志摩ロードパーティ
志摩ロードパーティ | |
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開催地 | 日本・三重県志摩市 |
開催時期 | 4月 |
種類 | ロードコース |
距離 | ハーフマラソン・10km |
創立 | 2005年 |
スポンサー | 近畿日本鉄道・ダイドードリンコ・三井住友海上火災保険 |
公式サイト | shima.roadparty.jp/ |
志摩ロードパーティ (しまロードパーティー)は、三重県の志摩市で行われるハーフマラソン大会。志摩スペイン村を主会場とする。
的矢湾を望み沿道の景色は良いが、スタートから5㎞近く上り坂が続くなど、日本屈指の難コースである[1]。コースの高低差は100mにもなる[2]。また伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの協力で、障碍者専用コースも設けている[2]。
沿革
[編集]志摩市が2004年10月1日に誕生した事を記念し、2005年1月10日に「志摩市ロードパーティ」として行われたマラソン大会であり、記念大会であるので一回限りの大会として企画された[3][4]。走りながら伊勢志摩国立公園の風景が楽しめるだけでなく、前夜祭や当日イベントもあり、マラソン以外に志摩地方の祭りとしても楽しめるよう配慮されていた[3][4]。市が立ち並び、志摩地方の郷土料理が振舞われたり、ステージイベントも行われた[3][4]。
フルマラソンだけでなく、子供や身体障害者なども参加出来る5kmのマラソンや1.5kmのジョギングも開催した[3][4]ため「ロードパーティ」と名づけた。発着地点はともやま公園で北海道から沖縄県まで618人が参加した[4]。
第二回
[編集]当初は一回限りの大会であったが、景色や郷土料理も含め概ね好評であり、その成功を受けて、2006年4月23日に「志摩ロードパーティハーフマラソン2006」として、実質的に二回目の大会が行われている[5]。名前のとおり、最も長いコースをハーフマラソンとした上に、10km、5km、3kmのマラソンおよび9kmのウォーキングのコースを設け、幅広い参加者の獲得を目指した。この回から会場を志摩スペイン村を中心とする磯部町内とした[6]。
ゲストに千葉真子[6]、金哲彦らが招かれた。この回から近畿日本鉄道が大会実行委員会に参画し、約4,300人が参加した[7]。
その後
[編集]2007年4月22日に第3回が開催され、ハーフマラソンと10㎞・3㎞のランニング、8kmのウォーキングが実施され、前回に続き千葉真子がゲストに呼ばれた[8]。またこの大会では鵜方駅前で空き店舗を利用したフリーマーケットが開催された[9]。その後も毎年4月に開催されている[10][11][12][13][14][2][15][16]。
しかし、2016年は5月26日・5月27日に開催の『第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)』準備期間中の為、従来の4月開催を断念。約7か月後の11月13日に開催へ変更[17]。走るタレントとして有名な森脇健児をゲストに迎え、初の秋開催となった。2017年は従来通り4月に開催される(この年は16日)[16]。さらに2020年はコロナ拡大で中止。
各回の参加人数
[編集]最多出場者数は■赤色、最小出場者数は■青色(開催中止を除く)で示した。
年 | 2005[11] | 2006[11] | 2007[11] | 2008[11] | 2009[11] | 2010[18] | 2011[12] | 2012[13] | 2013[14] | 2014[2] |
参加者(人) | 680 | 4,281 | 4,830 | 5,895 | 7,594 | 9,173 | 7,246 | 6,748 | 8,236 | 9,149 |
年 | 2015[15] | 2016[19] | 2017[19] | 2018[19] | 2019[19] | 2020[20] | ||||
参加者(人) | 7,294 | 4,348 | 6,464 | 6,466 | 6,254 | 中止 |
脚注
[編集]- ^ 「ラン♪ラン♪Run! NPO法人ニッポンランナーズ斉藤太郎ヘッドコーチ指導 前傾姿勢で坂もスイスイ」朝日新聞2013年5月26日付朝刊、名古屋版7ページ
- ^ a b c d “景色は美しいが走るには厳しい-「志摩ロードパーティ」が10周年”. 伊勢志摩経済新聞 (2014年4月21日). 2016年5月15日閲覧。
- ^ a b c d 「志摩市誕生を祝いランニング大会 1月10日、参加者募集」朝日新聞2004年12月4日付朝刊、三重版28ページ
- ^ a b c d e 「冬の志摩路、健脚競う 5町合併記念ランニングに618人」朝日新聞2005年1月13日付朝刊、三重版26ページ
- ^ 「来年4月23日も旧磯部町で開催 志摩ロードパーティー」朝日新聞2005年11月12日付朝刊、三重版31ページ
- ^ a b 「薫風の季節 走る 23日志摩で4200人」朝日新聞2006年4月21日付朝刊、三重版22ページ
- ^ 岡本真幸「新ホテル■セラピー施設■温泉開発 女性・シニアに照準 近鉄 伊勢志摩新事業 総額60億円、3年計画」朝日新聞2006年5月11日付朝刊、三重版30ページ
- ^ 「ランニング大会志摩で来春開催 千葉真子さん参加」朝日新聞2006年12月21日付朝刊、三重版26ページ
- ^ 「フリマで商店街活性化 近鉄鵜方駅前 22日、空き店舗使い」朝日新聞2007年4月10日、三重版26ページ
- ^ “春の志摩でマラソン大会-「志摩ロードパーティ」に5,895人”. 伊勢志摩経済新聞 (2008年4月20日). 2016年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “マラソン参加者増加でボランティアスタッフ急募-「志摩ロードパーティ」”. 伊勢志摩経済新聞 (2010年3月8日). 2016年5月15日閲覧。
- ^ a b “マラソン大会「志摩ロードパーティ」参加者7,246人、障害者もボランティアも輝く”. 伊勢志摩経済新聞 (2011年4月23日). 2016年5月15日閲覧。
- ^ a b “強風で橋から落下しないようにコース変更-マラソン大会「志摩ロードパーティ」”. 伊勢志摩経済新聞 (2012年4月22日). 2016年5月15日閲覧。
- ^ a b “マラソン大会「志摩ロードパーティ」、的矢湾と太平洋を一望するコース走る”. 伊勢志摩経済新聞 (2013年4月22日). 2016年5月15日閲覧。
- ^ a b “「志摩ロードパーティ」ハーフマラソンなどに参加者7294人”. 伊勢志摩経済新聞 (2015年4月20日). 2016年5月15日閲覧。
- ^ a b ““お菓子パーティラン”も 三重「志摩ロードパーティ」4000人快走! ゲストランナーは森脇健児さん”. 産経新聞(産経ニュース) (2016年11月14日). 2017年2月26日閲覧。
- ^ 志摩ロードパーティ2016 秋の伊勢志摩うまいもんラン
- ^ “志摩市観光振興計画(案)”. 志摩市 (2015年2月). 2017年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月9日閲覧。
- ^ a b c d “令和2年志摩市観光統計(令和2年1月1日〜令和2年12月31日)”. 志摩市産業振興部観光課. 2021年7月9日閲覧。
- ^ “【開催中止】志摩ロードパーティハーフマラソン2020”. RUNNET. アールビーズ. 2021年7月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- ウェルネスリゾート志摩ロードパーティ ハーフマラソン
- デジタル大辞泉プラス『志摩ロードパーティハーフマラソン』 - コトバンク