コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

景安駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
景安駅
出口
景安
チンアン
Jingan
地図
所在地 中華民国の旗 台湾新北市中和区景安路168号,景平路486号
北緯24度59分38秒 東経121度30分17秒 / 北緯24.99389度 東経121.50472度 / 24.99389; 121.50472
所属事業者 台北大衆捷運股份有限公司
(台北捷運)
新北大衆捷運股份有限公司
(新北捷運)
駅構造 (中和新蘆線)地下駅
(環状線)高架駅
ホーム (中和新蘆線)2面2線
(環状線)2面2線
乗車人員
-統計年度-
#利用状況参照
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
#利用状況参照
-人/日
開業年月日 1998年12月24日
乗入路線 2 路線
所属路線 中和新蘆線
駅番号 O02
キロ程 ? km(南勢角起点)
O01 南勢角
永安市場 O03
所属路線 環状線
駅番号 Y11
キロ程 ? km(大坪林起点)
Y10 景平
中和 Y12
備考 環状線は2023年5月23日以前は台北捷運公司、同日以降南北延伸までは新北捷運公司が運営、延伸時に再協議となる。
テンプレートを表示
景安駅
各種表記
繁体字 景安站
簡体字 景安站
拼音 Jǐng'ān Zhàn
通用拼音 Jǐng-an Jhàn
注音符号 ㄐㄧㄥˇ ㄢ ㄓㄢˋ
ラテン字 Ching-An Chan
発音: チンアン ヂャン
台湾語白話字 Kéng-an chām
台湾語発音: King-an tsām
客家語白話字: Kín-ôn Chhàm
日本語漢音読み けいあんえき
英文 Jingan Station
テンプレートを表示

景安駅(けいあんえき)は台湾新北市中和区にある、台北捷運中和新蘆線環状線駅番号は中和新蘆線がO02、環状線がY11

歴史

[編集]
  • 1998年12月24日 - 中和線開業[1](p328)
  • 2011年5月25日 - 環状線起工[2]
  • 2012年9月30日 - 新荘線忠孝新生駅古亭駅間延伸開業に伴い新荘線蘆洲線との直通運転開始。
  • 2016年11月24日 - 中和線のりばで可動式ホーム柵の供用開始[3]
  • 2019年12月 - 環状線開業予定[4]
  • 2020年
    • 1月19日 - 時間帯限定で無料試乗開始[5]
    • 1月31日 - 開業(10時式典、14時運行開始、2月末までは無料)[6][7]
  • 2023年
    • 1月30日、台北捷運公司が請け負っていた環状線西環段の運営委託契約が満了し、翌日付で資産は新北市側に移転(2期延伸時に改めて全区間の運営権がどちらかに一本化されるまでの暫定処置)したが[8]、本路線の移管には交通部の承認が必要なため、実際の移管完了にはさらに半年程度を要することとなった[9]
    • 5月23日、環状線西環段の運営権について、台北捷運公司から新北捷運公司への移管作業が正式に完了し、交通部の承認も下った[10]

駅構造

[編集]

中和新蘆線は単式ホーム2面2線の地下駅[1]:90。地下4階と地下6階にそれぞれ1面1線ずつある。出入口は1箇所[1]:90

環状線は景安路との交差点東側に位置し[11](p162)相対式ホーム2面2線を備える高架駅[11](p146)フルスクリーンタイプのホームドア設置駅[11](pp157)台64線(八里新店快速道路)の高架の更に上空(高さ20メートル)に幅21.3メートル、全長94.9メートルの駅舎があり、ホームは約80メートル。ホーム以外の駅空間に設定される環状線の駅テーマカラーは「傳訊(橘、Pantone716C)」[12](p91)。出口は中和新蘆線への連絡通路を経て景安路西側に1ヶ所が既存出口兼商業施設と一体化して設置される[11](pp161-163)

駅階層

[編集]
地上
六階
連絡通路層 跨線橋
地上
五階
コンコース層
(1番ホーム方)
身障者用エレベーターコンコース
身障者用エレベーター相対式ホーム 右側のドアが開く
1番線 環状線 板橋新北産業園区方面中和駅
2番線 環状線 大坪林方面景平駅
身障者用エレベーター相対式ホーム 右側のドアが開く
地上
三階
連絡通路層 便所、環状線・中和新蘆線連絡
地面 コンコース層 出入口、コンコース、案内所、自動券売機自動改札機、トイレ(駅改札内)
地下
三階
公務層 地下通路
地下
四階
1番線 中和新蘆線 迴龍蘆洲方面永安市場駅
単式ホーム 左側のドアが開く
地下
六階
2番線 中和新蘆線 南勢角方面(南勢角駅)
単式ホーム 右側のドアが開く

駅出口

[編集]
  • 出口1:景安路(景平路西側)バリアフリー対応エレベータ

利用状況

[編集]

