曽根駅 (大阪府)
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曽根駅 | |
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東口 | |
そね Sone | |
◄HK-43 服部天神 (1.2 km) (0.8 km) 岡町 HK-45► | |
所在地 | 大阪府豊中市曽根東町三丁目1番1号[1] |
駅番号 | HK44 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■宝塚本線 |
キロ程 | 8.7 km(大阪梅田起点) |
駅構造 | 高架駅[2] |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
(特定日)24,053人/日 -2022年- |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均)21,422人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)5月30日 |
曽根駅(そねえき)は、大阪府豊中市曽根東町三丁目にある、阪急電鉄宝塚本線の駅。駅番号はHK-44。 阪急で一番読みの短い駅である。
歴史
[編集]- 1912年(明治45年)5月30日:箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄)の駅として開業[4]。
- 1994年(平成6年)11月6日:上り線が高架駅に移転[2][5]。下り線が地上ホームの1号線、上り線が高架ホームの4号線を使用。
- 1997年(平成9年)11月8日:下り線が高架駅に移転。現行の梅田方面行きホーム島式1面2線を使用[2]。
- 2000年(平成12年)1月29日:新下り線、新下りホーム併用開始[6]。高架化工事が完了。
- 2001年(平成13年)4月25日:高架下商業施設「ティオ阪急曽根」オープン。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅番号導入[7][8]。
駅構造
[編集]待避設備を持つ島式2面4線の高架駅。線形の関係上、奇数号線(1号線と3号線)が主本線、偶数号線(2号線と4号線)が待避線となっている。
のりば
[編集]号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■宝塚本線 | 下り | 宝塚・川西能勢口・石橋阪大前・箕面方面 |
3・4 | 上り | 大阪梅田・神戸・京都・北千里方面 |
- 宝塚側には上下本線に挟まれる形で折り返し線が設置されている。これは立体化事業の際、地上駅時代の設備を復元することが条件とされていたことによるもので、地上駅時代に設定されていた当駅終着列車は現行ダイヤでは設定されていないため、回送列車の折り返し[注 1]や、車両不具合等の列車避難場所として利用されている。なお、現行の配線では下り本線(1号線)からは折り返し線に進入することができないが、地上駅時代は下り本線(現在の1号線に対応)からも折り返し線に進入することが可能な配線となっていた。
- ホームは2階、改札口は1階にある。改札口は1か所のみ。停車する普通と準急は全て8両編成で運行されているが、ホーム有効長は同じ時期に高架化された岡町駅や三国駅とともに10両編成対応である。なお、折り返し線の有効長は8両編成分である。
- 当駅には準急(朝ラッシュ時のみ)が停車するが、1990年代前半までは、当駅に停車する優等列車の設定はなかった。
-
ホーム
-
折り返し線
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の通年平均における1日の乗降人員は21,422人である[9]。
近年の1日の利用状況推移は下記の通り。
年度[注 2] 年次[注 3] |
特定日 | 平日1日平均(2015年次まで) 通年平均(2016年次以降) |
出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | ||
1995年 | 29,466 | 14,769 | 非 公 表 |
[10] | |
1996年 | 28,036 | 14,283 | [11] | ||
1997年 | 27,677 | 13,911 | [12] | ||
1998年 | 28,931 | 14,649 | [13] | ||
1999年 | - | ||||
2000年 | 27,999 | 14,083 | [14] | ||
2001年 | 26,408 | 13,238 | [15] | ||
2002年 | 27,006 | 13,563 | [16] | ||
2003年 | 27,444 | 13,832 | [17] | ||
2004年 | 26,326 | 13,209 | [18] | ||
2005年 | 26,778 | 13,669 | [19] | ||
2006年 | 25,532 | 13,127 | 25,611 | 13,205 | [20][21] |
2007年 | 26,258 | 13,059 | 26,315 | 13,129 | [22][21] |
2008年 | 28,198 | 14,041 | 26,482 | 13,271 | [23][21] |
2009年 | 25,976 | 12,930 | 25,641 | 12,867 | [24][21] |
2010年 | 25,884 | 13,014 | 25,770 | 12,948 | [25][21] |
2011年 | 25,920 | 12,929 | 25,442 | 12,750 | [26][27] |
2012年 | 25,449 | 12,712 | 25,381 | 12,719 | [28][29] |
2013年 | 25,762 | 12,848 | 25,499 | 12,761 | [30][31] |
2014年 | 25,097 | 12,520 | 25,453 | 12,749 | [32][33] |
2015年 | 25,441 | 12,736 | 25,586 | 12,795 | [34][35] |
2016年 | 25,841 | 12,955 | 23,243 | 11,603 | [36][37] |
2017年 | 27,160 | 13,493 | 24,097 | 12,071 | [38][39] |
2018年 | 25,969 | 12,996 | 24,134 | 12,059 | [40][41] |
2019年 | 27,386 | 13,756 | 24,131 | 12,106 | [42][43] |
