本蓮寺 (藤沢市)
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本蓮寺 | |
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所在地 | 神奈川県藤沢市片瀬三丁目4番41号 |
位置 | 北緯35度18分49.4秒 東経139度29分20.9秒 / 北緯35.313722度 東経139.489139度座標: 北緯35度18分49.4秒 東経139度29分20.9秒 / 北緯35.313722度 東経139.489139度 |
山号 | 龍口山[1] |
宗派 | 日蓮宗 |
本尊 | 三宝諸尊 |
創建年 | 推古天皇3年(595年)[1] |
開基 | 義玄[1] |
中興年 | 嘉元年間 |
中興 | 日秀[1] |
法人番号 | 8021005000265 |
本蓮寺(ほんれんじ)は、神奈川県藤沢市片瀬にある日蓮宗の寺院。山号は龍口山。龍口寺輪番八ヶ寺の一つ。旧本山は大本山本圀寺[1](六条門流)。潮師法縁。
歴史
[編集]推古天皇3年(595年)義玄が創建し、その後真言密教の寺院となったと伝わる。元暦元年(1184年)に、源頼朝が源立寿寺として再建したのち、文永8年(1271年)、日蓮が龍ノ口法難の後、休息をとったという伝承が残る。嘉元年間(1303年-1306年)頃、日秀が日蓮宗に改宗し現在に至る。慶安2年(1649年)には江戸幕府より朱印地7石を賜る[1]。
山内
[編集]- 総門(大門) - 2008年(平成20年)再建。江戸時代は仁王門だった。
- 鎌倉殿駒繋松 - 現在の松は二代目で先代は1940年(昭和15年)12月に枝振りが大きく危険な為、切られた。
- 西行法師戻り松 - 2012年(平成24年)12月、大門脇に復興。
- 山門 - 1931年(昭和6年)再建。
- 本堂 - 1931年再建。
- 多宝塔 - 1989年(平成元年)建立。本堂裏稲荷山中腹にある。
- 宗尊親王歌碑 - 鎌倉幕府第六代将軍宗尊親王は、謀反の疑いで解任され帰京の途次当山に参籠、歌会で「帰り来て 又見ん事も 固瀬川 濁れる水の すまぬ世なれば」と詠んだ[2]と伝えられている。その故事にちなみ境内に歌碑が建立された。
その他
[編集]山門前に「写真撮影ご遠慮願います」旨立札あり。撮影する場合は、庫裏にその旨を申告することとなる。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 新編相模国風土記稿 1932, p. 184.
- ^ 新編相模国風土記稿 1932a, p. 182.
参考文献
[編集]- 「深澤庄 本蓮寺」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之105村里部鎌倉郡巻之37、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/99。
- 「深澤庄 片瀬川」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之105村里部鎌倉郡巻之37、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/98。