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新善光寺 (長浜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新善光寺
所在地 滋賀県長浜市西上坂799番地
位置 北緯35度24分20.8秒 東経136度18分55秒 / 北緯35.405778度 東経136.31528度 / 35.405778; 136.31528座標: 北緯35度24分20.8秒 東経136度18分55秒 / 北緯35.405778度 東経136.31528度 / 35.405778; 136.31528
宗旨 時宗
宗派 時宗御影堂派
寺格 別格本寺(近代)、御影堂派本山(近世)
本尊 阿弥陀如来立像
別称 御影堂、五条御影堂
文化財 木造地蔵菩薩半跏像(重要文化財)、『一遍聖絵』御影堂本(流出)
法人番号 1160005004161 ウィキデータを編集
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新善光寺(しんぜんこうじ)は、滋賀県長浜市にある仏教寺院時宗。御影堂(みえどう)として知られた。

概略と沿革

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天長年間(824年834年)に檀林皇后弘法大師を招請して開山したという。弘安7年(1284年)、後嵯峨天皇の皇子である王阿上人が再興し、時宗としたと伝える[1]。六条左女牛にあったが、後に五条大橋の袂に移った。太平洋戦争中に疎開のため現在の滋賀県長浜市に移転した。旧地は現在「御影堂町」「御影堂前町」の町名として残っている。

時宗十二派の中では時宗御影堂派の本山であった。末寺はなく、寺の周辺に妻帯の塔頭が多数存在していた。塔頭の人たちが副業として「御影堂扇」を作って販売していた[2]。現在の土産物産業の基礎となっている[3]

当寺が六条道場歓喜光寺に隣り合って位置していた時の縁で、『一遍聖絵』を借り受けて複写したのが『一遍聖絵』御影堂本である。近代に入って流出し、前田侯爵家を経て尊経閣文庫奈良県山林王が所有している。

文化財

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重要文化財(国指定)

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鎌倉時代のものと推定される[4]

交通アクセス

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西日本旅客鉄道北陸本線長浜駅より路線バスで約20分、千草東バス停留所で下車徒歩5分

脚注

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  1. ^ 国際日本文化研究センター
  2. ^ 国際日本文化研究センター
  3. ^ 京扇堂
  4. ^ 国指定文化財等データベース