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斯波 忠夫(しば ただお、1908年(明治41年)4月9日[1][2] - 1988年(昭和63年)5月25日[1][2])は、昭和時代の日本の化学者。
東京府出身[1][2]。東京帝国大学理学部卒業[2]。1953年(昭和28年)東京工業大学教授、1968年(昭和43年)同大学長となる[1][2]。翌年の1969年(昭和44年)5月、長期学生ストなどの責任を取り辞任[2]。触媒の研究で1964年(昭和39年)石油学会賞を受賞[1]。ほか、石油学会理事・同会長、学術奨励審議会専門委員、触媒学会会長、有機合成化学協会会長などを歴任した[1][2]。
- 単著
- 『触媒化学概論』共立出版、1956年。
- 『単位反応工程 : 気体および気・液反応』広川書店、1957年。
- 共著
- 勲章等
東京科学大学学長(東京工業大学長:事務取扱/第8代:1968年/1968年 - 1969年) |
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前身諸学校・大学長 |
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- 初代 中村幸之助 1929-1942
- 第2代 八木秀次 1942-1944
- 事務取扱 渡辺孫一郎 1944
- 第3代 和田小六 1944-1952
- 事務取扱 山本勇 1952
- 第4代 内田俊一 1952-1958
- 第5代 山内俊吉 1958-1962
- 第6代 大山義年 1962-1966
- 第7代 實吉純一 1966-1968
- 事務取扱/第8代 斯波忠夫 1968/1968-1969
- 事務取扱/第9代 加藤六美 1969/1969-1973
- 第10代 川上正光 1973-1977
- 第11代 齋藤進六 1977-1981
- 第12代 松田武彦 1981-1985
- 第13代 田中郁三 1985-1989
- 第14代 末松安晴 1989-1993
- 第15代 木村孟 1993-1997
- 第16代 内藤喜之 1997-2001
- 第17代 相澤益男 2001-2007
- 第18代 伊賀健一 2007-2012
- 第19代 三島良直 2012-2018
- 第20代 益一哉 2018-2024
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