市立小諸高原美術館・白鳥映雪館
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市立小諸高原美術館・白鳥映雪館 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 市立小諸高原美術館・白鳥映雪館[1] |
事業主体 | 小諸市 |
管理運営 | 小諸市教育委員会[1] |
建物設計 | 布矢建築事務所[2] |
延床面積 | 2213.23 m2 [2] |
開館 | 1998年10月7日[3] |
所在地 |
〒384-0041 長野県小諸市大字菱平2805番地1[1] |
位置 | 北緯36度20分38.3秒 東経138度25分13.4秒 / 北緯36.343972度 東経138.420389度座標: 北緯36度20分38.3秒 東経138度25分13.4秒 / 北緯36.343972度 東経138.420389度 |
アクセス |
小諸駅からタクシーで10分[4] 小諸ICから車で5分[4] |
外部リンク | 小諸市ウェブサイト |
プロジェクト:GLAM |
市立小諸高原美術館・白鳥映雪館(しりつこもろこうげんびじゅつかん・しらとりえいせつかん)は、長野県小諸市にある美術館[5][6]。
概要
[編集]小諸市中心市街地の北西、飯綱山山頂付近に位置する。地元・小諸義塾ゆかりの水彩画家である丸山晩霞、三宅克己、小山周次らの作品を始め、地元出身の画家・白鳥映雪の作品を展示している[3]。1998年(平成10年)10月7日、「地域文化の集大成と美術振興の拠点」(引用)として開館[3]。これに先だって1995年(平成7年)、白鳥映雪は作品195点を寄贈した[7]。
建物設計は設計競技を経て選出された布矢建築事務所が担当。構造は鉄筋コンクリート構造(一部鉄骨構造)である[2]。館内は第一展示室、第二展示室、研修施設(生涯学習センター)、管理施設、白鳥映雪館からなる。特に白鳥映雪館は高さ27メートルの六角錐の塔となっており、当館のシンボルとして[3]、遠方から見て分かりやすいよう考慮して設計されている[8]。生涯学習センターは市民展示室・学芸室・陶芸室・絵画室からなり[3]、「まなびのまち造形講座」と題して絵画や書道といった各種講座を開催している[9]。
周辺は中世の時代に小諸城の前身・鍋蓋城の支城として築かれた山城「富士見城」(大室城)の城跡であり、石垣や曲輪が残る[10]。眺望に優れ、浅間山や蓼科山、八ヶ岳、好条件下であれば富士山を望むことができる[11]。現在は「飯綱山公園」として整備され、ドッグランのほか、ワイナリーやショップ・レストランからなる複合施設の「スタラス小諸」が2023年(令和5年)に開業している[12]。
主な収蔵作品
[編集]- 丸山晩霞「外国風景」[13]
- 三宅克己「桜の紅葉」[13]
- 小山周次「りんごとみかん」[13]
- 矢島貞男「浅間残雪」[13]
- 内堀功「愛情」[13]
- 内堀一男「浅間山」[13]
- 佐藤利平「馬鈴薯」[13]
- 北沢収治「山峡」[13]
- 白鳥映雪「生家」、「立秋」、「菊慈童」[14]
利用情報
[編集]公式ウェブサイトによる[3]。
- 開館時間:
- 4月 - 11月(金・土曜日):午前9時から午後6時30分
- 4月 - 11月(金・土曜日以外):午前9時から午後5時
- 12月 - 3月:午前9時から午後4時
- 休館日:月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始(12月29日 - 1月3日)、展示替え期間
- 観覧料:有料
交通アクセス
[編集]- 公共交通機関
- JRおよびしなの鉄道・小諸駅からタクシーで約10分間[4]。
- 自家用自動車
- 上信越自動車道・小諸インターチェンジから自動車で約5分間[4]。28台分の無料駐車場のほか、別途周辺施設と共用の駐車場がある[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c “市立小諸高原美術館・白鳥映雪館条例”. 小諸市 (2020年4月1日). 2023年12月23日閲覧。
- ^ a b c “小諸高原美術館”. 布矢建築事務所. 2023年12月23日閲覧。
- ^ a b c d e f “美術館について”. 小諸市 (2023年3月17日). 2023年12月23日閲覧。
- ^ a b c d “市立小諸高原美術館・白鳥映雪館(アクセスマップ)”. 小諸市 (2021年9月13日). 2023年12月23日閲覧。
- ^ “市立小諸高原美術館・白鳥映雪館 ”. Mapion電話帳. ONE COMPATH. 2023年12月23日閲覧。
- ^ a b “市立小諸高原美術館・白鳥映雪館”. CULTURE.NAGANO. 長野県文化振興事業団アーツカウンシル推進局. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “小諸出身の日本画家 白鳥映雪”. 小諸市 (2019年3月28日). 2023年12月23日閲覧。
- ^ “小諸高原美術館・白鳥映雪館”. 縁JOY!小諸. まちづくり小諸、カクイチ、ニューラルポケット、こもろ観光局. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “生涯学習センター(概要)”. 小諸市 (2021年9月13日). 2023年12月23日閲覧。
- ^ “富士見城(大室城)跡”. こもろ観光局. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “市立小諸高原美術館”. アイエム[インターネットミュージアム]. 丹青社. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “小諸市にワイナリー・ショップ・レストランの複合施設「STARRACE KOMORO(スタラス小諸)」3/20(月)グランドオープン!@長野県”. Web Komachi (長野こまち). (2023年2月14日) 2023年12月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “収蔵作品(小諸高原美術館・白鳥映雪館)”. 小諸市 (2019年4月22日). 2023年12月24日閲覧。
- ^ “白鳥映雪館(概要)”. 小諸市 (2019年9月14日). 2023年12月24日閲覧。
- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2023年12月24日閲覧。
関連文献
[編集]- 『信州美術館と作家たち』 美術年鑑社、1998年。
- 『長野県ミュージアムガイド』 長野県博物館協議会、2017年。
外部リンク
[編集]- 市立小諸高原美術館・白鳥映雪館 - 小諸市
- 飯綱山公園 - 小諸市
- STARRACE KOMORO スタラス小諸