各年度の乗車人員は以下の通り。

利用人員推移
年間 1日平均
乗車 降車 乗降計 出典 乗車 乗降
1998 ※20,623 - - [13] ※計上せず[注 1]
1999 2,461,562 2,220,375 4,681,937 [16] 6,744 12,827
2000 4,418,113 4,167,575 8,585,688 12,104 23,522
2001 4,321,180 4,171,171 8,492,351 計上せず[注 2]
2002 4,623,343 4,659,778 9,283,121 12,667 25,433
2003 4,572,897 4,475,588 9,048,485 12,528 24,790
2004 5,198,640 5,077,832 10,276,472 14,204 28,078
2005 5,508,834 5,406,055 10,914,889 15,093 29,904
2006 5,606,697 5,549,766 11,156,463 15,361 30,566
2007 5,600,304 5,539,540 11,139,844 15,343 30,520
2008 6,055,895 5,945,689 12,001,584 16,546 32,791
2009 6,269,127 6,168,647 12,437,774 17,176 34,076
2010 6,761,164 6,584,309 13,345,473 18,524 36,563
2011 7,316,186 7,148,840 14,465,026 20,044 39,630
2012 7,584,981 7,440,347 15,025,328 20,724 41,053
2013 8,383,273 8,217,757 16,601,030 22,968 45,482
2014 8,765,520 8,590,996 17,356,516 24,015 47,552
2015 8,834,729 8,602,761 17,437,490 24,205 47,774
2016 8,833,340 8,554,386 17,387,726 24,135 47,507
2017 8,774,792 8,533,057 17,307,849 24,041 47,419
2018 8,993,787 8,731,929 17,725,716 24,641 48,564
2019 9,161,345 8,940,430 18,101,775 25,100 49,594
2020 [注 3]8,686,815 [注 4]8,463,744 17,150,559 23,734 46,859
2021 [注 5]6,474,341 [注 6]7,581,328 14,055,669 17,738 38,509
2022 [注 7]7,207,300 [注 8]7,066,591 14,273,891 19,746 39,107

駅周辺

[編集]

隣の駅

[編集]
台北捷運
中和新蘆線
永安市場駅 (O03) - 景安駅 (O02) - 南勢角駅 (O01)
新北捷運
環状線
景平駅 (Y10) - 景安駅 (Y11) - 中和駅 (Y12)

脚注

[編集]

註釈

[編集]
  1. ^ 臺北市統計要覽によると、運賃収受システムが未完成かつ、淡水線および新中線内はそれぞれ初乗り20元、2系統に跨る場合も上限60元の暫定運賃となり[14][15]、乗車数は淡水線が一律20元となっていた12月24日から27日までの4日間が、下車数は全8日間が計上されていない。
  2. ^ 台風ナーリーの影響で9/17-運休、9/19中和線運行再開[1](p122-124、129-130)
  3. ^ 中和線8,686,815+Y環状線0
  4. ^ 中和線7,433,452+Y環状線1,030,292
  5. ^ 中和線6,474,341+Y環状線 0
  6. ^ 中和線6,600,521+Y環状線 980,807
  7. ^ 中和線7,207,300+Y環状線0
  8. ^ 中和線5,980,318+Y環状線1,086,273

出典

[編集]
  1. ^ a b c d 徐榮崇 (2015年12月). 續修臺北市志 卷五 交通志 捷運篇. 臺北市文獻委員會. ISBN 9789860469875. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_104_000157 
  2. ^ 環狀線CF650區段標CF651A土建工程施工標”. 臺北市政府捷運工程局第一區工程處 (2019年12月17日). 2019年12月16日閲覧。
  3. ^ 捷運車站增設月台門工程”. 臺北市建築管理工程處 (2019年3月8日). 2021年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月29日閲覧。
  4. ^ 環狀線年底無法通車 侯友宜:安全第一”. 華視 (2019年12月24日). 2019年12月25日閲覧。
  5. ^ 台北メトロ環状線が19日に試乗スタート、電子乗車券なら無料に”. Taiwan Today (2020年1月17日). 2020年1月18日閲覧。
  6. ^ “捷運環狀線31日通車! 下午2時起正式營運”. Taiwan News. (2020年1月21日). https://www.taiwannews.com.tw/ch/news/3861627 
  7. ^ 台北メトロ環状線、31日に正式開業へ/台湾”. フォーカス台湾 (2020年1月21日). 2020年1月21日閲覧。
  8. ^ “環状線の運営、新北メトロに移管 運行に影響なし”. 中央社 フォーカス台湾. (2023年1月31日). https://japan.focustaiwan.tw/photos/202301315004 
  9. ^ “新北環狀線交接約需半年 人力訓練是主因”. 中央通訊社 (聯合報). (2023年1月30日). オリジナルの2023年1月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230131113511/https://money.udn.com/money/story/5930/6937532 
  10. ^ “移交玩假的? 環狀線支援人力多 議員質疑被新北吃豆腐”. 自由時報. (2023年5月30日). https://news.ltn.com.tw/news/Taipei/paper/1585751 
  11. ^ a b c d 陳幼華、蘇重威、陳世任、史訓瑋 (04 2017). “第3章 環狀線DF112標高架車站建築設計理念”. 中華技術 (財団法人中華顧問工程司) (第114期): pp.114-169. ISSN 18184464. http://www.ceci.org.tw/book/94/web/76-93.pdf 2019年6月8日閲覧。. 
  12. ^ 尹倩妮 (2014-12-31). “流水行雲‧龍遊千里—臺北捷運環狀線(第一階段)之公共藝術”. 捷運技術 (台北市政府捷運工程局) (44期): 76-93. ISSN 18122906. https://books.taipei/publication/detail?id=f8c076a5-af0e-4353-bea3-c91ae3b546fa. 
  13. ^ 臺北市政府主計處 (1999年6月). "捷運淡水線及新中線各站進出人次=Number of Passengers of Rapid Transit for Tamshiu & Hsintien Chungho-by All Stations (1997-1998)". 臺北市統計要覽 (Report) (中華民國87年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. p. 494.
  14. ^ "捷運報喜 新中線二十四日營運通車" (Press release). 台北捷運公司. 24 December 1998. 2000年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  15. ^ "捷運淡水線降價 十一月八日新措施上路" (Press release). 台北捷運公司. 6 November 1998. 2001年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  16. ^ 臺北大眾捷運股份有限公司 (2023年2月16日). “臺北捷運各站進出人次”. 「臺北市交通統計資料庫查詢系統」. 臺北市政府交通局. 2023年5月15日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
台北捷運公司