2020年 | 24,248 | 12,109 | 18,161 | 9,107 | [44][45] |
2021年 | 24,096 | 12,108 | 18,351 | 9,191 | [46][47] |
2022年 | 24,053 | 12,005 | 20,081 | 10,060 | [48][49] |
2023年 | 21,422 | [9] |
駅周辺
[編集]→「曽根 (豊中市)」も参照
駅が開設された当初は田園地帯であったが、大正末から昭和にかけて宅地開発が進み、「西の芦屋、東の曽根」と並び称される邸宅街となった[50]。開発に際しては「住宅地の開発には有力寺院の存在が不可欠」という小林一三(阪急電鉄創始者)の意向を受け、それまで中津にあった東光院(萩の寺)が当地に移されている[50]。
- 豊中市立文化芸術センター
- 豊中市中央公民館
- 芦田ヶ池
- 豊中曽根郵便局
- 東光院(萩の寺)
- 豊中市豊島公園
- 豊中市立第一中学校
- ダイエー曽根店
- そね坂通り(曽根商店街)
- 原田城跡
- 大阪国際空港 - ただしターミナルビルへは当駅からでは遠い。当駅からは滑走路南端の航空機ウォッチングポイントである千里川の土手が近い。また、当駅から同空港への新線が2017年になって検討されている。
- 服部緑地 - 当駅から下記の阪急バス95系統で公園の西側へは「緑地公園西口」下車。公園の東側へは終点の緑地公園駅で下車。当路線が2021年4月1日に開設されるまで、当駅からは長らくタクシーか徒歩でしか行けなかった。
バス路線
[編集]「阪急曽根駅」バス停があり、阪急バスの路線が乗り入れる[51]。
- 25→40系統(豊中市内線) 千里中央 行(阪急豊中駅・柴原口・桜井谷・北緑丘団地経由)
- 38→35系統(豊中市内線) 桃山台駅行(阪急豊中駅・上野西三丁目・東豊中団地前経由)
- 38系統(豊中市内線) 阪急豊中駅 止
- (25・38系統のみ、阪急豊中駅より先の系統番号が変化する)
- 25系統(豊中市内線) 桃山台駅 行(旭ヶ丘・熊野町経由)
- 25系統(豊中市内線) 旭ヶ丘団地前 止(旭ヶ丘経由)
- 38系統(豊中市内線) 桃山台駅 行(熊野町西・東豊中団地前経由)
- 25・38系統(豊中市内線) 津雲台七丁目 行(桃山台駅から上新田経由) 〈平日各1本のみ〉
- 86系統(吹田線) JR吹田 行(服部・小曽根・江坂駅前・阪急豊津・吹田市役所前(阪急吹田)経由)
- 95系統(豊中東西線) 緑地公園駅(西口) 行(履正社高校・北条小学校経由)
- 95系統(豊中東西線) イオンモール伊丹(JR伊丹駅東口) 行(原田中一丁目・クリーンランド経由)※一部はクリーンランド前止め
隣の駅
[編集]- 阪急電鉄
- ■宝塚本線
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、29頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ a b c 『鉄道ジャーナル』第32巻第3号、鉄道ジャーナル社、1998年3月、85頁。
- ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、27頁。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 11号 阪急電鉄 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、14-17頁。ISBN 978-4-02-340141-9。
- ^ “豊中市内 上り線の高架化も”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年9月16日)
- ^ 『阪急コレクション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 1〉、2000年、135頁。ISBN 4-89485-038-9。
- ^ 〜すべてのお客様に、よりわかりやすく〜「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します (PDF) - 阪急阪神ホールディングス、2013年4月30日
- ^ 草町, 義和. “阪急阪神、駅ナンバリングを導入へ…三宮駅は「神戸三宮」に改称”. レスポンス(Response.jp). 2013年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。
- ^ a b “駅別乗降人員|阪急電鉄”. 2024年4月27日閲覧。
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ a b c d e 平成23年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 平成24年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 平成25年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 平成26年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 平成27年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 平成28年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 平成29年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 平成30年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 令和元年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 令和2年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
- ^ 令和3年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ 令和4年豊中市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
- ^ 令和5年豊中市統計書
- ^ a b 山下ルミ子『阪急宝塚線・能勢電鉄 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、22-23頁。ISBN 978-4-7791-1724-4。
- ^ “阪急曽根|路線バス|阪急バス”. 2023年11月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 曽根駅 - 阪急電鉄