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梅野記念絵画館・ふれあい館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
Umeno Memorial Picture Gallery
· Fureai Hall[1]
明神池対岸より望む
地図
施設情報
前身 北御牧村立梅野記念絵画館・ふれあい館
事業主体 東御市
所在地 長野県東御市八重原935-1
外部リンク www.umenokinen.com
プロジェクト:GLAM
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地図

地図
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東御市梅野記念絵画館・ふれあい館(うめのきねんかいがかん・ふれあいかん)は、1998年(平成10年)に開館した長野県東御市立の総合交流施設(美術館相当施設)である。旧称「北御牧村立梅野記念絵画館・ふれあい館」。

芸術むら公園内にあり[2]、ホールとともに「東御市総合交流促進施設」を成す[3]

概要

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美術品コレクターであった梅野隆および梅野満雄(隆の父)のコレクションを主な収蔵品としている。久留米市出身の梅野満雄は青木繁坂本繁二郎と同郷であり交友が深かったことから、二人に関する資料も展示している。梅野家は八女大地主で、満雄は上京中の青木の生活を助け、没後すぐに遺作30点を遺族から買い取り、遺作展を開催、坂本にはアトリエ用地を提供するなど、両者を無名時代から支援した[4]

ふれあい館では市民による展覧会や企画展が開催される。今後は、梅野コレクションを継承しながら、東御市立の絵画館および総合交流促進施設として、地域に根付いた展覧会やイベントを開催していく予定。

秋頃には火のアートフェスティバル、天空の芸術祭などのイベントが開催され、会場には2万人近い来場者が訪れる。

その他

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梅野満雄の収集した青木繁の作品群が、石橋正二郎ブリヂストンの創業者)のコレクション(久留米市美術館収蔵)の元となっている。[5]

歴史

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  • 1998年 -「北御牧村立梅野記念絵画館・ふれあい館」として開館。
  • 2004年 - 自治体の合併に伴い名称を「東御市梅野記念絵画館・ふれあい館」へ変更。

施設

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  • 梅野記念絵画館 - 収蔵された資料(後述)の展示のほか、企画展を開催。
  • ふれあい館 - 主に市民による作品展、企画展を開催。
  • ミュージアムショップ
  • カフェ
  • ホール - 講演会のほか、市民によるコンサートを開催している。

企画展

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  • 私の愛する一点展

収蔵品

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近代日本の物故作家の作品を中心に、近代画家の作品を中心に収蔵している。梅野隆の父である満雄が、青木繁、坂本繁二郎との交友が深かったことから、青木繁に関する資料や書簡の展示も行なっている。[6]

主な収蔵作家

脚注

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出典

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  1. ^ Art Village Park” (英語). 信州とうみ観光協会. 2019年6月6日閲覧。
  2. ^ アクセス案内”. 梅野記念絵画館・ふれあい館. 2019年3月30日閲覧。
  3. ^ 東御市総合交流促進施設条例”. 東御市 (2018年4月1日). 2019年3月30日閲覧。
  4. ^ 『収蔵作品を中心に 青木繁・坂本繁二郎と梅野三代展』図録、2020年2月、東御市梅野記念絵画館
  5. ^ 青木繁と坂本繁二郎「能面」は語る. 丸善株式会社. (1995.3.30). ISBN 4-621-06022-8 
  6. ^ 北御牧村立梅野記念絵画館図録. 印象社. (1998.4.28) 

関連施設

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  • アートヴィレッジ明神館 - 宿泊施設
  • 丸山晩霞記念館 - 東御市内の美術館。同市出身の水彩画家、丸山晩霞の作品を収蔵。
  • 東御市文化会館
  • 雷電生家

外部リンク

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