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木曽川橋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木曽川橋駅
電化前の様子。
手前に伸びる線路は木曽川港方面の貨物線。
きそがわばし
KISOGAWA-BASHI
里小牧 (1.1 km)
(0.9 km) 木曽川港*
所在地 愛知県一宮市北方町
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 尾西線
キロ程 33.8 km(弥富起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1914年(大正3年)8月4日
廃止年月日 1959年(昭和34年)11月25日
備考 *貨物駅
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木曽川橋駅(きそがわばしえき)は、現在の愛知県一宮市北方町にあった、名古屋鉄道尾西線

歴史

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現在の玉ノ井駅から先にあった廃止区間(玉ノ井駅・木曽川港駅間)に存在した駅である。木曽川港駅は貨物駅であったため、旅客駅としての終点は木曽川橋駅であった。一時期、一ノ宮駅(現名鉄一宮駅)・木曽川橋駅間を木曽川線と称していた。

駅名は1910年明治43年)に架橋された木曽川橋(木製)より。この木曽川橋は1937年昭和12年)に木曽川橋(旧道路法国道12号→新道路法国道22号岐阜県道・愛知県道14号岐阜稲沢線)の架橋により撤去されている。橋脚跡は残っている。木曽川橋から木曽川橋駅までの距離は約300m。

名岐鉄道名岐線(現在の名鉄名古屋本線)の新一宮から岐阜までが1935年(昭和10年)に開通し、同線が全通する以前は名古屋と岐阜を結ぶ路線でもあった。当時は、名古屋側のターミナルであった柳橋駅から木曽川線を直通する急行が運転され、この乗客は終点の木曽川橋駅から木曽川対岸の笠松駅(初代笠松駅。現在の駅より南にあった。笠松駅笠松口駅の項目も参照)までを徒歩(のちにバス)で移動し、そこから再び鉄道で岐阜方面へと向かう、という方式がとられていた。

配線図

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木曽川港駅 - 木曽川橋駅 構内配線略図(1943年)
木曽川港駅 - 木曽川橋駅 構内配線略図(1943年)
新一宮方面
凡例
出典:[1]


現在

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  • 駅跡は民有地になっているが、プラットホームの痕跡がある。かつてのプラットホームの上に民家が建っている。
  • 近くにある北方西保育園のグラウンドに「尾西鉄道木曽川橋駅跡」の説明看板がある。
  • 名鉄名古屋本線木曽川堤駅から南西へ約600m付近である。

脚注

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  1. ^ 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』、アルファベータブックス、2019年、p.184、ISBN 978-4865988475

関連項目

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