017年6月9日
  26. ^ 全国から高野山におよそ300人 地方創生会議がすごかった ー 8bitNews・2017年6月11日
  27. ^ シェアエコ、複業、女性活躍、ICT… 「場所にとらわれない働き方」探るトーク、16日に開催西日本新聞経済電子版・2017年12月11日
  28. ^ 【本イベントは終了しました】 ー 地方創生会議 in 福岡公式サイト
  29. ^ 8月から動いてましたが本日より正式に和歌山市観光協会のアドバイザーに就任しました。 ー 小幡和輝Facebook・2017年9月5日
  30. ^ 不登校から高校生社長へ。自分の実体験を本にして、日本中の学校に配りたい!CAMPFIRE・2017年7月19日
  31. ^ 元不登校、現起業家。約12万人の不登校児がいる日本で、23歳の彼が高校生の時に起業した理由。 ー Be inspired!・2017年8月15日
  32. ^ 1億円の地方創生ファンド設立とロゴ全国公募&第2回地方創生会議のお知らせ。 ー 小幡和輝オフィシャルブログ・2018年1月19日
  33. ^ イベントは終了です ー 第2回地方創生会議 in 高野山公式サイト・2018年7月1日
  34. ^ 小幡和輝公式Twitter・2018年4月9日
  35. ^ 地域活性化伝道師一覧・2018年4月1日
  36. ^ 「学校に合わない人がいるのは当たり前」不登校10年の経験者が示す「学校に行かない生き方」 - ライブドアニュース・2018年8月20日
  37. ^ 地域人材ネット・2019年4月1日
  38. ^ 不登校 経験者の和歌山大4年・小幡さん、著書を県内学校に寄贈 /和歌山 - 毎日新聞・2019年6月27日
  39. ^ ゲームを仕事に役立てるためのマインドとは? - ダ・ヴィンチニュース・2019年7月2日
  40. ^ 本日、尾花和歌山市長から『和歌山市観光発信人』を任命いただきましたー!(観光大使みたいなやつです)和歌山の魅力をPRしていきます!ということで、これから高野山向かいます! #地方創生会議現地参加できない方は映像チケットをぜひ!https://chihousouseikaigi3.peatix.com/view - 小幡和輝公式ツイッター・2019年7月5日
  41. ^ ゲームを習うサービス「ゲムトレ」がサービスを開始。運営者にどんな効果があるのかを聞いてみた - 電ファミニコゲーマー・2019年10月25日
  42. ^ 全国の不登校の子へ。若き起業家がゲームのオンライン家庭教師サービスを開始 - Forbes JAPAN・2019年11月12日
  43. ^ 客員教員 - 情報経営イノベーション専門職大学・2020年4月1日
  44. ^ 第5回日本アントレプレナー大賞 - 「日本アントレプレナー大賞」事務局・2020年4月10日
  45. ^ 【 小幡和輝×CrowdWorks 】WEBライター育成特別プログラムを開講! - クラウドワークス・2020年8月5日
  46. ^ 不登校の時期に熱中したゲームで自信、「世界は広いぞ」と伝えたい…小幡和輝さん STOP自殺 #しんどい君へ”. 読売新聞 (2022年8月29日). 2022年9月1日閲覧。
  47. ^ 「勉強ばかりしてないで、ゲームしなさい」ゲムトレが香川県を中心に発行される四国新聞にメッセージ広告を掲載”. PR TIMES (2021年12月20日). 2022年5月25日閲覧。
  48. ^ 小幡和輝公式Twitter・2021年12月20日
  49. ^ 小幡和輝公式Twitter・2022年9月22日
  50. ^ 小幡和輝公式Twitter・2022年9月22日
  51. ^ 新たな和歌山県総合計画の策定について”. 和歌山県 (2024年4月2日). 2024年4月6日閲覧。
  52. ^ 小幡 和輝 / ゲムトレ代表 [@nagomiobata] (2024年6月23日). "日本棋院で開催された囲碁の段位認定大会でなんとか勝ち越しまして五段認定いただきました!". X(旧Twitter)より2024年6月24日閲覧
  53. ^ 不登校から高校生社長へ。自分の実体験を本にして、日本中の学校に配りたい!”. GoodMorning. 2023年11月5日閲覧。

外部リンク

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