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松原 (世田谷区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 世田谷区 > 北沢地域 > 松原 (世田谷区)
松原
明大前商店街(2018年2月)
明大前商店街(2018年2月)
松原の位置(東京都区部内)
松原
松原
松原の位置
北緯35度40分6.56秒 東経139度39分0.55秒 / 北緯35.6684889度 東経139.6501528度 / 35.6684889; 139.6501528
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 世田谷区
面積
 • 合計 1.502 km2
人口
2019年(令和元年)9月1日現在)[1]
 • 合計 29,514人
 • 密度 20,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
156-0043[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 世田谷
松原

松原(まつばら)は、東京都世田谷区の一地区である。現行行政地名は松原一丁目から六丁目。郵便番号は156-0043[2]

地理

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東京都世田谷区の北部に位置し、同区北沢地域に含まれる。東に大原羽根木、南に梅丘豪徳寺、西に赤堤、北に杉並区和泉永福下高井戸と接する。

地形は南に向かって下る傾向があり、南端で暗渠化されている北沢川に接する。

鉄道各駅周辺や国道20号沿いに商業地があり、その他は住宅地が多い。北沢警察署・北沢税務署が存し、位置的には世田谷区北沢地域の中心に近い。

地価

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住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、松原4-34-3の地点で51万3000円/m2である。

歴史

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元々武蔵国に属し、1869年明治2年)から品川県1871年(明治4年)から東京府荏原郡松原村となっていた[4]。その後、上北沢村、赤堤村と合併して松沢村となり、東京市編入、住居表示実施等を経て、現在の形となった。上記各鉄道の開業後、急速に宅地化が進んだ。

1926年大正15年)4月青山脳病院が東京市赤坂区青山南町から移転して開院した。この病院は後に斎藤茂吉が院長を務めている。大東亜戦争末期の1945年昭和20年)3月、東京都に譲渡されて東京都立松沢病院分院となり、その後東京都立梅ヶ丘病院に改組されて2010年平成22年)まで同地で診療していた[5]

世帯数と人口

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2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
松原一丁目 4,072世帯 6,270人
松原二丁目 3,134世帯 4,753人
松原三丁目 3,058世帯 5,058人
松原四丁目 1,750世帯 3,514人
松原五丁目 3,277世帯 5,666人
松原六丁目 2,413世帯 4,253人
17,704世帯 29,514人

小・中学校の学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]

丁目 番地 小学校 中学校
松原一丁目 全域 世田谷区立松原小学校 世田谷区立梅丘中学校
松原二丁目 全域
松原三丁目 全域 世田谷区立松沢小学校 世田谷区立松沢中学校
松原四丁目 全域
松原五丁目 全域 世田谷区立松原小学校 世田谷区立梅丘中学校
松原六丁目 11~43番
その他 世田谷区立代田小学校

交通

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鉄道

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明大前駅 駅舎(2011年9月)

他、北東端部は京王線代田橋駅に、南東端部は小田急線梅ヶ丘駅に、南西端部は小田急線豪徳寺駅・世田谷線山下駅にも近い。

路線バス

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  • 渋54 渋谷駅 - 梅ヶ丘駅 - 光明学校前[7] - 松原[8] - 経堂駅
  • 梅01 梅ヶ丘駅 - 光明学校前[7] - 松原[8] - 経堂駅 - 希望ヶ丘団地 - 千歳船橋駅
  • 梅02 梅ヶ丘駅 - 光明学校前[7] - 松原[8] - 経堂駅

道路

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首都高速4号新宿線が通っており、永福出入口が設置されている。

また幹線道路は国道20号に接し、赤堤通りが通る。なお、補助54号線の既開通区間もあるが、区間が短く、他の道路との接続状況とも相まって、幹線道路としての機能は弱い。

施設

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ゆかりのある人物

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脚注

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  1. ^ a b c 世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ 『ふるさと世田谷を語る 上北沢・桜上水・赤堤・松原』世田谷区、1996年、107頁。 
  5. ^ 斎藤茂吉と青山脳病院再建 小泉博明 日本大学大学院総合社会情報研究科紀要 No.10 (2009)
  6. ^ 通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。
  7. ^ a b c 赤堤通り上・光明学園交差点付近(上り(梅ヶ丘駅・渋谷駅方面):松原6-38先、下り(経堂駅・千歳船橋駅方面):松原6-39先)にある。
  8. ^ a b c 赤堤通り上・松原六丁目交差点付近にあり、世田谷線松原駅とは800m程度離れた場所にある。上り(梅ヶ丘駅・渋谷駅方面)の停留所は、かつては松原六丁目交差点の直近(松原6-35先)に存在したが、うめとぴあ(世田谷区立保健医療福祉総合プラザ)設立時にその正面(松原6-37先)に90mほど移設されている。なお、下り(経堂駅・千歳船橋駅方面)の停留所は赤堤2-3先にあり、上りと下りの停留所は180m程度離れている。
  9. ^ 『人事興信録 第13版 上』イ127頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年8月7日閲覧。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。

関連項目

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外部リンク

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