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志摩神明駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
志摩神明駅
駅入口(2012年8月)
しま しんめい
Shima-Shimmei
M91 鵜方 (1.8 km)
(1.4 km) 賢島 M93
地図
所在地 三重県志摩市阿児町神明1158-3
北緯34度18分58.33秒 東経136度49分47.91秒 / 北緯34.3162028度 東経136.8299750度 / 34.3162028; 136.8299750座標: 北緯34度18分58.33秒 東経136度49分47.91秒 / 北緯34.3162028度 東経136.8299750度 / 34.3162028; 136.8299750
駅番号  M92 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 M 志摩線
キロ程 23.1km(鳥羽起点)
伊勢中川から64.6 km
電報略号 シンメ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
113人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1929年昭和4年)7月23日
備考 無人駅(乗車駅証明書発行機 有)
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志摩神明駅(しましんめいえき)は、三重県志摩市阿児町神明にある、近畿日本鉄道(近鉄)志摩線である。駅番号はM92

歴史

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年表

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備考

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1989年の近鉄公式発表では京都線宮津車庫とともに当駅付近に車庫を設置する計画を表明した[10]が、宮津車庫は計画通り完成したのに対して、神明車庫はその後の輸送需要の変化などから計画は中止された[11](なお志摩磯部駅に引上線を2本設置している)。

駅構造

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島式ホーム1面2線を持つ地上駅[11]。ホーム有効長は2両。駅舎は設けられておらず[12]、直接ホーム賢島寄りからスロープで出入りする形になっている[11]。ホームにはベンチが設置されている[12]

鳥羽駅管理の無人駅乗車駅証明書発行機が設置されており、PiTaPaICOCAは専用の簡易改札機による対応となっている[11]

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 M 志摩線 下り 賢島方面
2 上り 伊勢中川白塚方面

のりば番号は構内の案内サインに記載がなく、列車接近時の自動放送でのみ呼称されている。

利用状況

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「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り[13]

年度 1日平均
乗車人員
1997年 185
1998年 186
1999年 182
2000年 205
2001年 177
2002年 167
2003年 159
2004年 138
2005年 114
2006年 105
2007年 90
2008年 101
2009年 99
2010年 92
2011年 85
2012年 81
2013年 84
2014年 80
2015年 95
2016年 104
2017年 101
2018年 110
2019年 113
2020年 99

志摩神明駅の利用状況の変遷を下表に示す[14]

  • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
  • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である[15]。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する[16]
  • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(志摩神明駅)
年度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果:人/日 特記事項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1958年(昭和33年) 36,840 ←←←← 61,154 97,994      
1959年(昭和34年)   ←←←←          
1960年(昭和35年)   ←←←←          
1961年(昭和36年)   ←←←←          
1962年(昭和37年)   ←←←←          
1963年(昭和38年)   ←←←←          
1964年(昭和39年)   ←←←←          
1965年(昭和40年) 50,640 ←←←← 42,357 92,997      
1966年(昭和41年) 53,700 ←←←← 59,436 113,136      
1967年(昭和42年) 51,060 ←←←← 42,207 93,267      
1968年(昭和43年) 42,720 ←←←← 40,981 83,701      
1969年(昭和44年) 39,390 ←←←← 34,288 73,678     改良工事のため営業休止(バス代行)
1970年(昭和45年) 42,600 ←←←← 33,642 76,242     標準軌化し営業再開
1971年(昭和46年) 47,340 ←←←← 30,402 77,742      
1972年(昭和47年) 48,120 ←←←← 30,983 79,103      
1973年(昭和48年) 50,550 ←←←← 25,736 76,286      
1974年(昭和49年) 50,490 ←←←← 27,264 77,754      
1975年(昭和50年) 53,250 ←←←← 25,581 78,831      
1976年(昭和51年) 56,370 ←←←← 23,878 80,248      
1977年(昭和52年) 53,160 ←←←← 22,824 75,984      
1978年(昭和53年) 58,290 ←←←← 23,017 81,307      
1979年(昭和54年) 56,550 ←←←← 21,257 77,807      
1980年(昭和55年) 53,010 ←←←← 19,573 72,583      
1981年(昭和56年) 57,120 ←←←← 18,035 75,155      
1982年(昭和57年) 56,190 ←←←← 17,857 74,047 11月16日 379  
1983年(昭和58年) 49,020 ←←←← 17,287 66,307 11月8日 414  
1984年(昭和59年) 47,100 ←←←← 17,961 65,061 11月6日 281  
1985年(昭和60年) 44,730 ←←←← 18,000 62,730 11月12日 313  
1986年(昭和61年) 49,650 ←←←← 17,220 66,870 11月11日 330
1987年(昭和62年) 53,610 ←←←← 16,283 69,893 11月10日 354  
1988年(昭和63年) 55,080 ←←←← 14,683 69,763 11月8日 341  
1989年(平成元年) 59,850 ←←←← 14,505 74,355 11月14日 334  
1990年(平成2年) 58,320 ←←←← 11,285 69,605 11月6日 368  
1991年(平成3年) 61,860 ←←←← 11,174 73,034      
1992年(平成4年) 54,900 ←←←← 11,535 66,435 11月10日 371  
1993年(平成5年) 57,450 ←←←← 10,809 68,259      
1994年(平成6年) 61,050 ←←←← 13,916 74,966      
1995年(平成7年) 57,000 ←←←← 13,083 70,083 12月5日 397  
1996年(平成8年) 61,440 ←←←← 11,873 73,313      
1997年(平成9年) 56,010 ←←←← 11,528 67,538      
1998年(平成10年) 57,150 ←←←← 10,798 67,948      
1999年(平成11年) 57,390 ←←←← 9,329 66,719      
2000年(平成12年) 65,640 ←←←← 9,209 74,849      
2001年(平成13年) 56,130 ←←←← 8,524 64,654      
2002年(平成14年) 53,160 ←←←← 7,960 61,120      
2003年(平成15年) 50,730 ←←←← 7,294 58,024      
2004年(平成16年) 42,600 ←←←← 7,784 50,384      
2005年(平成17年) 34,290 ←←←← 7,356 41,646 11月8日 276  
2006年(平成18年) 30,570 ←←←← 7,592 38,162      
2007年(平成19年) 25,770 ←←←← 7,054 32,824      
2008年(平成20年) 29,430 ←←←← 7,353 36,783 11月18日 248  
2009年(平成21年) 28,860 ←←←← 7,396 36,256      
2010年(平成22年) 26,310 ←←←← 7,323 33,633 11月9日 273  
2011年(平成23年) 23,580 ←←←← 7,659 31,239      
2012年(平成24年) 22,380 ←←←← 7,309 29,689 11月13日 206  
2013年(平成25年) 22,620 ←←←← 8,050 30,670      
2014年(平成26年) 22,380 ←←←← 6,961 29,341      
2015年(平成27年)   ←←←←     11月10日 249  
2016年(平成28年) ←←←←
2017年(平成29年) ←←←←      
2018年(平成30年)   ←←←←     11月13日 307  
2021年(令和3年)   ←←←←     11月9日 234  
2022年(令和4年)   ←←←←     11月8日 222  
2023年(令和5年)   ←←←←     11月7日 224  

