新潟県道45号佐渡一周線
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主要地方道 | |
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新潟県道45号 佐渡一周線 主要地方道 佐渡一周線 | |
路線延長 | 167.2 km |
実延長 | 167.0733 km |
制定年 | 1994年 |
起点 | 佐渡市【北緯38度0分24.4秒 東経138度18分20.7秒 / 北緯38.006778度 東経138.305750度】 |
終点 | 佐渡市【北緯37度49分30.7秒 東経138度12分31.8秒 / 北緯37.825194度 東経138.208833度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道350号 新潟県道31号相川佐和田線 新潟県道81号佐渡縦貫線 新潟県道65号両津真野赤泊線 |
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新潟県道45号佐渡一周線(にいがたけんどう45ごう さどいっしゅうせん)は、新潟県佐渡市を通る県道(主要地方道)である。
概要
[編集]佐和田地区を起点として佐渡島を海岸線に沿って時計回りに外周し、小木地区西端の江積地区に至る主要道路。海岸線沿いには主要港湾や中小の漁港がある他、景勝地など観光拠点も点在する。しかし断崖を抜ける箇所等、幅員が非常に狭隘な箇所も多い。路線名は「一周」となっているが江積~佐和田間は県道45号となっていない区間があり、起点と終点はつながっていない。
路線延長は167.2 kmで、日本一長い主要地方道である[1]。
路線データ
[編集]- 起点 - 佐渡市窪田字砂原860番1(窪田交差点、国道350号交点)[2]
- 終点 - 佐渡市江積370番2[3]
- 総延長 - 167.1633 km[1]
- 実延長 - 167.0733 km[4][注釈 1]
歴史
[編集]- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省(現・国土交通省)から、県道相川佐和田線の一部・県道両津鷲崎佐和田線・県道両津赤泊小木線・県道小木隆起岩線・県道沢崎椿尾線が佐渡一周線として主要地方道に指定される[5]。
- 1994年(平成6年)4月1日 - 新潟県が県道45号佐渡一周線(佐渡郡佐和田町~佐渡郡真野町)を認定[6]。道路区域(佐渡郡佐和田町大字窪田字砂原860番1から同郡小木町大字沢崎124番2まで、延長169,965.10 m、幅員1.00~68.80 m)を決定[2]。県道(主要地方道)両津鷲崎佐和田線[注釈 2]、県道(主要地方道)両津赤泊小木線[注釈 3]、県道315号小木隆起岩線、県道585号沢崎椿尾線は同日付で廃止[6]。
- 2019年(令和元年)
- 2020年(令和2年)11月12日 - 沢崎工区全線開通[11]。道路区域上の終点が江積まで延伸される[3]。
- 2022年(令和4年)10月31日 - 岩谷口橋新橋開通[12]。
- 2023年(令和5年)8月30日 - 真更川工区の北鵜島大橋が開通[13]。
路線状況
[編集]重複区間
[編集]- 新潟県道81号佐渡縦貫線(佐渡市梅津船場町 - 佐渡市夷二ノ町)
- 国道350号(佐渡市夷二ノ町 - 佐渡市両津支所前)
- 国道350号(佐渡市木野浦 - 佐渡市小木町(終点))
バイパス・道路改良
[編集]- 外海府海岸南道路
- 鹿ノ浦バイパス
- 外海府海岸北道路
- 内海府海岸道路
- 黒姫バイパス
- 東海岸道路
- 原黒バイパス(2019年11月14日開通[9])
- 前浜北道路
- 柿野浦バイパス
- 沢崎工区
- 沢崎 - 江積間の延長1.92 km[11]
別名・通称
[編集]- 本線(窪田 - 沢根)
- 沢根街道(さわねかいどう)(窪田 - 沢根)
- 七浦海岸線(ななうらかいがんせん)(沢根 - 相川下戸)
主要橋梁
[編集]- 海府大橋
- 黒姫大橋
- 長者ヶ橋
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 交差する場所 |
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国道350号 | 窪田交差点 / 起点 |
新潟県道31号相川佐和田線 | 沢根 |
新潟県道31号相川佐和田線・新潟県道463号白雲台乙和池相川線 / 大佐渡スカイライン | 相川大間町 |
新潟県道81号佐渡縦貫線 | 高千 |
新潟県道81号佐渡縦貫線(夷二ノ町交差点まで重複) | 梅津船場町 |
国道350号(重複区間起点) | 夷二ノ町交差点 |
国道350号(重複区間終点) | 両津支所前交差点 |
新潟県道65号両津真野赤泊線 | 両津支所前交差点 |
新潟県道319号赤玉両津港線 | 河崎 |
新潟県道319号赤玉両津港線 | 赤玉 |
新潟県道181号多田皆川金井線 | 多田 |
新潟県道65号両津真野赤泊線 | 赤泊 |
新潟県道81号佐渡縦貫線 | 大橋 |
国道350号(重複区間起点) | 木野浦 |
国道350号(重複区間終点) | 小木町 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 佐藤健太郎「最長・最短県道」『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年10月20日、139頁。ISBN 978-4-06-288282-8。
- ^ a b “道路区域決定(平成6年新潟県告示第1090号)”, 新潟県報 (新潟県) 第25号: pp. 816-819, (1994年4月1日)
- ^ a b “道路の区域変更(令和2年新潟県告示第1187号)” (PDF). 新潟県報 号外1号 (令和2年11月12日発行). 新潟県 (2020年11月12日). 2020年2月28日閲覧。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十1日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ a b “県道路線認定・廃止(平成6年新潟県告示第1088号)”, 新潟県報 (新潟県) 第25号: pp. 811-814, (1994年4月1日)
- ^ “昭和47年新潟県告示第1326号”, 新潟県報 (新潟県) 号外: pp. 5-6, (1972年9月19日)
- ^ “道路法の規定による県道の路線認定(昭和33年新潟県告示第421号)”, 新潟県報 (新潟県) 号外: pp. 1-15, (1958年3月28日)
- ^ a b “県道佐渡一周線の東海岸道路原黒工区(通称:原黒バイパス)が11月14日に開通します。” (PDF). 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2019年11月8日). 2019年11月14日閲覧。
- ^ “主要地方道佐渡一周線 松ヶ鼻トンネルが開通します” (PDF). 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2019年12月10日). 2019年12月26日閲覧。
- ^ a b “令和2年11月12日 主要地方道佐渡一周線沢崎工区 が開通します!” (PDF). 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2020年10月28日). 2020年10月28日閲覧。
- ^ “主要地方道 佐渡一周線 岩谷口橋が新しい橋に架替わります”. 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2022年10月25日). 2022年10月27日閲覧。
- ^ “主要地方道 佐渡一周線 北鵜島大橋が開通しました”. 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2023年9月11日). 2023年9月20日閲覧。