駅周辺

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当駅から海まで約300mである。

  • 志摩神明神社
  • 志摩市立神明小学校 - 当駅から徒歩約10分、最寄りの津波避難所となっている[12]

隣の駅

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近畿日本鉄道
M 志摩線
鵜方駅 (M91) - 志摩神明駅 (M92) - 賢島駅 (M93)

脚注

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  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  2. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、354-356頁。全国書誌番号:21906373 
  3. ^ a b 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、436頁。全国書誌番号:21906373 
  4. ^ 新たに志摩線10駅および西信貴ケーブル高安山駅でICカードサービスを導入!近鉄の鉄道全駅(生駒ケーブルを除く)でPiTaPa、ICOCAなどICカードをご利用いただけるようになります。”. KINTETSU NEWS RELEASE. 近畿日本鉄道秘書広報部 (2015年6月3日). 2015年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月13日閲覧。
  5. ^ 伊勢志摩サミット開催に伴う運転休止について 近鉄 2016年4月15日
  6. ^ 「賢島の規制開始5月21日で調整」中日新聞2016年3月29日付朝刊、10版1ページ
  7. ^ 「静寂の賢島 高まる緊張 消えた観光客 目立つ警察官」中日新聞2016年5月22日付朝刊、社会面
  8. ^ 「伊勢志摩サミット」賢島への出入り規制 島民は厳重な手荷物検査受ける 2016年05月21日”. 伊勢志摩経済新聞 (2016年5月21日). 2016年5月23日閲覧。
  9. ^ a b シャトルバス(外務省運用)』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道。オリジナルの2016年8月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160804050133/http://www.kintetsu.co.jp/railway/shuttlebus.pdf2016年8月29日閲覧 
  10. ^ 近畿日本鉄道配布「きんてつ」1989年7月号
  11. ^ a b c d 朝日新聞出版(2014):29ページ
  12. ^ a b c 中川透「交通網 速く安全に輸送模索」朝日新聞2004年1月17日付朝刊、大特集C大阪版36ページ
  13. ^ 三重県統計書 - 三重県
  14. ^ 出典:三重県統計書各年度版 近鉄広報発行パンフレット「きんてつ」
  15. ^ 駅別乗降人員 山田線・鳥羽線・志摩線 - 近畿日本鉄道
  16. ^ 近鉄志摩線(2015年11月10日調査) - 近畿日本鉄道

参考文献

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  • 『週刊私鉄全駅・全車両基地 No.06 近畿日本鉄道②』朝日新聞出版、2014年1月26日、35p. 全国書誌番号:22347638

関連項目

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外部リンク

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